「〇〇で打線組んでみた」シリーズ、今回のテーマは岡山県内のJRの駅です。新幹線も止まる岡山駅から、1日の乗車人員が0人の駅まで、県内のJRの駅は全部で123駅あります。
使ったのは、岡山県統計年報(令和6年)に載っている駅ごとの1日あたり乗車人員(2024年度)です。コロナ前の2019年度の数字とも比べて、「たくさん乗る駅」だけでなく「コロナ前より増えた駅」も打線に入れました。123駅の合計は1日189,645人で、2019年度(200,182人)の94.7%まで戻っています。
ちばける岡山駅だけで県内123駅の乗車人員の35.9%。4番は誰が見ても決まりですね。
- 岡山県のJRの駅で組んだスタメン9駅+投手陣+ベンチ
- 123駅の乗車人員ランキング(2024年度・1日あたり)
- コロナ前(2019年度)より乗る人が増えた駅
- 定期券の利用が多い駅、1日10人に満たない駅
岡山の駅で組んだスタメン発表
数字はすべて2024年度の1日あたり乗車人員(降りた人は含みません)です。「2019年度比」はコロナ前との比較です。
| 打順 | 守備 | 駅 | 1日の乗車人員 | 2019年度比 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番 | 中堅 | 北長瀬駅 山陽本線 | 4,925人(5位) | 104.5% | 伸び盛りの切り込み隊長 |
| 2番 | 二塁 | 児島駅 本四備讃線 | 4,587人(6位) | 100.7% | 定期以外の利用が半分近いつなぎ役 |
| 3番 | 右翼 | 倉敷駅 山陽本線 | 18,076人(2位) | 92.8% | 県内2位。観光も通勤も打てる好打者 |
| 4番 | 一塁 | 岡山駅 新幹線・山陽本線 | 68,050人(1位) | 98.2% | 県内123駅の35.9%を1駅で稼ぐ主砲 |
| 5番 | 指名打者 | 新倉敷駅 新幹線・山陽本線 | 7,056人(3位) | 91.3% | 新幹線も止まる県内3位 |
| 6番 | 左翼 | 中庄駅 山陽本線 | 6,871人(4位) | 86.4% | 県内4位の勝負強い中軸 |
| 7番 | 三塁 | 茶屋町駅 宇野線 | 3,771人(10位) | 97.9% | 宇野線と瀬戸大橋線が分かれる要 |
| 8番 | 捕手 | 西大寺駅 赤穂線 | 3,386人(11位) | 93.3% | 定期率8割近い堅実派 |
| 9番 | 遊撃 | 大元駅 宇野線 | 2,004人(19位) | 109.1% | コロナ前を1割上回る伸び |
1番から9番まで、選んだ理由
1番・中堅 北長瀬駅(4,925人・5位)
切り込み隊長は北長瀬駅。乗車人員は4,925人で県内5位ですが、注目はコロナ前との比較です。2019年度の4,715人から104.5%に増えていて、上位10駅の中でコロナ前を上回ったのは北長瀬と児島の2駅だけ。勢いのある1番打者です。
2番・二塁 児島駅(4,587人・6位)
2番は瀬戸大橋線の児島駅。4,587人で県内6位、2019年度比は100.7%とコロナ前を上回りました。乗車人員のうち定期券以外(普通乗車券など)が47.2%と、1日1,000人以上の駅では岡山駅に次いで高い割合です。通勤・通学だけに頼らない、器用なつなぎ役です。
3番・右翼 倉敷駅(18,076人・2位)
3番は倉敷駅。1日18,076人は岡山駅に次ぐ県内2位で、3位の新倉敷(7,056人)の2.5倍以上です。定期券以外の利用が42.2%と多めなのは、美観地区などへの観光客の利用もあるからでしょう。ただし2019年度比は92.8%と、まだコロナ前には戻っていません。


4番・一塁 岡山駅(68,050人・1位)
4番はもちろん岡山駅。1日68,050人は2位の倉敷の約3.8倍で、県内123駅の合計(189,645人)の35.9%を1駅で占めます。上位10駅まで合わせると65.9%です。統計年報では新幹線と山陽本線の両方に同じ68,050人が載っていて、駅全体の乗車人員とみられます。2019年度比は98.2%で、ほぼコロナ前の水準です。


5番・指名打者 新倉敷駅(7,056人・3位)
5番DHは、岡山県内で岡山駅のほかに唯一新幹線が止まる新倉敷駅。7,056人で県内3位です。2019年度比は91.3%でした。
6番・左翼 中庄駅(6,871人・4位)
6番は倉敷市の中庄駅。6,871人で県内4位と、在来線だけの駅では倉敷に次ぐ多さです。ただ、2019年度(7,952人)からの戻りは86.4%と、上位10駅でいちばん低い数字でした。
7番・三塁 茶屋町駅(3,771人・10位)
7番は宇野線(宇野みなと線)と本四備讃線(瀬戸大橋線)が分かれる茶屋町駅。3,771人で県内10位、2019年度比97.9%です。打線の中継点を任せます。
8番・捕手 西大寺駅(3,386人・11位)
捕手は赤穂線の西大寺駅。3,386人のうち定期券の利用が78.9%と、1日1,000人以上の35駅の中で5番目に高い比率です。毎日きっちり通う人に支えられた、堅実な女房役です。
9番・遊撃 大元駅(2,004人・19位)
9番は岡山市北区、宇野線の大元駅。2,004人とまだ県内19位ですが、2019年度の1,837人から109.1%に増えました。2019年度に500人以上いた駅で、コロナ前を上回ったのは6駅だけ。その中で2番目の伸び率です。
投手陣とベンチ入りメンバー
| 役割 | 駅 | データ | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 先発 | 津山駅 | 1,886人(22位) | 姫新線22駅で最多。県北の柱 |
| 中継ぎ | 総社駅 | 3,319人(13位) | 伯備線と吉備線が集まる |
| 抑え | 備中高梁駅 | 1,603人(25位) | 伯備線の主要駅。2019年度比は85.4% |
| 代打 | 熊山駅 | 1,135人(定期率90.0%) | 1,000人以上の駅で定期率1位 |
| 代走 | 吉備津駅 | 664人(2019年度比109.8%) | コロナ前比の伸び率1位 |
| 秘密兵器 | 布原駅 | 0人 | 1日平均が1人に届かない県内最少 |
先発は県北から津山駅。姫新線の22駅の中ではいちばん多い1,886人です。代打の熊山駅(赤磐市)は、乗車人員の90.0%が定期券。1日1,000人以上の35駅で最も高く、ほぼ毎日同じ人が乗っている「通学・通勤の神様」です。
代走は吉備線の吉備津駅。605人→664人で、2019年度に500人以上いた駅の中で伸び率1位(109.8%)でした。そして秘密兵器は伯備線の布原駅。統計年報の1日平均は0人(1人に満たない)で、県内123駅でいちばん少ない駅です。
岡山県のJR駅 乗車人員ランキング(2024年度)
123駅の上位15駅です。人数は1日あたりの乗車人員で、*は駅員のいない駅です。
| 順位 | 駅 | 乗車人員 | 2019年度比 |
|---|---|---|---|
| 1 | 岡山 | 68,050人 | 98.2% |
| 2 | 倉敷 | 18,076人 | 92.8% |
| 3 | 新倉敷 | 7,056人 | 91.3% |
| 4 | 中庄 | 6,871人 | 86.4% |
| 5 | 北長瀬 | 4,925人 | 104.5% |
| 6 | 児島 | 4,587人 | 100.7% |
| 7 | 庭瀬* | 3,997人 | 92.1% |
| 8 | 東岡山 | 3,814人 | 96.0% |
| 9 | 西川原* | 3,807人 | 98.3% |
| 10 | 茶屋町 | 3,771人 | 97.9% |
| 11 | 西大寺 | 3,386人 | 93.3% |
| 12 | 高島 | 3,337人 | 94.0% |
| 13 | 総社 | 3,319人 | 94.7% |
| 14 | 笠岡 | 2,907人 | 86.1% |
| 15 | 西阿知* | 2,869人 | 90.1% |
1日10人に届かない駅は11駅
反対に、1日の乗車人員が100人未満の駅は46駅、10人未満は11駅ありました。少ない順に、布原(0人)、坂根(1人)、岩山(3人)、足立(4人)、市岡(4人)、新郷(5人)、知和(6人)、美作河井(6人)、備中神代(7人)、矢神(7人)、丹治部(9人)です。ほとんどが伯備線・芸備線・姫新線・因美線など県北の山あいを走る路線の駅です。
駅員のいない駅は123駅中104駅
統計年報で「駅員無配置駅」の印が付いている駅は104駅(84.6%)。2019年度版と比べると、金光・妹尾・清音・備中高松・長船・邑久・法界院・金川の8駅が新たに無人駅になっていました。
よくある質問
- 岡山県でいちばん乗る人が多い駅は?
-
岡山駅です。2024年度の1日あたり乗車人員は68,050人で、2位の倉敷駅(18,076人)の約3.8倍です(岡山県統計年報)。
- 岡山県で乗る人がいちばん少ない駅は?
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伯備線の布原駅で、2024年度の1日平均は0人(1人未満)でした。次いで坂根駅(1人)、岩山駅(3人)です。
- 岡山県のJRの利用者はコロナ前に戻った?
-
県内123駅の合計は2024年度が1日189,645人で、2019年度(200,182人)の94.7%です。北長瀬・児島・大元など、コロナ前を上回った駅もあります。
- 岡山県のJRの駅はいくつありますか?
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岡山県統計年報に載っているJRの旅客駅は123駅です(新幹線と在来線で重複する岡山・新倉敷は1駅として数えています)。
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※数字は統計年報の1日あたり乗車人員(資料:JR西日本中国統括本部)。降車人数は含みません。2019年度比は令和元年版の同じ表との比較です。


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