「岡山県から出ていく人と入ってくる人、どちらが多いの?」「若い人はどこへ行っているの?」——総務省統計局の「住民基本台帳人口移動報告 2025年(令和7年)結果」の統計表ファイルを読み込み、岡山県27市町村の転入超過・転出超過を、2025年国勢調査の人口で割って人口1,000人あたりに直したランキングを作りました。
あわせて、年齢5歳階級別の転出超過(20〜24歳の流出)、どの都道府県へ出てどこから来たのか(都道府県間の移動)、過去14年の推移、2026年1〜9月の最新の動きもまとめています。数字は2026年10月27日時点で公表されている確定値・月報です。
ちばける2025年は県外から27,712人が来て、33,306人が出ていきました。差し引き5,594人の転出超過で、その半分以上が20〜24歳です。
- 2025年の岡山県は、県外からの転入27,712人・県外への転出33,306人で、5,594人の転出超過(前年5,583人とほぼ同じ)
- 転出超過の数は全国で多いほうから9番目。人口1,000人あたりでは−3.10人で17番目
- 27市町村のうち転入超過は5市町。人口1,000人あたりの1位は浅口市(+4.51人)、2位早島町、3位総社市
- 20〜24歳だけで2,910人の転出超過=全体の52.0%。15〜29歳まで広げると88.8%
- 出ていく先は大阪府・広島県・東京都・兵庫県の順。差し引きでは東京都(−1,403人)・大阪府(−1,290人)・兵庫県(−1,085人)に多く出ている
- 一方、広島県・香川県など中国・四国の8県すべてに対しては転入超過(計+915人)
- 日本人の転出超過は2012年を最後に13年続き、2016〜2025年の10年で計31,568人
2025年の岡山県は5,594人の転出超過
住民基本台帳人口移動報告は、市区町村に出された転入届をもとに、都道府県・市町村をまたぐ引っ越しの数を集計した統計です(総務省統計局 2025年結果)。2025年の岡山県の数字は次のとおりです。
| 区分 | 県外から転入 | 県外へ転出 | 差し引き |
|---|---|---|---|
| 全体(日本人+外国人) | 27,712人 | 33,306人 | −5,594人 |
| うち日本人 | 24,072人 | 28,240人 | −4,168人 |
| うち外国人 | 3,640人 | 5,066人 | −1,426人 |
| (参考)2024年の全体 | 27,955人 | 33,538人 | −5,583人 |
- 1日あたりにすると、県外へ約91人が出ていき、約76人が入ってくる計算です。差は1日あたり約15人
- 転出は転入の1.2倍。前年と比べると転入は243人、転出は232人減り、差し引きは11人の拡大でほぼ横ばいでした
- 県内の市町村をまたぐ引っ越しは21,253人(岡山市内の区をまたぐ9,283人を除く)でした
海外との出入りを足すと「社会減」は1,412人
上の表は国内の都道府県間の移動だけです。総務省はこれに海外との出入りなどを加えた「社会増減」も公表しています(都道府県別社会増減数(2025年))。岡山県は国外からの転入が10,462人、国外への転出が5,186人で、国外との差は+5,276人の転入超過でした。国外からの転入のうち9,287人(88.8%)は外国人です。
国内の転出超過5,594人に、国外との差(+5,276人)、移動前の住所地が分からない人(+178人)を足し、職権消除など(1,272人)を引くと、2025年の社会増減は−1,412人(前年−1,204人)です。国内では人が出ていき、その穴の一部を海外からの転入(主に外国人)が埋めている形です。
全国で転出超過が9番目に多い|人口あたりでは17番目
2025年に転入超過だったのは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・福岡県・滋賀県の7都府県だけで、残り40道県は転出超過です。転出超過の人数は広島県(9,921人)が全国最多で、岡山県は9番目でした。
ただ、人口の多い県ほど人数も大きくなります。そこで各都道府県の転入超過数を2025年国勢調査の人口で割り、人口1,000人あたりに直して並べ直しました。
| 県 | 転入超過数 | 人口1,000人あたり | 全国順位(流出の多い順) |
|---|---|---|---|
| 高知県 | −2,917人 | −4.54人 | 2位 |
| 愛媛県 | −5,694人 | −4.52人 | 3位 |
| 山口県 | −4,907人 | −3.89人 | 9位 |
| 鳥取県 | −2,028人 | −3.88人 | 10位 |
| 広島県 | −9,921人 | −3.70人 | 11位 |
| 徳島県 | −2,447人 | −3.63人 | 12位 |
| 岡山県 | −5,594人 | −3.10人 | 17位 |
| 島根県 | −1,721人 | −2.74人 | 21位 |
| 香川県 | −2,238人 | −2.47人 | 23位 |
- 岡山県は人口1,000人あたり−3.10人で、全国で流出の多いほうから17番目。中国・四国9県のなかでは、香川県・島根県に次いで流出が小さいほうです
- 全国で最も流出率が高いのは長崎県(−4.55人)。中国・四国では高知県(−4.54人)・愛媛県(−4.52人)が大きく、広島県も−3.70人で岡山県より流出率が高くなっています
市町村別の転入超過ランキング|1位は浅口市
次は県内27市町村です。市町村の「転入」「転出」には、県外との移動に加えて県内のほかの市町村との引っ越しも入ります。たとえば岡山市から総社市へ引っ越すと、岡山市は転出1人、総社市は転入1人です(e-Stat 第11-1〜11-3表)。
差し引き(転入超過数)を2025年10月1日の国勢調査人口で割り、人口1,000人あたりの転入超過数で並べました。プラスは入ってくる人のほうが多い、マイナスは出ていく人のほうが多い、という意味です。
| 順位 | 市町村 | 転入 | 転出 | 転入超過 | 1,000人あたり | 2024年の転入超過 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 浅口市 | 875 | 738 | +137 | +4.51 | −59 |
| 2 | 早島町 | 439 | 387 | +52 | +4.14 | +17 |
| 3 | 総社市 | 2,431 | 2,191 | +240 | +3.49 | +75 |
| 4 | 鏡野町 | 353 | 336 | +17 | +1.53 | −70 |
| 5 | 吉備中央町 | 340 | 339 | +1 | +0.10 | −15 |
| 6 | 倉敷市 | 11,501 | 12,310 | −809 | −1.75 | −679 |
| 7 | 赤磐市 | 1,062 | 1,149 | −87 | −2.13 | −93 |
| 8 | 岡山市 | 20,493 | 22,297 | −1,804 | −2.55 | −2,021 |
| 9 | 美咲町 | 290 | 323 | −33 | −2.85 | −77 |
| 10 | 久米南町 | 94 | 107 | −13 | −3.22 | −26 |
| 11 | 和気町 | 341 | 384 | −43 | −3.49 | −50 |
| 12 | 勝央町 | 318 | 364 | −46 | −4.44 | −32 |
| 13 | 矢掛町 | 291 | 353 | −62 | −5.02 | +16 |
| 14 | 里庄町 | 274 | 328 | −54 | −5.18 | −33 |
| 15 | 津山市 | 2,452 | 2,955 | −503 | −5.44 | −425 |
| 16 | 美作市 | 590 | 725 | −135 | −5.84 | −189 |
| 17 | 井原市 | 732 | 969 | −237 | −6.71 | −217 |
| 18 | 真庭市 | 793 | 1,060 | −267 | −6.95 | −256 |
| 19 | 玉野市 | 1,188 | 1,566 | −378 | −7.28 | −184 |
| 20 | 瀬戸内市 | 1,075 | 1,335 | −260 | −7.50 | −126 |
| 21 | 笠岡市 | 975 | 1,330 | −355 | −8.61 | −129 |
| 22 | 備前市 | 711 | 997 | −286 | −9.99 | −223 |
| 23 | 高梁市 | 607 | 874 | −267 | −10.45 | −333 |
| 24 | 新見市 | 497 | 771 | −274 | −11.02 | −277 |
| 25 | 西粟倉村 | 37 | 57 | −20 | −16.08 | +9 |
| 26 | 奈義町 | 189 | 277 | −88 | −17.30 | −169 |
| 27 | 新庄村 | 17 | 37 | −20 | −28.01 | −17 |
| 岡山県計 | 48,965 | 54,559 | −5,594 | −3.10 | −5,583 |
※転入・転出は県内のほかの市町村との移動を含みます(岡山市は市内の区をまたぐ移動を除く)。県計の転入・転出は27市町村の合計で、県内の移動が両方に入るため、県外との移動(上の表)より大きくなります。
- 転入超過は浅口市(+137人)・早島町(+52人)・総社市(+240人)・鏡野町(+17人)・吉備中央町(+1人)の5市町だけでした
- 総社市は人数でも県内最多の+240人で、2024年(+75人)から2年続けて転入超過です。早島町も2年連続
- 浅口市は2024年の−59人から+137人へ、前年からの改善幅(+196人)は岡山市(+217人)に次ぐ大きさでした。ただし浅口市の+137人のうち+75人は外国人です。逆に悪化が大きかったのは笠岡市(−226人)と玉野市(−194人)です
- 人数で最も出ていったのは岡山市(−1,804人)と倉敷市(−809人)で、2市で県全体の46.7%。ただし人口あたりでは岡山市−2.55人、倉敷市−1.75人と、県平均(−3.10人)より流出は小さめです
- 人口1,000人あたり−10人を下回ったのは高梁市・新見市と、新庄村・奈義町・西粟倉村の5市町村。人口の少ない村では数十人の移動でも率が大きく動く点には注意が必要です
岡山市の4区
岡山市の区ごとの数字です。区の転入・転出には、市内のほかの区との引っ越しも含みます。
| 区 | 人口(2025年) | 転入超過 | 1,000人あたり | 2024年 |
|---|---|---|---|---|
| 北区 | 310,929人 | −1,281人 | −4.12 | −1,035人 |
| 中区 | 145,151人 | −53人 | −0.37 | −246人 |
| 東区 | 88,572人 | −206人 | −2.33 | −328人 |
| 南区 | 162,735人 | −264人 | −1.62 | −412人 |
4区すべてが転出超過で、最も大きいのは北区(−1,281人)です。ただ北区は日本人だけで見ると+408人の転入超過で、外国人の−1,689人が全体を押し下げています(次の項目)。
日本人と外国人に分けると見え方が変わる
総務省の表は、日本人と外国人を分けた数字も出しています。主な市で分けると次のとおりです。
| 市 | 転入超過(全体) | うち日本人 | うち外国人 | 外国人の海外との出入り(参考) |
|---|---|---|---|---|
| 岡山市 | −1,804人 | −157人 | −1,647人 | +3,266人 |
| 倉敷市 | −809人 | −763人 | −46人 | +982人 |
| 津山市 | −503人 | −616人 | +113人 | +81人 |
| 総社市 | +240人 | +187人 | +53人 | +259人 |
| 瀬戸内市 | −260人 | +8人 | −268人 | +347人 |
| 浅口市 | +137人 | +62人 | +75人 | −22人 |
- 岡山市の日本人は−157人とほぼ均衡で、市全体の転出超過1,804人の大半は外国人の国内移動(−1,647人)です
- その一方、岡山市に海外から転入した外国人は4,750人で、海外へ転出した外国人(1,484人)を3,266人上回っています。海外から岡山市に来た外国人の一部が、その後ほかの市町村・都道府県へ移っているとみられます
- 瀬戸内市も日本人は+8人の転入超過で、外国人の−268人が全体をマイナスにしています
- 「外国人の海外との出入り」は、外国人の国外からの転入者数から国外への転出者数を引いた値で、国内の転入超過とは別の数字です(第1-2表)
20〜24歳だけで2,910人の転出超過|全体の52.0%
県外との移動を年齢5歳階級別に見ると、転出超過は若い世代に集中しています(第3-3表 年齢(5歳階級)、男女別転入超過数)。
| 年齢 | 転入超過(全体) | 男性 | 女性 |
|---|---|---|---|
| 0〜14歳 | −196人 | −148人 | −48人 |
| 15〜19歳 | −615人 | −345人 | −270人 |
| 20〜24歳 | −2,910人 | −1,306人 | −1,604人 |
| 25〜29歳 | −1,443人 | −636人 | −807人 |
| 30〜44歳 | −784人 | −398人 | −386人 |
| 45〜64歳 | +297人 | +178人 | +119人 |
| 65〜74歳 | +172人 | +121人 | +51人 |
| 75歳以上 | −115人 | −37人 | −78人 |
| 合計 | −5,594人 | −2,571人 | −3,023人 |
- 20〜24歳が−2,910人で、転出超過全体(5,594人)の52.0%。大学卒業・就職の年齢です。25〜29歳(−1,443人)、15〜19歳(−615人)を加えた15〜29歳で4,968人=88.8%になります
- 20〜24歳の転出超過は2024年(−2,927人)とほぼ同じ規模で、全国でも多いほうから9番目でした
- 20〜24歳では女性(−1,604人)が男性(−1,306人)より多く出ています。全年齢でも女性−3,023人、男性−2,571人です
- 逆に45〜74歳はすべての5歳階級で転入超過(合計+469人)。Uターンや定年前後の移住が考えられますが、統計から理由までは分かりません
- 20〜24歳の内訳は日本人−2,471人、外国人−439人です
市町村別に見ても、20〜24歳が転入超過になった市町村は27のうち1つもありません。人数が最も大きいのは岡山市(−731人)・倉敷市(−343人)・津山市(−215人)で、岡山市は市全体の転出超過の40.5%を20〜24歳が占めています。
どこへ出て、どこから来た?都道府県別の移動
岡山県と他の都道府県との間の移動を、相手先ごとに集計しました(第2表 移動前の住所地別都道府県間移動者数)。転出の多い順です。
| 相手の都道府県 | 岡山から転出 | 岡山へ転入 | 差し引き |
|---|---|---|---|
| 大阪府 | 4,358人 | 3,068人 | −1,290人 |
| 広島県 | 4,302人 | 4,575人 | +273人 |
| 東京都 | 3,574人 | 2,171人 | −1,403人 |
| 兵庫県 | 3,392人 | 2,307人 | −1,085人 |
| 神奈川県 | 1,608人 | 1,016人 | −592人 |
| 福岡県 | 1,446人 | 1,042人 | −404人 |
| 愛知県 | 1,321人 | 970人 | −351人 |
| 香川県 | 1,281人 | 1,405人 | +124人 |
| 京都府 | 1,074人 | 727人 | −347人 |
| 千葉県 | 929人 | 828人 | −101人 |
| 愛媛県 | 817人 | 950人 | +133人 |
| 埼玉県 | 855人 | 631人 | −224人 |
- 転出先の1位は大阪府(4,358人)、2位は広島県(4,302人)、3位東京都、4位兵庫県。上位4都府県で転出の46.9%を占めます
- 転入元の1位は広島県(4,575人)。広島県とは出入りがともに多く、差し引きでは岡山県が+273人の転入超過です
- 差し引きで最も多く出ているのは東京都(−1,403人)、次いで大阪府(−1,290人)、兵庫県(−1,085人)
- 東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)へは−2,320人、関西(大阪・兵庫・京都・奈良)へは−2,791人。関西への流出のほうが東京圏より大きいのが岡山の特徴です
- 一方、鳥取・島根・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知の8県に対しては、すべて岡山県の転入超過(合計+915人)でした
20〜24歳はどこへ?
年齢別×相手先別の表(第8-3表)で20〜24歳だけを取り出すと、大阪府−799人、東京都−793人、兵庫県−422人、神奈川県−357人でした。東京圏と関西の8都府県だけで−2,679人、20〜24歳の転出超過の92.1%にあたります。広島県に対しては20〜24歳でも+130人の転入超過です。
過去14年の推移|転出超過は13年連続
総務省の長期時系列表(住民基本台帳人口移動報告 長期時系列表)から、岡山県の日本人の転入・転出を並べました。外国人を含む集計は2014年からしかないため、長く比べられる日本人の数字を使っています。
| 年 | 転入(日本人) | 転出(日本人) | 転入超過 |
|---|---|---|---|
| 2012年 | 30,173 | 29,769 | +404 |
| 2013年 | 28,929 | 29,652 | −723 |
| 2014年 | 28,900 | 29,282 | −382 |
| 2015年 | 29,352 | 30,602 | −1,250 |
| 2016年 | 28,054 | 30,027 | −1,973 |
| 2017年 | 27,554 | 29,736 | −2,182 |
| 2018年 | 27,028 | 30,351 | −3,323 |
| 2019年 | 27,045 | 30,311 | −3,266 |
| 2020年 | 27,074 | 29,057 | −1,983 |
| 2021年 | 26,216 | 29,098 | −2,882 |
| 2022年 | 26,002 | 29,507 | −3,505 |
| 2023年 | 25,298 | 29,568 | −4,270 |
| 2024年 | 24,724 | 28,740 | −4,016 |
| 2025年 | 24,072 | 28,240 | −4,168 |
- 最後に転入超過だったのは2012年(+404人)。2013年から13年連続で転出超過です
- 転出超過が最も大きかったのは2023年(−4,270人)で、2025年の−4,168人はそれに次ぐ水準です
- 2015年と比べると、転入は-18.0%減ったのに対し、転出は-7.7%減にとどまっています。出ていく人が減るより速く、入ってくる人が減っていることが、転出超過が広がった理由です
- 2016〜2025年の10年間の転出超過は合計31,568人。2025年の県人口の約1.75%にあたります
- 2020年はコロナ禍で転出が減り、転出超過も一時的に縮みました
2026年は1〜9月で5,029人の転出超過
総務省は毎月の速報(月報)も出しています(住民基本台帳人口移動報告 月次結果)。2026年1月〜9月の月報9か月分の「他都道府県からの転入者数」「他都道府県への転出者数」(外国人を含む)を足すと、次のようになりました。
| 期間 | 転入 | 転出 | 差し引き |
|---|---|---|---|
| 2026年1〜9月 | 23,433人 | 28,462人 | −5,029人 |
| 2025年1〜9月 | 23,116人 | 28,086人 | −4,970人 |
- 2026年は前年同期より59人多い転出超過で、ほぼ同じペースです
- 3月だけで転出8,419人・転入6,220人。3〜4月の2か月で1〜9月の転出超過の66.1%を占め、進学・就職・転勤の時期に集中しています
- 月報の数字は、年報(確定値)とわずかに異なることがあります。2025年の年間の結果は2026年2月3日に公表されました(市町村別は4月23日)
この記事の計算方法と注意点
- 移動者数は総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告 2025年(令和7年)結果」の統計表ファイル(e-Stat、2026年2月3日・4月23日公表)から取りました
- 人口1,000人あたりの転入超過数=転入超過数÷2025年国勢調査の人口(10月1日現在、第1-1表)×1,000。都道府県・市町村とも同じ方法です
- 市町村の転入・転出は「他市区町村からの転入者数」「他市区町村への転出者数」(第11-1・11-2表)で、県内の移動を含みます。岡山市は市としての数字にするため、市内の区間移動(9,283人)を第10表で確認して差し引きました
- 住民基本台帳の届出にもとづくため、住民票を移さずに進学・単身赴任した人は数字に入りません
- 順位・割合・合計・1日あたりの人数などは、上記の表から筆者が計算しました
岡山県の人口移動でよくある質問
- 2025年の岡山県は転入と転出、どちらが多かったですか?
-
転出のほうが多く、県外からの転入27,712人に対して県外への転出が33,306人で、5,594人の転出超過でした(総務省・住民基本台帳人口移動報告)。
- 岡山県で転入超過になった市町村はどこですか?
-
2025年は浅口市・早島町・総社市・鏡野町・吉備中央町の5市町です。人口1,000人あたりでは浅口市(+4.51人)が1位、人数では総社市(+240人)が最多でした。
- 岡山県から出ていくのはどの年代が多いですか?
-
20〜24歳です。2025年は20〜24歳だけで2,910人の転出超過で、全体の52.0%を占めました。45〜74歳はわずかに転入超過です。
- 岡山県から一番多く引っ越す先はどこですか?
-
転出者数では大阪府(4,358人)が最多で、広島県・東京都・兵庫県が続きます。転入と差し引きした流出では東京都(−1,403人)が最も大きくなります。
- 岡山県の転出超過は全国で何位ですか?
-
2025年の転出超過数は全国で多いほうから9番目です。人口1,000人あたりに直すと−3.10人で、流出の多いほうから17番目でした(国勢調査2025の人口で計算)。
- 2026年の岡山県の人口移動はどうなっていますか?
-
総務省の月報を合計すると、2026年1〜9月は5,029人の転出超過で、前年同期(4,970人)とほぼ同じペースです。
まとめ
- 2025年の岡山県は県外との移動で5,594人の転出超過(全国9番目、人口あたり17番目)
- 転入超過は浅口市・早島町・総社市・鏡野町・吉備中央町の5市町。人口あたりの流出は新庄村・奈義町・西粟倉村・新見市・高梁市で大きい
- 20〜24歳が転出超過の52.0%。女性の流出が男性より多い
- 流出先は東京都・大阪府・兵庫県。関西への流出が東京圏より大きく、中国・四国8県からは転入超過
- 日本人の転出超過は2013年から13年連続。転入の減り方が転出より速い
- 2026年も1〜9月で5,029人の転出超過と、前年並みのペース
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※人口1,000人あたりの値・順位・割合・合計などは、上記の資料から筆者が計算しました。最新の数字は総務省統計局・e-Statで確認してください。


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