岡山県の27市町村で、住んでいる人の所得がいちばん高いのはどこでしょうか。総務省の「市町村税課税状況等の調」(令和7年度)から、住民税の所得割を納めている人1人あたりの課税対象所得を市町村ごとに計算すると、1位は岡山市の361.0万円、2位は倉敷市の344.8万円、3位は早島町の331.9万円でした。
この記事では、27市町村のランキングに加えて、5年前(令和2年度)・9年前(平成28年度)からの伸び率、全国1,741市区町村の中での順位、岡山県の都道府県順位の推移を、元の統計表から自分で計算しました。あわせて、厚生労働省の賃金統計や国税庁の平均給与など「年収」として報じられる数字との違いと、最低賃金1,104円との関係も整理します(2026年10月25日時点)。
ちばける「平均年収」と書かれた数字は、元の統計によって意味がまったく違います。この記事の数字は、給与や年金から控除を引いたあとの「所得」です。
- 1人あたり課税対象所得の1位は岡山市361.0万円、27位の久米南町274.5万円との差は86.5万円
- 岡山県全体は335.1万円で全国平均387.5万円の86.5%。都道府県では24位(中国地方では広島県に次ぐ2位)
- 全国1,741市区町村の中で上位半分に入るのは7市町。残る20市町村は全国の下半分
- 5年間の伸びは鏡野町+16.2%・井原市+14.8%が大きく、県全体は+9.7%で全国+12.7%に届かず
- 賃金統計の岡山の所定内給与は月300.6千円(全国29位)。最低賃金1,104円で同じ時間働くと、その59.9%
この記事の「平均所得」は何の数字か
ランキングに使ったのは、総務省が毎年まとめている「市町村税課税状況等の調」の第11表(市町村別)です(総務省 令和7年度 市町村税課税状況等の調)。市町村ごとに課税対象所得と所得割の納税義務者数が載っていて、前者を後者で割ると「住民税の所得割を納めている人1人あたりの所得」になります。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 課税対象所得 | 給与・年金・事業などの所得の合計(総所得金額等)に、分離課税の譲渡所得や株式の所得などを足したもの。給与なら給与所得控除を引いたあと、扶養控除などの所得控除を引く前の金額 |
| 所得割の納税義務者数 | 住民税の所得割を納める人の数。所得が少なく住民税がかからない人、均等割だけの人は入らない |
| 令和7年度 | 2025年度に課税された住民税=2024年1〜12月の所得が対象。課税状況は2025年7月1日時点 |
- つまり「年収」そのものではありません。たとえば給与だけで年収500万円の人は、給与所得控除144万円を引いた356万円が所得になります(2024年分の給与所得控除。国税庁 No.1410)
- 分母は「住民税の所得割を払っている人」なので、住民全員の平均でもありません。所得の低い人や子ども、専業主婦(夫)は分母に入りません
- 年金で暮らす人や自営業の人も、所得割を納めていれば分母と分子に入ります。高齢の人が多い町ほど、年金の所得が平均を下げやすくなります
- 計算は、総務省の市町村別ファイル(J51-25-b.xlsx)の「市町村民税」の行を使い、課税対象所得(千円)×1,000÷所得割の納税義務者数で出しました
岡山県27市町村の平均所得ランキング(令和7年度)
27市町村を1人あたり課税対象所得の高い順に並べました。全国順位は、東京23区を含む全国1,741市区町村の中での順位を自分で並べ替えたものです。伸び率は、同じ方法で計算した令和2年度・平成28年度の値と比べています。
| 順位 | 市町村 | 1人あたり課税対象所得 | 納税義務者数 | 全国順位 | 5年前比 | 9年前比 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 岡山市 | 361.0万円 | 344,679人 | 285位 | +9.2% | +11.2% |
| 2 | 倉敷市 | 344.8万円 | 231,143人 | 408位 | +10.2% | +14.2% |
| 3 | 早島町 | 331.9万円 | 6,188人 | 542位 | +8.6% | +11.6% |
| 4 | 鏡野町 | 323.1万円 | 5,415人 | 655位 | +16.2% | +18.3% |
| 5 | 井原市 | 321.3万円 | 16,890人 | 686位 | +14.8% | +19.8% |
| 6 | 津山市 | 314.3万円 | 45,352人 | 801位 | +10.3% | +13.7% |
| 7 | 総社市 | 312.0万円 | 33,583人 | 832位 | +9.1% | +12.2% |
| 8 | 里庄町 | 304.4万円 | 5,219人 | 958位 | +3.5% | +9.9% |
| 9 | 玉野市 | 301.1万円 | 25,339人 | 1,012位 | +10.1% | +12.7% |
| 10 | 瀬戸内市 | 299.6万円 | 17,259人 | 1,034位 | +8.0% | +11.7% |
| 11 | 浅口市 | 295.9万円 | 15,154人 | 1,093位 | +9.4% | +11.1% |
| 12 | 笠岡市 | 294.8万円 | 20,315人 | 1,116位 | +8.8% | +9.2% |
| 13 | 赤磐市 | 293.9万円 | 19,532人 | 1,134位 | +7.6% | +8.6% |
| 14 | 備前市 | 290.2万円 | 14,096人 | 1,202位 | +10.2% | +13.1% |
| 15 | 高梁市 | 287.6万円 | 12,023人 | 1,257位 | +7.5% | +8.8% |
| 16 | 勝央町 | 287.4万円 | 4,957人 | 1,262位 | +8.0% | +10.9% |
| 17 | 新見市 | 282.0万円 | 12,057人 | 1,359位 | +8.2% | +12.6% |
| 18 | 真庭市 | 281.2万円 | 18,626人 | 1,373位 | +9.3% | +14.1% |
| 19 | 和気町 | 280.7万円 | 5,578人 | 1,386位 | +8.6% | +11.6% |
| 20 | 奈義町 | 280.2万円 | 2,535人 | 1,393位 | +10.0% | +15.5% |
| 21 | 矢掛町 | 278.9万円 | 6,078人 | 1,418位 | +8.7% | +9.5% |
| 22 | 美咲町 | 278.2万円 | 5,297人 | 1,428位 | +8.6% | +15.1% |
| 23 | 新庄村 | 275.9万円 | 305人 | 1,468位 | +8.6% | +8.4% |
| 24 | 美作市 | 275.7万円 | 10,941人 | 1,474位 | +10.1% | +13.5% |
| 25 | 吉備中央町 | 275.4万円 | 4,351人 | 1,480位 | +2.7% | +8.1% |
| 26 | 西粟倉村 | 275.1万円 | 584人 | 1,484位 | +9.5% | +17.9% |
| 27 | 久米南町 | 274.5万円 | 1,808人 | 1,501位 | +9.4% | +10.9% |
全国の上位半分(870位以内)に入ったのは、岡山市・倉敷市・早島町・鏡野町・井原市・津山市・総社市の7市町です。残る20市町村は全国の下半分で、最下位の久米南町は1,501位でした。
※5年前比=令和2年度(2019年の所得)比、9年前比=平成28年度(2015年の所得)比。総務省のサイトで市町村別ファイルが公開されている最も古い年度が平成28年度のため、10年前ではなく9年前と比べています。
- 岡山市・倉敷市・早島町の上位3つは、5年前・9年前も同じ順番でした。早島町は岡山市と倉敷市にはさまれた、県内でいちばん面積の小さい町(7.62平方キロ)です
- 4位の鏡野町(323.1万円)と5位の井原市(321.3万円)は、ここ数年で順位を上げました。鏡野町は5年前の8位から4位、井原市は9年前の11位から5位です
- 下位はほとんど差がなく、18位の真庭市(281.2万円)から27位の久米南町(274.5万円)まで10市町村が6.7万円の幅に入っています
- いちばん順位を下げたのは吉備中央町で、5年前の14位から25位になりました。5年間の伸びが+2.7%と県内で最も小さかったためです
5年前・9年前からの伸び率ランキング
同じ計算を令和2年度と平成28年度でも行い、伸び率の大きい順に上位を並べました。岡山県全体は5年で+9.7%、9年で+12.7%です。
| 順位 | 5年前比(令和2→7年度) | 9年前比(平成28→令和7年度) |
|---|---|---|
| 1 | 鏡野町 +16.2% | 井原市 +19.8% |
| 2 | 井原市 +14.8% | 鏡野町 +18.3% |
| 3 | 津山市 +10.3% | 西粟倉村 +17.9% |
| 4 | 倉敷市 +10.2% | 奈義町 +15.5% |
| 5 | 備前市 +10.2% | 美咲町 +15.1% |
- 5年・9年のどちらでも鏡野町と井原市が上位2つに入りました。どちらも納税義務者の数はほとんど変わっておらず(鏡野町5,169人→5,415人、井原市16,973人→16,890人)、1人あたりの所得そのものが増えています
- 9年前比の3位は西粟倉村(+17.9%)。納税義務者584人の小さな村なので、数人の所得の変化でも平均が動きやすい点には注意が必要です
- 伸びが小さかったのは吉備中央町(5年+2.7%)と里庄町(5年+3.5%)。里庄町は9年前の5位から8位に下がりました
- 伸び率の理由(どの企業・業種の給与が上がったかなど)は、この統計からはわかりません。市町村単位の分析は公表されていないため、ここでは数字の動きだけを示しています
岡山県は全国24位|全国平均の86.5%
同じ第11表を都道府県ごとに足し上げて割ると、岡山県の1人あたり課税対象所得は335.1万円でした。全国(1,741市区町村の合計)は387.5万円で、岡山県はその86.5%、47都道府県の24位です。
| 都道府県 | 1人あたり課税対象所得 | 全国順位 |
|---|---|---|
| 東京都 | 551.1万円 | 1位 |
| 神奈川県 | 435.7万円 | 2位 |
| 愛知県 | 407.5万円 | 3位 |
| 全国 | 387.5万円 | — |
| 広島県 | 357.5万円 | 11位 |
| 岡山県 | 335.1万円 | 24位 |
| 香川県 | 330.4万円 | 27位 |
| 愛媛県 | 329.7万円 | 28位 |
| 山口県 | 329.2万円 | 29位 |
| 徳島県 | 327.8万円 | 30位 |
| 高知県 | 307.7万円 | 39位 |
| 島根県 | 307.7万円 | 40位 |
| 鳥取県 | 300.5万円 | 45位 |
- 中国地方5県では、広島県(357.5万円・11位)に次ぐ2位です。四国4県はいずれも岡山県より下でした
- 1位の東京都は551.1万円で、岡山県の1.64倍です
- 県内トップの岡山市(361.0万円)でも、全国平均の387.5万円には届きません
岡山県と全国の推移(平成28〜令和7年度)
| 年度(所得の年) | 岡山県 | 全国 | 全国との差 | 都道府県順位 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年度(2024年) | 335.1万円 | 387.5万円 | −52.3万円 | 24位 |
| 2024年度(2023年) | 347.8万円 | 393.4万円 | −45.6万円 | 21位 |
| 2023年度(2022年) | 323.7万円 | 366.2万円 | −42.5万円 | 22位 |
| 2022年度(2021年) | 319.0万円 | 361.3万円 | −42.3万円 | 23位 |
| 2021年度(2020年) | 312.7万円 | 351.0万円 | −38.3万円 | 23位 |
| 2020年度(2019年) | 305.5万円 | 343.8万円 | −38.3万円 | 22位 |
| 2019年度(2018年) | 304.5万円 | 343.0万円 | −38.5万円 | 22位 |
| 2018年度(2017年) | 302.1万円 | 339.3万円 | −37.3万円 | 22位 |
| 2017年度(2016年) | 298.0万円 | 334.9万円 | −36.9万円 | 21位 |
| 2016年度(2015年) | 297.4万円 | 332.4万円 | −35.0万円 | 21位 |
- 9年間で岡山県は+12.7%、全国は+16.6%。全国との差は35.0万円から52.3万円に広がりました
- 都道府県順位は21〜24位の間を動いていて、令和7年度の24位はこの10年で最も低い順位です
- 令和6年度(2024年度)だけ数字がはねています。この年は個人住民税の定額減税があり、総務省の注記どおり「税額控除によって納税義務がなくなった者」は集計から外れます。岡山県の納税義務者は前年の860,444人から806,544人に減っていて、所得の低い人が分母から抜けたことで平均が高く出たと見られます。このため伸び率は令和6年度を使わずに計算しています
- 令和5年度から令和7年度の2年間では、岡山県+3.5%に対して全国+5.8%でした
人口で割ると差は1.49倍に広がる
上のランキングは「税金を納めている人」の平均です。そこで、2025年国勢調査の人口(総務省統計局 令和7年国勢調査)で課税対象所得の総額を割り、住民1人あたり(子どもや高齢者も含む)の数字も出しました。あわせて人口に占める所得割の納税義務者の割合も計算しています。
| 順位 | 市町村 | 住民1人あたり課税対象所得 | 納税義務者の割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | 岡山市 | 175.9万円 | 48.7% |
| 2 | 倉敷市 | 172.6万円 | 50.0% |
| 3 | 早島町 | 163.4万円 | 49.2% |
| 4 | 鏡野町 | 157.3万円 | 48.7% |
| 5 | 津山市 | 154.0万円 | 49.0% |
| … | … | … | … |
| 25 | 久米南町 | 122.8万円 | 44.7% |
| 26 | 吉備中央町 | 121.1万円 | 44.0% |
| 27 | 新庄村 | 117.9万円 | 42.7% |
- 住民1人あたりでは、岡山市175.9万円と最下位の新庄村117.9万円の差が1.49倍。納税者1人あたり(岡山市と久米南町で1.32倍)より差が大きくなります
- 理由は、所得割を納める人の割合の違いです。倉敷市(50.0%)や里庄町(50.1%)は住民のほぼ半分が納税義務者ですが、新庄村は42.7%、吉備中央町は44.0%にとどまります
- 岡山県全体では住民1人あたり164.2万円、納税義務者の割合は49.0%です
- 所得割の対象は2025年7月1日時点の課税状況、人口は2025年10月1日時点の国勢調査です。時点が3か月ずれているので、目安として見てください
「岡山の平均年収」との違い|賃金統計・国税庁の数字
「平均年収」として報じられる数字には、主に次の3つがあります。対象も中身も違うので、そのまま比べることはできません。
| 統計 | 岡山の数字 | 対象と中身 |
|---|---|---|
| 総務省 市町村税課税状況等の調(この記事) | 335.1万円(2024年の所得) | 住民税の所得割を納める人。給与所得控除などを引いたあとの「所得」。年金・事業の所得も含む |
| 厚労省 賃金構造基本統計調査 | 所定内給与 月300.6千円(2025年6月) | 常用労働者10人以上の民営事業所で働く一般労働者(短時間労働者以外)。6月分の給与で、税や社会保険料を引く前の額面 |
| 国税庁 民間給与実態統計調査 | 都道府県別の公表なし(全国は487万円) | 民間の事業所で1年を通じて働いた給与所得者。パートなども含む年間の給与総額 |
賃金構造基本統計調査(令和7年)の岡山県
厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査(厚生労働省 結果の概況・e-Stat 都道府県別 参考表1)では、岡山県の一般労働者(男女計)の所定内給与額は月300.6千円で、全国の340.6千円の88.3%、47都道府県の29位でした。
| 項目 | 岡山県 | 全国 |
|---|---|---|
| 所定内給与額(月) | 300.6千円 | 340.6千円 |
| きまって支給する現金給与額(残業代込み・月) | 332.2千円 | 370.5千円 |
| 年間賞与その他特別給与額 | 852.9千円 | 1009.6千円 |
| 年収の目安(月の給与×12+賞与) | 約483.9万円 | 約545.6万円 |
| 平均年齢 | 43.7歳 | 44.4歳 |
- 「年収の目安」は、きまって支給する現金給与額(2025年6月分)を12倍して年間賞与(2024年の1年分)を足した、筆者の計算です。岡山県は約483.9万円で、47都道府県の25位になります
- 男女別の所定内給与は、男性330.7千円・女性254.4千円で、女性は男性の76.9%です
- 中国地方では広島県320.2千円・山口県306.7千円・岡山県300.6千円・島根県282.6千円・鳥取県278.7千円の順で、岡山県は3番目でした
国税庁の平均給与は全国487万円
国税庁の令和7年分民間給与実態統計調査では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円(男性597万円・女性342万円)で、前年の478万円から増えました(国税庁 令和7年分 民間給与実態統計調査)。ただし公表されている概要には都道府県別の数字がなく、「岡山県の平均年収○○万円」をこの統計から出すことはできません。
課税対象所得を「給与だけの年収」に置き換えると
課税対象所得は給与所得控除を引いたあとの金額なので、逆算すると年収の目安に近づきます。2024年分の給与所得控除は、年収360万円超〜660万円以下なら「年収×20%+44万円」です。所得がすべて給与だと仮定して戻すと、岡山市は約506万円、岡山県全体は約474万円、久米南町は約398万円になります(全国は約539万円)。
実際には年金や事業の所得も混ざっているので、あくまで「給与だけで暮らす人に置き換えると」という目安です。
最低賃金1,104円との関係
岡山県の最低賃金は、2026年10月2日から時給1,104円になりました(それまでは1,047円。岡山労働局)。賃金構造基本統計調査の岡山県の所定内実労働時間(月163時間)で計算すると、次のようになります。
| 項目 | 金額 | 計算 |
|---|---|---|
| 最低賃金で働いた月給 | 179,952円 | 1,104円×163時間 |
| 同じく年間(賞与なし) | 約216万円 | 179,952円×12か月 |
| 岡山県の平均的な時給 | 約1,844円 | 所定内給与300.6千円÷163時間 |
| 平均との比較 | 59.9% | 最低賃金の月給÷所定内給与 |
- 最低賃金でフルタイムに働いた月給は、岡山県の平均的な所定内給与の約6割(59.9%)です
- 年収約216万円は、給与所得控除を引くと所得が140万円台になり、この記事のランキングの平均(270〜360万円台)の半分ほどです
- 最低賃金の決まり方や年収の壁、過去の推移は下の記事で詳しくまとめています


よくある質問
- 岡山県でいちばん平均所得が高い市町村はどこですか?
-
総務省の令和7年度の統計で、所得割の納税義務者1人あたりの課税対象所得を計算すると、岡山市の361.0万円が1位です。2位は倉敷市344.8万円、3位は早島町331.9万円です。
- 岡山県の平均所得は全国で何位ですか?
-
同じ計算で岡山県は335.1万円となり、47都道府県の24位です。全国平均387.5万円の86.5%にあたります。
- この平均所得は年収と同じですか?
-
違います。課税対象所得は、給与なら給与所得控除を引いたあとの金額です。年収500万円の会社員なら所得は356万円になります。年金や事業の所得も含まれます。
- 岡山県の平均年収はいくらですか?
-
公的統計で都道府県別の「平均年収」そのものはありません。厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和7年)では、岡山県の一般労働者の所定内給与が月300.6千円で、月の給与×12+賞与で計算すると約483.9万円です。
- 令和6年度だけ平均所得が高いのはなぜですか?
-
令和6年度は個人住民税の定額減税があり、税額控除で所得割がなくなった人は納税義務者の集計から外れます。所得の低い人が分母から抜けたため、平均が高く出たと見られます。
- 最新の統計はいつ公表されますか?
-
市町村税課税状況等の調は、総務省が年度ごとに公表しています。2026年10月25日時点で総務省のサイトにあるのは令和7年度分までで、令和8年度分は未公表です。
まとめ
- 岡山県27市町村の1人あたり課税対象所得は、1位岡山市361.0万円・2位倉敷市344.8万円・3位早島町331.9万円
- 岡山県は335.1万円で全国24位。全国平均の86.5%で、9年で差は52.3万円に広がった
- 伸び率は鏡野町・井原市が5年・9年とも上位。吉備中央町は5年で+2.7%と伸び悩み
- 賃金統計の岡山の所定内給与は月300.6千円(全国29位)。最低賃金1,104円のフルタイムはその59.9%
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※1人あたり課税対象所得・順位・伸び率・人口あたりの値・年収の目安は、上記の統計表から筆者が計算しました。四捨五入のため、合計や差が表示の数字と一致しないことがあります。


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