2026年9月25日 公開岡山のみかん狩りは、10月上旬〜中旬に始まり、12月上旬ごろまでがシーズンです。産地は、備前市日生(ひなせ)沖の鹿久居島(かくいじま)と鴻島(こうじま)、それに瀬戸内市の道の駅 黒井山グリーンパークの2か所に集まっています。日生町みかん生産組合は「2026年度は10月中旬よりスタート」と案内しています。
2026年は料金にも変化がありました。日生の農園の共通料金が2026年6月に改訂され、おとなの「食べ放題+お土産」は2,000円のまま、お土産の袋が約3kgから約2kgになりました。この記事では、各農園の公式情報と過去のページの記録から開園日と料金の移り変わりをまとめ、総務省の小売物価統計(岡山市のみかんの店頭価格)で「何個食べれば元が取れるか」も計算しています。
岡山のみかん狩り2026はいつから?過去の開園日から予想
日生の生産組合と黒井山グリーンパークの公式サイト、その過去の版(インターネットアーカイブに保存されたページ)から、毎年いつ開園したかを拾いました。
| 年 | 日生(生産組合・農園) | 黒井山グリーンパーク |
|---|---|---|
| 2019年 | 記録なし | 10月10日〜12月の第1日曜日 |
| 2020年 | 10月10日(土)〜12月10日(木) | 10月10日〜12月の第1日曜日 |
| 2021年 | 10月9日(土)〜12月12日(日) | 10月10日〜12月の第1日曜日 |
| 2022年 | 記録なし | 不作10月23日(日)〜なくなり次第 |
| 2023年 | 記録なし | 10月10日(火)〜12月10日(日)まで延長 |
| 2024年 | 下林農園が10月12日(土)オープン | 記録なし |
| 2025年 | 下林農園が10月18日(土)オープン | 10月10日(金)〜12月7日(日) |
| 2026年 | 10月中旬スタート(生産組合の発表) | 例年どおりなら10月10日(土)〜12月6日(日)(未発表) |
出典:日生町みかん生産組合「観光みかん狩り」(2020・2021年はインターネットアーカイブの保存版)、道の駅 黒井山グリーンパーク「みかん狩り」(2019〜2025年はインターネットアーカイブの保存版)、下林農園のお知らせ。
読み取れること
黒井山は「10月10日スタート」をほぼ毎年守っていて、ずれたのは不作だった2022年(10月23日)だけです。日生は10月9日〜18日の土曜日に始まる年が多く、2026年の「10月中旬」も10月10日(土)〜17日(土)あたりと考えられます。どちらも収穫の状況で変わるので、出かける前に農園へ電話で確認するのが確実です。
10月と11月でとれる品種が変わる
同じ「みかん狩り」でも、時期によって木になっている品種が違います。備前観光協会の案内に載っている各農園の収穫時期をまとめると、次のとおりです。
| 農園 | 品種と収穫時期 |
|---|---|
| 下林農園 | 極極早生(日南の姫)9月下旬〜/極早生(日南1号)10月上旬〜/宮川早生 10月下旬〜 |
| 南農園 | 極早生 10月中旬〜下旬/早生 10月下旬〜1月下旬 |
| 横山農園(鴻島) | 極早生 10月初旬〜下旬/早生 11月初旬〜12月下旬 |
| 中磯農園 | 早生 10月中旬〜12月初旬 |
10月に行くと極早生、10月下旬から11月に行くと早生(宮川早生など)が中心です。一般に、極早生は酸味が残るさっぱりした味、早生は甘みがのりやすいとされているので、甘さを重視するなら11月が狙い目です。

みかん狩りの料金は?2026年6月の改訂でお土産が約2kgに
日生の鹿久居島・鴻島の農園は、日生町みかん生産組合の共通料金を使っています。2026年6月の改訂後の料金は次のとおりです。
| プラン | おとな(中学生以上) | こども(小学生) | 幼児(3歳以上) |
|---|---|---|---|
| 食べ放題+お土産 | 2,000円(約2kg袋) | 1,300円(約2kg袋) | 700円(ネット付き) |
| 食べ放題のみ | 1,300円 | 1,000円 | 500円 |
| 団体(20名以上)お土産付き | 1,800円 | 1,100円 | 600円 |
出典:日生町みかん生産組合「観光みかん狩りご利用料金のご案内(全農園共通)」。鴻島の農園は、このほかに往復の乗船料がかかります。
同じ2,000円でも、お土産が1kg減った
おとなの「食べ放題+お土産」の料金を、確認できた資料で並べると次のようになります。
- 以前1,700円・約3kg袋付き(備前観光協会の案内に掲載の共通料金)
- 2024年10月2,000円・約3kg袋付き(下林農園の料金表、令和6年10月9日更新)
- 2026年6月2,000円・約2kg袋付き(生産組合の共通料金を改訂)
生産組合は、肥料や資材の値上がりが続き「生産農家の努力だけでは吸収できない」ことを改訂の理由に挙げています。値段は据え置きでも、お土産の量で見ると1kgあたり約667円から1,000円へ、5割高くなった計算です。
黒井山グリーンパークも2025年度に料金を上げています。2019〜2023年ごろのページではおとな1,000円・小人500円でしたが、2025年度はおとな1,500円・小人1,000円(食べ放題とおみやげ小袋付き)です。
みかん狩りは何個食べれば元が取れる?店頭価格で計算
総務省の小売物価統計によると、岡山市のみかん(1kg)の平均的な店頭価格は2025年10月607円、11月586円、12月585円でした。みかん狩りのピークにあたる11月の586円を使い、料金からお土産の袋の分を引いた残りを「食べて取り返す量」として計算しました。1個は100g前後として数えています。
| 料金プラン | 料金 | 元を取るのに食べる量 |
|---|---|---|
| 日生 共通料金・おとな「食べ放題+お土産」 約2kg袋付き(2026年6月改訂) |
2,000円 | 1.41kg(約14個) |
| 日生 共通料金・おとな「食べ放題のみ」 お土産なし |
1,300円 | 2.22kg(約22個) |
| 日生 共通料金・こども「食べ放題+お土産」 約2kg袋付き |
1,300円 | 0.22kg(約2個) |
| 黒井山・おとな 小袋付き(重さは公表なし。袋の分は計算に入れていません) |
1,500円 | 2.56kg(約26個) |
| 山本農園・おとな「入園+食べ放題」 お土産なし |
600円 | 1.02kg(約10個) |
| 山本農園・おとな「入園+大袋」 約3kg袋(+1,000円) |
1,600円 | 0個(袋だけで店頭価格を上回る) |
| (参考)2024年の日生・おとな 約3kg袋付き(2024年10月の下林農園の表) |
2,000円 | 0.41kg(約4個) |
出典:総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)主要品目の都市別小売価格」2025年10〜12月(岡山市・みかん・1kg)。お土産の袋の重さは各農園の表示(約2kg・約3kg)を使っています。
結論:2026年は「食べる量」より「体験とお土産」で選ぶ
日生のおとな2,000円は、約2kgのお土産を店頭価格に換算して差し引くと、残りを取り返すのに約14個食べる必要があります。2024年までの約3kg袋なら約4個で済んでいたので、2026年は元を取るハードルが上がりました。一方、こどもの1,300円(約2kg袋付き)は約2個で元が取れるので、家族連れはこども料金のお得さが大きくなります。お土産を多めに持ち帰りたいなら、山本農園の入園600円+大袋1,000円(約3kg)が、袋だけで店頭価格を上回る計算です。

岡山のみかん狩り7農園|料金・時期・特徴
鹿久居島の5農園は、日生の町から備前♡日生大橋を渡って車で5分ほどです。鴻島の横山農園は船で渡ります。黒井山グリーンパークは岡山ブルーラインの道の駅なので、岡山市内からも行きやすい場所です。

① 道の駅 黒井山グリーンパーク(瀬戸内市)
岡山ブルーラインの道の駅の裏山に広がるみかん園です。時間無制限の食べ放題におみやげの小袋が付きます。個人は予約なしで入れるので、ドライブのついでに寄りやすいのが強みです。同じ敷地では、冬になるといちご狩りと牡蠣小屋も始まります(2025年はどちらも11月下旬から)。

② 下林農園(鹿久居島)
備前♡日生大橋を渡ってすぐの農園で、駐車場があります。有機JAS認証栽培のみかんとレモンも育てていて、予約すればバーベキューもできます。完熟みかんジュース(350円・10月から数量限定)も人気です。
③ 南農園(鹿久居島)
大橋を渡って車で約5分。有機栽培(JAS認証)の畑もあり、ジャムやマーマレード、みかんみそなど手作りの加工品が充実しています。予約すれば食事もできます。
出典:備前観光協会「みかん狩り」。
④ 中磯農園(鹿久居島)
淡路島や四国の方まで海が見渡せる、生産組合いわく「天空のみかん園」です。お弁当やキャンプテーブルを持ち込んで、のんびり過ごせます。敷地内のペンションに泊まることもできます(要予約)。
⑤ 川辺農園(鹿久居島)
頭島大橋を見下ろす斜面の農園で、頂上の広場でお弁当を広げられます。みかん狩りのあとに浜辺で遊べるほど海が近く、大型バスの臨時駐車場もあります。
出典:日生町みかん生産組合「農園紹介」。
⑥ 山本農園(鹿久居島)
一年中いろいろな果物や野菜を育てている農園で、直売所では手作りのジャムやドライフルーツ、アイスも売っています。入園料が安く、持ち帰り袋を別に選ぶ料金体系なので、食べる量とお土産の量を自分で決められます。
出典:備前観光協会「みかん狩り」。料金は変わることがあるので、行く前に電話で確認してください。
⑦ 横山農園(鴻島)
日生港から船で渡る鴻島の農園で、生産組合によると岡山県で最大規模です。下船後3分でみかん園に着き、70人が入れる休憩所があるので雨の日も楽しめます。いちじく・はるみ・せとかなど6種類のジャムも名物です。

休園している農園に注意
頭島の今川農園は2026年度は休園です。鴻島の田口農園・日後農園も2019年度から観光みかん狩りを休んでいます(生産組合の案内より)。古いまとめ記事や地図アプリには載っていることがあるので、行く前に確認してください。
鴻島へは「みかん狩り船」|時刻と料金
鴻島の横山農園へは、五味の市(日生町漁協の産地市場)の北にある「みかん狩り案内所」前の桟橋から、大生汽船のみかん狩り船で渡ります。車は五味の市周辺の広場に止められます。
| 便 | 五味の市 発 | 鴻島 着 |
|---|---|---|
| 行き1 | 10:00 | 10:30 |
| 行き2 | 11:00(日生駅前港11:10) | 11:30 |
| 行き3 | 12:00 | 12:30 |
| 行き4 | 13:00 | 13:30 |
| 帰り | 鴻島 10:30・11:30・12:30(日生駅前港経由)・14:30 発 → 五味の市 | |
往復の乗船料はおとな1,000円、こども(小学生)600円、幼児(3歳以上)400円です。大生汽船(0869-72-0506)への事前予約が必要で、予約した団体なら平日も運航します。平日に個人で行くなら、車で渡れる鹿久居島の農園か黒井山を選ぶのが現実的です。
出典:日生町みかん生産組合「鴻島行き船便について」。時刻は改正されることがあるので、予約時に確認してください。
みかん狩りに行く前に|服装・予約・楽しみ方
- 予約と確認:日生の農園は電話で確認・予約してから行くのが基本です。収穫の状況で急に休園したり、期間が早く終わったりします(黒井山は不作の2022年に「なくなり次第閉園」になりました)。
- 服装:畑は斜面が多く、雨のあとはぬかるみます。歩きやすい靴で、汚れてもよい服がおすすめです。
- 時期:10月は極早生、11月は早生が中心です。甘さを重視するなら11月が狙い目です。
- お土産:食べ放題のみを選んで、別に箱(5kg・10kg)や袋を買うこともできます。日生の農園は産地価格で販売しています。
- 日生でもう一つ:11月中旬からは日生の牡蠣の季節です。みかん狩りのあとに五味の市で牡蠣を買ったり、カキオコを食べたりする回り方もできます(岡山の牡蠣小屋2026)。
日生・牛窓に泊まるなら
鹿久居島や黒井山は、瀬戸内の海沿いの宿と組み合わせると1泊2日でゆっくり回れます。中磯農園の敷地内にもペンションがあります(直接予約)。
よくある質問
Q. 岡山のみかん狩りはいつから始まりますか?
A. 10月上旬から中旬に始まり、12月上旬ごろまでです。日生町みかん生産組合は「2026年度の観光みかん狩りは10月中旬よりスタート」と案内しています。道の駅 黒井山グリーンパークは2019年から毎年「10月10日から12月の第1日曜日まで」を基本にしており、2025年は10月10日(金)〜12月7日(日)でした。2026年もこの通りなら10月10日(土)〜12月6日(日)になります。
Q. みかん狩りに予約は必要ですか?
A. 農園によります。下林農園は小さな農園なので電話予約をお願いしています。黒井山グリーンパークは個人なら予約なしで入れ、15名以上の団体は予約を受け付けています。鴻島の横山農園へ渡る「みかん狩り船」は、大生汽船(0869-72-0506)への事前予約が必要です。
Q. みかん狩りの料金はいくらですか?
A. 日生町みかん生産組合の共通料金(2026年6月改訂)は、おとな(中学生以上)が食べ放題とお土産約2kg付きで2,000円、食べ放題のみで1,300円です。こども(小学生)は1,300円(約2kg袋付き)、幼児(3歳以上)は700円です。黒井山グリーンパークは2025年度におとな1,500円、小人1,000円でした。山本農園は入園と食べ放題で大人600円、持ち帰り袋は別料金です。
Q. 何個食べれば元が取れますか?
A. 岡山市のみかんの店頭価格(総務省の小売物価統計、2025年11月は1kg586円)で換算すると、日生の共通料金でお土産付きのおとな2,000円なら、約2kgの袋を差し引いて約1.4kg、1個100gとして約14個です。食べ放題のみの1,300円なら約22個になります。2024年までは同じ2,000円で約3kgの袋が付いていたので、約4個で済んでいました。
Q. 鴻島のみかん園へはどうやって行きますか?
A. 日生の五味の市そばの「みかん狩り案内所」前から、大生汽船のみかん狩り船に乗ります。運航は日曜・祝日のみで、五味の市発10時・11時・12時など、鴻島まで約30分です。往復の乗船料はおとな1,000円、こども600円、幼児400円で、入園料とは別にかかります。予約した団体なら平日も運航します。
Q. 10月と11月では、どちらがおすすめですか?
A. 甘さを重視するなら11月が狙い目です。日生の農園の案内では、10月上旬から中旬は極早生みかん、10月下旬から11月以降は宮川早生などの早生みかんが収穫の中心になります。一般に、極早生は酸味が残るさっぱりした味、早生は甘みがのりやすいとされています。
まとめ|2026年の岡山のみかん狩りは10月中旬から
- 日生(鹿久居島・鴻島)は2026年度は10月中旬スタート。黒井山は例年どおりなら10月10日(土)〜12月6日(日)
- 日生の共通料金は2026年6月に改訂。おとな2,000円のまま、お土産が約3kgから約2kgに
- 岡山市のみかん1kg586円で換算すると、おとな2,000円は約14個、こども1,300円は約2個で元が取れる
- お土産を多く持ち帰るなら山本農園(入園600円+大袋1,000円で約3kg)
- 鴻島の横山農園は日曜・祝日のみのみかん狩り船(要予約・往復おとな1,000円)で渡る
参考・出典:日生町みかん生産組合(観光みかん狩り・料金・船便・農園紹介)/道の駅 黒井山グリーンパーク/下林農園/備前観光協会「びぜんハートあそぼ」/総務省統計局「小売物価統計調査」/インターネットアーカイブ(各サイトの過去の版)。2026年9月25日に閲覧した情報です。2026年の日程と料金が発表されたら追記します。写真はWikimedia Commonsのフリーライセンス画像で、一部リサイズしています。

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