岡山の秋の味覚で打線組んでみた|4番は全国シェア47%のピオーネ

岡山の秋の味覚で打線組んでみた(メンバー表)

※アフィリエイト広告を利用しています

スポンサーリンク

前回の「岡山県出身のプロ野球選手で打線組んでみた」に続いて、今回は岡山の秋の味覚で打線を組みました。ぶどう、牡蠣、松茸、新米、新そば……秋の岡山はおいしいものだらけですが、思い入れで選ぶとキリがないので、今回も国の統計で全国何位かを調べてから打順を決めています。

使ったのは、農林水産省の「特産果樹生産動態等調査」「地域特産野菜生産状況調査」「特用林産基礎資料」「作物統計」、水産庁の資料、岡山県農産課のデータです。調べてみると、ピオーネは全国の栽培面積の47.0%が岡山、マスカット・オブ・アレキサンドリアは調査対象の栽培面積がすべて岡山という、想像以上の強打者ぞろいでした。

ちばける

秋の岡山、ぶどうだけで打線が組めそうなくらい層が厚いです。

この記事でわかること
  • 岡山の秋の味覚で組んだスタメン9品+投手陣+ベンチ
  • それぞれの全国順位・全国シェア(国の統計)
  • 岡山が全国の過半を占めるぶどうの品種
  • 各味覚の詳しい記事(時期・値段・買い方)へのリンク
目次

岡山の秋の味覚で組んだスタメン発表

まずはオーダーから。DHありのルールです。数字は国や県の最新の統計で、品目によって年が違います(表の下に注記)。

打順守備味覚データひとこと
1番中堅シャインマスカット栽培面積272.6ha・全国3位皮ごと食べられる手軽さで塁に出る切り込み隊長
2番二塁マスカット・オブ・アレキサンドリア36.5ha・調査対象はすべて岡山上品な香りでつなぐ技巧派
3番右翼牡蠣(日生・虫明)生産量116百t・全国3位冬にかけて本領発揮のクラッチヒッター
4番一塁ピオーネ762.2ha・全国の47.0%で1位全国の半分近くを岡山が作る不動の4番
5番左翼マッシュルーム収穫量2,200t・全国2位(26.8%)千葉の約14分の1の面積で77%の量
6番三塁松茸2025年0.6t・全国4位タイ出れば主役。打席数は少なめ
7番遊撃桃太郎ぶどう(瀬戸ジャイアンツ)37.4ha・全国の72.8%で1位全国シェア7割超えの青ぶどう
8番捕手新米(きぬむすめ)県内作付5,500ha・県内1位毎日の食卓を支える女房役
9番指名打者新そば(蒜山)岡山県75t・全国29位量より香り。晩秋の切り札

※ぶどう・桃・柿は特産果樹生産動態等調査(令和5年産、生食用の品種別栽培面積。主な産地の都道府県が対象)、マッシュルームは地域特産野菜生産状況調査(令和6年産)、松茸は特用林産基礎資料(令和7年)、牡蠣は水産庁「カキ養殖をめぐる情勢について」(2023年の生産量)、そばは作物統計(令和7年産)、新米は岡山県農産課の令和7年の作付面積です。

1番から9番まで、選んだ理由

1番・中堅 シャインマスカット(全国3位)

切り込み隊長はシャインマスカット。岡山の栽培面積は272.6haで、長野・山梨に次ぐ全国3位(全国の9.3%)です。種なしで皮ごと食べられる手軽さは、まさに出塁率の高い1番打者。岡山では「晴王(はれおう)」のブランドで出荷されています。

2番・二塁 マスカット・オブ・アレキサンドリア(調査対象はすべて岡山)

2番はマスカット・オブ・アレキサンドリア。統計の栽培面積36.5haは調査対象の全部が岡山です。統計上は岡山にしかいない選手で、上品な香りで次の打者へつなぐ技巧派です。

3番・右翼 牡蠣(日生・虫明、全国3位)

3番は備前市日生や瀬戸内市虫明の牡蠣。水産庁の資料では、2023年の生産量は広島(892百t)・宮城(204百t)に次ぐ全国3位の116百t(全国の8%)です。秋の終わりから冬にかけて本領を発揮するので、シーズン後半の勝負強さはチーム随一。焼き牡蠣にカキオコ、通販と楽しみ方の幅も広い選手です。

4番・一塁 ピオーネ(全国1位・シェア47%)

4番は迷わずピオーネ。岡山の栽培面積は762.2haで、全国1,623.4haの47.0%を占める全国1位。2位の山梨(325.1ha)の2倍以上です。岡山の生食用ぶどうの栽培面積(1,249.7ha)のうち、およそ6割がピオーネという計算になります。岡山の秋を代表する主砲です。

5番・左翼 マッシュルーム(全国2位)

意外な伏兵が5番のマッシュルーム。岡山の収穫量は2,200tで、千葉(2,850t)に次ぐ全国2位、全国の26.8%を占めます。驚くのは効率で、作付面積は千葉の約14分の1(11,500㎡)しかないのに、収穫量は千葉の77%。少ない打席で長打を量産するタイプです。

6番・三塁 松茸(全国4位タイ)

6番は秋の味覚の大スター、松茸。2025年の全国の生産量14.7tのうち、岡山は0.6tで宮城と並ぶ全国4位タイでした(1位長野6.4t、2位岩手4.6t、3位和歌山1.0t)。新見・高梁・真庭など県北の山が主な産地です。出場試合(豊作の年)は少ないものの、出てくれば主役をさらっていきます。

7番・遊撃 桃太郎ぶどう(瀬戸ジャイアンツ、全国1位)

7番は「桃太郎ぶどう」の名前で知られる瀬戸ジャイアンツ。岡山の栽培面積は37.4haで全国の72.8%を占める全国1位です。下位打線に全国シェア7割超えの選手がいるのが、岡山打線の層の厚さです。

8番・捕手 新米きぬむすめ(県内作付1位)

捕手は毎日の食卓を支える新米。岡山県農産課によると、令和7年の主食用米の作付けは「きぬむすめ」が5,500haで県内1位になり、平成29年の2,900haから1.9倍に増えました(2位はアケボノ5,470ha)。県の資料ではきぬむすめは10月上旬ごろ収穫の中生品種で、ちょうど今が新米の時期。どんなおかずも受け止めてくれる名女房です。

9番・指名打者 新そば(蒜山)

DHは蒜山高原の新そば。岡山県のそばは令和7年産で作付156ha・収穫量75tと、全国29位で数字は控えめです。それでも蒜山高原の新そばは晩秋のお楽しみ。量より質、ここ一番で香りの一打を放つ指名打者です。

投手陣は「岡山にしかないぶどう」で固める

岡山の生食用ぶどうの統計を品種ごとに見ていくと、岡山が全国の栽培面積の過半を占める品種が6つありました。投手陣はこの中から選んでいます。

品種岡山の栽培面積全国に占める割合
ピオーネ762.2ha47.0%
オーロラブラック84.7ha100.0%
瀬戸ジャイアンツ37.4ha72.8%
マスカット・オブ・アレキサンドリア36.5ha100.0%
紫苑15.9ha100.0%
グローコールマン6.3ha100.0%
翠峰6.0ha62.5%

※特産果樹生産動態等調査(令和5年産)の生食用ぶどう品種別栽培面積。主な産地の都道府県だけが調査対象なので、「全国」は調査対象の合計です。

役割味覚データひとこと
先発オーロラブラック84.7ha・調査対象はすべて岡山統計上は岡山にしかない黒ぶどう。先発の柱
中継ぎ紫苑15.9ha・調査対象はすべて岡山これも統計上は岡山だけ。先発をつなぐロングリリーフ
抑え西条柿50.7ha・全国3位晩秋に登場する渋柿。干し柿にもなる最後の砦

先発のオーロラブラックと中継ぎの紫苑は、統計上は岡山以外に栽培面積がない品種です。抑えは秋の終わりの味覚、西条柿。島根・鳥取に次ぐ全国3位の栽培面積で、試合を締めてくれます。

ベンチ入りと監督

役割味覚ひとこと
代打朝日米コシヒカリなどのルーツになった岡山の在来品種。令和7年で県の奨励品種100年
代走日生のみかん10月中旬から始まる日生諸島のみかん狩り。足で稼ぐタイプ
監督清水白桃夏の主役。栽培面積220.9haは全国の76.8%で1位

代打の切り札は朝日米。県農産課によると、昭和6年に育成された古い品種で、コシヒカリやササニシキ、あきたこまちのルーツにあたります。大正14年に県の奨励品種になり、令和7年で100年を迎えました。すし飯向きの上品な甘みで、ここ一番の一打を任せます。

監督は、秋の味覚ではないものの岡山のフルーツの顔、清水白桃。栽培面積220.9haは全国の76.8%を占める全国1位です。夏を戦い抜いた監督が、秋の打線をベンチから見守ります。

数字で見ると、岡山の秋は「ぶどう王国」

打線を組んでみてわかったのは、岡山の秋の強さはぶどうに集中していることです。全国1位のピオーネ(47.0%)と瀬戸ジャイアンツ(72.8%)、調査対象がすべて岡山のマスカット・オブ・アレキサンドリア・オーロラブラック・紫苑と、品種単位で見ると岡山が独り勝ちしているものがいくつもあります。一方で、ぶどう全体の収穫量では山梨・長野に次ぐ全国3位。「たくさん作る」より「岡山にしかない品種を作る」産地だと言えそうです。

ぶどうのシーズンが終わると、牡蠣と新そば、西条柿の出番。秋から冬へ、岡山の打線は休むことなく続きます。

よくある質問

岡山のピオーネは全国何位ですか?

農林水産省の特産果樹生産動態等調査(令和5年産)では、岡山のピオーネの栽培面積は762.2haで全国1位、全国の47.0%を占めます。2位は山梨の325.1haです。

岡山の牡蠣の生産量は全国何位?

水産庁の資料では、2023年の岡山の牡蠣の生産量は116百t(全国の8%)で、広島・宮城に次ぐ全国3位です。

岡山の松茸は全国で何位ですか?

特用林産基礎資料(令和7年)では、2025年の岡山の松茸の生産量は0.6tで、宮城と並ぶ全国4位タイでした。

岡山でしか作られていないぶどうはありますか?

国の調査(令和5年産)では、マスカット・オブ・アレキサンドリア、オーロラブラック、紫苑、グローコールマンは、調査対象の栽培面積がすべて岡山でした。

岡山はマッシュルームの産地なのですか?

はい。地域特産野菜生産状況調査(令和6年産)で、岡山のマッシュルームの収穫量は2,200tと千葉に次ぐ全国2位で、全国の26.8%を占めます。

あわせて読みたい

スポンサーリンク
スポンサーリンク
岡山の秋の味覚で打線組んでみた(メンバー表)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次