岡山県内の特殊詐欺の被害が止まりません。岡山県警によると、2026年1〜8月の認知件数は334件、被害額は約26億5,180万円(暫定値)。前年同期より49件・約10億円多く、NHKは10月13日にも「1週間で12件、計1億5,800万円余り」の被害を報じました。
ただし2026年の数字は、そのまま去年と比べられません。県警は2026年から集計の仕方を変え、これまで別枠だったSNS型投資・ロマンス詐欺を「特殊詐欺」に含めるようにしたからです。この記事では、岡山県警と警察庁の公表資料を2009年までさかのぼって集計し、電話で始まる従来型の詐欺とSNS型を分けたうえで、2026年がどれほど悪いのか、どの手口が多いのか、どう見分けて誰に相談すればよいのかをまとめました(2026年10月13日時点)。
ちばける「警察です」と電話が来て、LINEやビデオ通話に誘導されたら詐欺です。本物の警察がSNSで事情聴取をしたり、逮捕状を見せたりすることはありません。
- 2026年1〜8月は334件・約26.5億円。SNS型を除いた従来型だけでも198件で、8か月で2009年以降17年のうち15年分の年間件数を上回った
- 最多はニセ警察詐欺。従来型の件数の43%、被害額の66%を占め、全国では前年より減ったのに岡山は18.1%増
- 7月は「息子・孫」などをかたるオレオレ詐欺が1か月で13件と急増
- SNS型投資詐欺は102件・約14億8,760万円で前年同期の約2倍。1件あたり約1,458万円
- 人口あたりでは全国で中位(2025年は従来型21位)。県内では笠岡市が2年続けて人口あたり最多
- 被害者の65歳以上は45%。20〜50代が半分近くを占める
- 見分け方、国際電話の利用休止(0120-210-364)、相談先(#9110・188)
2026年の岡山の特殊詐欺は8か月で334件・約26.5億円
まず県警の最新資料(2026年8月末・暫定値)の手口別の数字です。2026年から「ニセ警察詐欺」が独立した手口になり、SNS型投資・ロマンス詐欺も特殊詐欺の一つとして数えられています(岡山県警 令和8年8月末の刑法犯・特殊詐欺認知件数)。
| 手口 | 件数 | 前年同期比 | 被害額 | 被害額の前年同期比 |
|---|---|---|---|---|
| ニセ警察詐欺 | 85件 | +13件 | 約6億4,380万円 | +約2億4,060万円 |
| オレオレ詐欺 | 40件 | +27件 | 約1億3,600万円 | +約1億90万円 |
| 預貯金詐欺 | 3件 | +1件 | 約380万円 | −約1,270万円 |
| 架空料金請求詐欺 | 33件 | −10件 | 約5,440万円 | −約1億560万円 |
| 還付金詐欺 | 11件 | −6件 | 約1,130万円 | −約770万円 |
| 融資保証金詐欺 | 4件 | −2件 | 約230万円 | −約1,410万円 |
| 金融商品詐欺 | 4件 | +4件 | 約8,210万円 | +約8,210万円 |
| 交際あっせん詐欺 | 5件 | +1件 | 約1,630万円 | +約1,190万円 |
| その他の特殊詐欺 | 4件 | −1件 | 約1,090万円 | +約370万円 |
| キャッシュカード詐欺盗 | 9件 | −8件 | 約850万円 | −約1,690万円 |
| SNS型投資詐欺SNS型 | 102件 | +52件 | 約14億8,760万円 | +約9億8,100万円 |
| SNS型ロマンス詐欺SNS型 | 34件 | −22件 | 約1億9,480万円 | −約2億4,620万円 |
| 合計 | 334件 | +49件 | 約26億5,180万円 | +約10億1,710万円 |
※ギャンブル詐欺は0件のため省略。被害額は県警の公表値(端数四捨五入)で、合計と内訳の和は一致しない場合があります。前年同期の数字は2026年の分類に組み替えたものです。
- SNS型(投資・ロマンス)を除いた従来型は198件・約9億6,940万円。前年同期の179件から10.6%増えました(全国の従来型は7.7%増)
- SNS型は136件・約16億8,240万円。件数では全体の41%ですが、被害額では63%を占めます
- 月別では1月49件、3月54件と年明けが多く、8月は31件(県警 特殊詐欺対策通信10月号では8月中31件・約1億8,300万円)
従来型だけでも「8か月で過去の1年分」を超えた
集計の変更の影響を受けないよう、SNS型を除いた従来型の特殊詐欺だけで、2009年からの年間の件数と被害額を並べました(岡山県警 平成21年〜令和元年の発生状況・各年の県警資料)。
| 年 | 件数 | 被害額 |
|---|---|---|
| 2009(H21) | 103件 | 約1.1億円 |
| 2010(H22) | 59件 | 約0.4億円 |
| 2011(H23) | 71件 | 約3.9億円 |
| 2012(H24) | 135件 | 約5.1億円 |
| 2013(H25) | 149件 | 約11.4億円 |
| 2014(H26) | 171件 | 約8.7億円 |
| 2015(H27) | 248件 | 約16.2億円 |
| 2016(H28) | 184件 | 約3.5億円 |
| 2017(H29) | 191件 | 約5.5億円 |
| 2018(H30) | 91件 | 約4.0億円 |
| 2019(R1) | 102件 | 約2.2億円 |
| 2020(R2) | 102件 | 約5.2億円 |
| 2021(R3) | 114件 | 約3.3億円 |
| 2022(R4) | 159件 | 約3.2億円 |
| 2023(R5) | 182件 | 約6.1億円 |
| 2024(R6) | 197件 | 約6.4億円 |
| 2025(R7) | 345件 | 約15.3億円 |
| 2026年1〜8月 | 198件 | 約9.7億円 |
- 2026年は8か月の時点で198件。2009〜2025年の17年のうち、これを上回る年は2015年(248件)と2025年(345件)の2回だけです
- 被害額も8か月で約9.7億円。これより多い年は2013年・2015年・2025年の3回だけです
- 2025年の被害額約15.3億円は、2015年の約16.2億円に次いで統計がある2009年以降で2番目の多さでした(OHKも1月23日に「統計開始以降2番目」と報道)
- 1〜8月だけで比べると、2023年123件、2024年96件、2025年177件(県外分を除く月別合計)に対し、2026年は198件で最も多いペースです
2025年は10〜12月の3か月だけで139件と、年間の41%が集中しました(10月41件・11月50件・12月48件)。2024年も11月35件・12月36件と年末に増えています。2026年もこの傾向が続けば、従来型で2025年の345件に並ぶ可能性があります(あくまで過去の傾向からの見通しです)。
いちばん多いのは「ニセ警察詐欺」 全国は減っても岡山は増加
ニセ警察詐欺は、警察官などをかたって「捜査」を名目に現金をだまし取る手口です(岡山県警 特殊詐欺の手口)。2025年までは主にオレオレ詐欺に含まれていましたが、2026年から独立して数えられています。
- 2026年1〜8月は85件・約6億4,380万円。従来型の件数の43%、被害額の66%を一つの手口が占めます
- 1件あたりの被害額は約757万円。オレオレ詐欺(約340万円)や架空料金請求詐欺(約165万円)を大きく上回ります
- 全国のニセ警察詐欺は6,346件で前年同期比-4.1%と減少(警察庁 令和8年8月末)。一方、岡山は72件→85件で18.1%増
- 従来型に占める割合は全国33%に対し岡山43%と高め。被害額に占める割合はどちらも約66%です
7月に「オレオレ詐欺」が急増
県警の上半期・7月末・8月末の資料を差し引くと、月ごとの動きが見えます。
| 1〜6月 | 7月 | 8月 | |
|---|---|---|---|
| ニセ警察詐欺 | 60件 | 13件 | 12件 |
| オレオレ詐欺(親族などをかたる) | 26件 | 13件 | 1件 |
| SNS型投資詐欺 | 89件 | 9件 | 4件 |
| 特殊詐欺の合計 | 257件 | 46件 | 31件 |
オレオレ詐欺は1〜6月の半年で26件だったのに、7月の1か月だけで13件。山陽新聞も7月22日に「6月以降17件」と県警の注意喚起を伝えています。8月は1件に落ち着きましたが、1〜8月の40件は前年同期(13件)の約3.1倍です。手口は波のように入れ替わるため、「今はこの手口が多い」という情報を家族で共有しておくことが大切です。
SNS型投資・ロマンス詐欺は「別物」として見る
SNS型は、SNSの広告やダイレクトメッセージをきっかけに、投資や恋愛感情を口実にお金を振り込ませる手口です。電話から始まる従来型とは入口も被害者層も違うため、警察庁も2025年までは別に集計していました(警察庁 令和7年の確定値)。
| 年 | SNS型の件数 | 被害額 |
|---|---|---|
| 2023年 | 30件 | — |
| 2024年 | 140件 | 約16.8億円 |
| 2025年 | 194件 | 約20.7億円 |
| 2026年1〜8月 | 136件 | 約16.8億円 |
- SNS型投資詐欺は102件で、前年同期の50件から104%増(約2倍)。全国の伸び(49.4%)を大きく上回ります
- 被害額は約14億8,760万円。1件あたり約1,458万円で、手口別では最も高額です
- SNS型ロマンス詐欺は34件で前年同期より22件減りました
- 2026年は8か月で被害額が約16.8億円となり、2024年の1年分(約16.8億円)をすでに超えています
- 2023年の件数は県警の2024年の表の「前年同期比」から逆算した値です
「必ずもうかる」「元本保証」という投資の広告や、会ったことのない相手からの投資の誘いは詐欺を疑ってください。投資の話の過去の事例は下の記事にもまとめています。


人口あたりでは全国何位? 隣の香川は全国1位
2026年の都道府県別の数字は、警察庁から公表されていません。そこで、警察庁の「令和7年中の情勢」の都道府県別の表(警察庁 SOS47 発生状況)を、国勢調査2025の人口で割り、人口10万人あたりの件数で順位を出しました。
| 県 | 従来型 | SNS型 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 鳥取 | 26.4件(9位) | 21.4件(5位) | 47.8件(7位) |
| 島根 | 19.4件(19位) | 10.3件(26位) | 29.7件(24位) |
| 岡山 | 19.1件(21位) | 10.7件(25位) | 29.8件(23位) |
| 広島 | 17.4件(23位) | 14.3件(19位) | 31.8件(20位) |
| 山口 | 12.8件(36位) | 8.6件(34位) | 21.4件(35位) |
| 徳島 | 15.3件(27位) | 15.9件(15位) | 31.1件(22位) |
| 香川 | 41.8件(1位) | 37.8件(1位) | 79.6件(1位) |
| 愛媛 | 13.3件(33位) | 9.0件(32位) | 22.4件(34位) |
| 高知 | 17.4件(24位) | 15.2件(17位) | 32.7件(19位) |
| 全国 | 22.6件 | 12.3件 | 35.0件 |
※2025年の人口10万人あたり件数(カッコ内は47都道府県中の順位)。従来型=特殊詐欺からSNS型投資・ロマンス詐欺を除いたもの。
- 岡山は従来型19.1件で全国21位、SNS型25位、合計23位。全国平均(従来型22.6件)をやや下回る「中位」です
- ただしオレオレ詐欺(2025年はニセ警察詐欺の多くを含む)に限ると人口あたり全国13位と上位寄りです
- 隣の香川県は従来型・SNS型・合計のすべてで全国1位(合計で10万人あたり79.6件=岡山の約2.7倍)。中国・四国9県の合計で岡山は6番目です
- 2026年1〜8月(SNS型込み)では岡山18.5件、全国24.1件(全国29,687件)で、全国平均の約77%です
県内では笠岡市が人口あたり2年続けて最多
県警は市区町村ごとの認知件数も公表しています。人口の多い岡山市・倉敷市が件数では多いのは当然なので、人口10万人あたりに直して比べました。
| 市 | 2026年1〜8月 | 10万人あたり | 2025年 | 10万人あたり |
|---|---|---|---|---|
| 笠岡市 | 24件 | 58.2件 | 22件 | 53.4件 |
| 真庭市 | 10件 | 26.0件 | 4件 | 10.4件 |
| 美作市 | 6件 | 26.0件 | 6件 | 26.0件 |
| 浅口市 | 7件 | 23.1件 | 12件 | 39.5件 |
| 岡山市 | 137件 | 19.4件 | 130件 | 18.4件 |
| 倉敷市 | 84件 | 18.2件 | 92件 | 19.9件 |
| 県全体 | 333件 | 18.4件 | 342件 | 18.9件 |
※県警の市区町村別認知件数(県外分を除く)を国勢調査2025の人口で割りました。2026年はSNS型を含み、2025年は従来型のみです。町村は件数が少なく、1件で数字が大きく動くため除いています。
- 笠岡市は2026年1〜8月に24件で、人口10万人あたり58.2件=県全体の約3.2倍。2025年も53.4件で15市の中で最多でした
- 笠岡市の2026年は1月7件・2月8件と年明けに集中し、2025年は10月・11月に13件が集中していました。短い期間にまとまって起きる傾向があります
- 岡山市は137件(北区45件・南区39件・中区33件・東区20件)、倉敷市は84件で、人口あたりではどちらも県平均並みです
被害者は高齢者だけではない|年代と性別
| 年代 | 2026年1〜8月 | 2025年 |
|---|---|---|
| 10歳代 | 0人 | 1人 |
| 20歳代 | 28人 | 43人 |
| 30歳代 | 33人 | 42人 |
| 40歳代 | 53人 | 25人 |
| 50歳代 | 45人 | 24人 |
| 60〜64歳 | 21人 | 16人 |
| 65〜69歳 | 43人 | 31人 |
| 70歳代 | 52人 | 47人 |
| 80歳以上 | 54人 | 115人 |
| 65歳以上の割合 | 45.3% | 56.1% |
※2026年はSNS型を含み法人5を除く、2025年は従来型のみ(岡山県警)。
- 2025年の従来型では80歳以上が115人で最多、65歳以上が56.1%でした。女性が60.5%を占めます
- 2026年はSNS型が加わったこともあり、65歳以上は45.3%。20〜50代が159人(48%)で、40歳代(53人)は70歳代(52人)とほぼ同じです
- 性別は女性168人・男性161人とほぼ半々になりました
- 2025年も20歳代43人・30歳代42人と、若い世代の被害が目立っていました。ニセ警察詐欺はスマホに電話がかかってくるため、若い人も狙われます
2026年1〜8月に被害を未然に防いだ266件のうち、家族・親族が113件(42.5%)、金融機関の職員が83件(31.2%)、コンビニの店員が41件(15.4%)でした。電話をしながらATMを操作している人を見かけたら声をかけ、警察に通報してください。
ニセ警察詐欺の見分け方|こんな言葉が出たら詐欺
岡山県警が紹介している手口の流れ(岡山県警 今流行の手口)は次のとおりです。県内では主に他の都道府県の警察官をかたるケースが多いものの、岡山県警の警察官をかたる例もあります。
- 警察官を名乗る人物から電話があり「あなたを事件で捜査しているので出頭してください」と言われる
- 遠くて行けないと答えると「通話アプリでも事情聴取ができます」とSNSに誘導される
- SNSのトークで逮捕状の画像を見せられ、ビデオ通話で制服姿の人物や警察手帳が登場する(すべて偽物)
- 「あなたの口座にお金が振り込まれている」「調査後に返すので一度警察の口座に振り込んで」と言われ、指定の口座に振り込まされる
- 警察がSNS(LINEなど)で事情聴取をすることはありません
- 警察が逮捕状や警察手帳の画像をSNSで見せることはありません
- 「お金を調べるので振り込んで」「口座の中身を確認する」とお金の話が出る
- 「このことは誰にも言わないで」と口止めされる
- ATMで還付金が戻ってくることは絶対にありません(市役所の保険課などを名乗る還付金詐欺)
- 電話番号の頭に「+1」「+44」などが付いている(国際電話番号)
警察官を名乗る電話があったら、いったん切り、所属(警察署名)・担当課・氏名を確かめたうえで、自分で調べた警察署の番号にかけ直して確認してください。相手が教える番号にかけ直してはいけません。
今日からできる対策|国際電話の利用休止と着信設定
警察庁によると、2025年に特殊詐欺に使われた電話番号の約75.5%が国際電話番号でした(警察庁 #みんとめ)。犯人からの電話に出ないことが、いちばん確実な対策です。
固定電話は「国際電話の利用休止」を無料で申し込む
- 国際電話不取扱受付センター 0120-210-364(通話料無料)
- オペレーター案内は平日9時〜17時、自動音声案内は土日祝を含め24時間
- 対象は固定電話・ひかり電話で、海外からの着信と海外への発信を無償で休止できます(条件は申込時に確認)
- 手続きが難しい場合は最寄りの警察署に相談できます
- NTT西日本は、70歳以上の契約者などを対象にナンバー・ディスプレイの月額料・工事費を無償化しています(申請が必要)
出典:岡山県警 こんな手口にも注意!、国際電話不取扱受付センター案内チラシ
スマホは着信設定を見直す
- 非通知・通知不可能な着信を拒否する
- 電話帳に登録していない番号からの着信を拒否する、または出ない
- +から始まる国際電話番号には出ない・かけ直さない
- 留守番電話にして、録音で相手を確かめてからかけ直す
- 警察庁推奨アプリや、携帯電話会社のセキュリティアプリ(国際電話の着信規制ができるもの)を使う
おかしいと思ったら|岡山の相談先
| 相談先 | 電話番号 | こんなとき |
|---|---|---|
| 警察相談専用電話(岡山県警 警察総合相談電話) | #9110/086-233-0110 | 不審な電話・SMSが来た、お金の話が出た |
| 最寄りの警察署 | 各警察署 | すぐに確認したい、国際電話休止の手続きを手伝ってほしい |
| 110番 | 110 | 今まさにお金を渡そう・振り込もうとしている、被害に遭った |
| 消費者ホットライン | 188 | 契約・請求・投資の勧誘など消費生活のトラブル |
| 国際電話不取扱受付センター | 0120-210-364 | 固定電話の国際電話を休止したい |
出典:岡山県警 相談にのります!、消費者庁 消費者ホットライン
岡山県警の注意喚起(X)
岡山県警察の公式アカウントは、県内で急増しているオレオレ詐欺について、実際の電話の文言を示して注意を呼びかけています(10月2日、玉島警察署)。
岡山の特殊詐欺でよくある質問
- 2026年の岡山県の特殊詐欺の被害額はいくらですか?
-
岡山県警の暫定値で、2026年1〜8月は334件・約26億5,180万円です。前年同期より49件、約10億1,710万円増えました。2026年からはSNS型投資・ロマンス詐欺も特殊詐欺に含まれています。
- 岡山で一番多い特殊詐欺の手口は何ですか?
-
件数ではSNS型投資詐欺(102件)が最多で、電話から始まる従来型ではニセ警察詐欺(85件)が最多です。ニセ警察詐欺は従来型の被害額の約66%を占めます。
- ニセ警察詐欺とは何ですか?
-
警察官などをかたり、捜査の名目で現金などをだまし取る詐欺です。電話のあとLINEなどのSNSやビデオ通話に誘導し、逮捕状の画像を見せて信じ込ませる手口が確認されています。警察がSNSで事情聴取をしたり、逮捕状を見せたりすることはありません。
- 岡山県の特殊詐欺は全国で何位ですか?
-
2026年の都道府県別は公表されていません。2025年の警察庁の都道府県別の数字を人口で割ると、岡山は人口10万人あたり従来型19.1件で全国21位、SNS型を含む合計で23位でした。
- 国際電話の着信を止めるにはどうすればいいですか?
-
固定電話・ひかり電話は、国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)に申し込むと、国際電話の発着信を無償で休止できます。スマホは非通知や電話帳にない番号の着信拒否、+から始まる番号に出ないなどの設定が有効です。
- 詐欺かもしれない電話が来たらどこに相談すればいいですか?
-
警察相談専用電話の#9110(岡山県警の警察総合相談電話は086-233-0110)か最寄りの警察署に相談してください。お金を渡す直前や被害に遭ったときは110番です。契約や投資の勧誘のトラブルは消費者ホットライン188でも相談できます。
まとめ
- 2026年1〜8月の岡山の特殊詐欺は334件・約26.5億円(暫定値、SNS型を含む新しい集計)
- 従来型だけでも198件。8か月で、2009年以降の年間件数を上回らなかったのは2015年と2025年だけ
- 最多はニセ警察詐欺。全国では減ったのに岡山は18.1%増。7月はオレオレ詐欺も急増
- SNS型投資詐欺は約2倍の102件。1件あたり約1,458万円
- 人口あたりは全国中位。県内では笠岡市が2年続けて最多。2025年は10〜12月に年間の4割が集中
- 警察はSNSで事情聴取をしない・逮捕状を見せない。国際電話は0120-210-364で休止、迷ったら#9110
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- 岡山県警 犯罪発生状況(令和8年8月末の刑法犯・特殊詐欺認知件数ほか)
- 岡山県警 令和8年8月末の刑法犯認知件数及び特殊詐欺認知件数(暫定値)PDF
- 岡山県警 令和7年中(刑法犯認知件数確定値)PDF
- 岡山県警 岡山県の特殊詐欺発生状況
- 岡山県警 岡山県内の過去の特殊詐欺発生状況(平成21年〜令和元年)PDF
- 岡山県警 特殊詐欺対策通信(令和8年10月号)PDF
- 岡山県 くらし安全安心課 特殊詐欺被害発生状況【令和8年7月末】PDF
- 岡山県警 特殊詐欺の手口
- 岡山県警 今流行の手口を紹介!
- 岡山県警 こんな手口にも注意!(国際電話)
- 国際電話不取扱受付センター案内チラシ(岡山県警)
- 岡山県警 相談にのります!PDF
- 警察庁 SOS47 令和7年中の情勢(都道府県別)
- 警察庁 令和8年8月末における特殊詐欺の認知・検挙状況等(暫定値)
- 警察庁 令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等(確定値)
- 警察庁 みんなでとめよう!!国際電話詐欺 #みんとめ
- 消費者庁 消費者ホットライン188
- 総務省 令和7年国勢調査 人口等基本集計(人口あたりの計算に使用)
※報道:NHK(2026年10月13日)、山陽新聞(7月22日)、OHK岡山放送(1月23日)。人口あたりの件数・順位、月別の差し引き、年別の比較は上記資料をもとに当ブログで計算しました。2026年の数値は暫定値です。


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