岡山市の新アリーナはいつ完成?北長瀬・1万人・事業費280億円を整理

岡山市の新アリーナ 2032年12月運営開始へ 最大1万人・8,000席以上(写真は隣の岡山ドーム)

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岡山市が北長瀬に計画している新しいアリーナについて、市は2026年9月28日、建設と運営を任せる事業者を募るための「実施方針(案)」と「要求水準書(案)」を公表しました(岡山市)。いつ完成するのか、どこに何人入るのか、トライフープ岡山などのホームになるのか、事業費はいくらで、試合の日に周りの道は渋滞しないのか——。

この記事では、公表された案と、市が2024年から開いている「アリーナ整備検討会議」の資料をすべて読み、計画の変遷・財源・既存会場や他県のアリーナとの比較・7つの交差点の交通解析を表にまとめました。内容は2026年10月18日時点のものです。

ちばける

「案」への質問・意見は10月27日(火)まで受け付けています。出し方は記事の後半にまとめました。

この記事でわかること
  • 完成・運営開始は2032年12月の予定。今から約74か月後で、設計と建設に57か月かける
  • 場所はJR北長瀬駅から徒歩12分、岡山ドームの東隣。予定地は約22,800㎡
  • メインアリーナは最大1万人程度、試合やライブでは8,000席以上。シゲトーアリーナ岡山(約5,000席)の約2倍
  • 基本計画(2024年4月)から客席は2倍、概算事業費は145.79億円→275〜280億円(1.92倍)に
  • 財源のイメージは国費90億円・市債90億円・一般財源と寄附など100億円。寄附の内諾は29億2,815万円
  • 交通解析では7交差点すべてで「処理可能」。ただしF交差点は入庫時0.895で、限界の目安0.9まで0.005しかない
目次

岡山市の新アリーナはいつ完成?2032年12月の運営開始をめざす

実施方針(案)に書かれたスケジュールです。事業者の募集・選定に約1年半、契約から完成までに約4年9か月(57か月)を見込んでいます(実施方針(案)・9月28日の市長記者会見資料)。

時期(予定)内容
2026年9月28日実施方針(案)・要求水準書(案)を公表
2026年10月27日まで案への質問・意見を受け付け
2026年12月議会市が払う金額の上限(債務負担行為)を設定
2026年12月〜2027年1月実施方針の公表、特定事業の選定・公表
2027年2月入札公告(事業者の募集開始)
2027年9月事業提案書の締め切り
2027年10月落札者の決定・公表
2028年3月事業者と契約(3月議会で議決)
2028年3月〜2032年11月設計・建設(設計24か月・建設33か月=57か月)
2032年12月施設の引き渡し・運営開始
2063年3月運営期間の終わり(運営権は30年)
  • 運営開始日は「事業者の提案に基づき、市と事業者との協議により決定する」とされていて、2032年12月は目安です
  • 建設費の上限は2026年12月の市議会で初めて金額として示される見込みです。この記事の時点で、案には事業費の金額は書かれていません
  • 契約・建設・運営をまとめて1つのグループに任せる方式のため、着工時期も事業者の提案しだいです

どこにできる?北長瀬駅から徒歩12分・岡山ドームの東隣

予定地は岡山市北区野田四丁目付近。JR山陽本線で岡山駅の次の駅・北長瀬駅から徒歩12分程度(約1.0km)で、北長瀬未来ふれあい総合公園の岡山ドームの東側、県道岡山倉敷線の北側(約130m)にあたります。予定地は公園に編入される予定です(実施方針(案))。

項目内容
所在地岡山市北区野田四丁目付近(市有地)
面積アリーナ予定地① 約19,800㎡ / ② 約3,000㎡(道路拡幅の区域を除く)
最寄り駅JR北長瀬駅から徒歩12分程度(約1.0km)
用途地域準工業地域(建ぺい率70%・容積率200%)
となりの施設岡山ドーム・北長瀬未来ふれあい総合公園(約14.4ha)
その他2027年1月に公園の都市計画を変更し、予定地を公園に編入する予定

予定地は岡山市の土地(市有地)です。2021年12月に岡山県経済団体連絡協議会と岡山商工会議所が「公設民営、独立採算」のアリーナを求める提言書を市に出したのが検討の始まりです。

何人入る?最大1万人・試合やライブで8,000席以上

要求水準書(案)が求める規模は、メインアリーナの最大収容人数1万人程度、スポーツやライブの興行時には固定席・可動席あわせて8,000席以上です。別に、練習や市民利用にも使うサブアリーナ(固定席400席以上・天井の有効高12.5m以上)を設けます(要求水準書(案))。

岡山市内でいま大きな試合やイベントに使われている会場とくらべました(既存会場の席数は岡山観光WEBの施設情報)。

会場最大収容固定席場所
新アリーナ(計画)約10,000人未定(興行時8,000席以上)北区野田四丁目付近(北長瀬駅から徒歩12分)
シゲトーアリーナ岡山(県総合グラウンド体育館・旧ジップアリーナ岡山)約5,000席約2,500席北区いずみ町(岡山駅から徒歩約20分)
岡山市総合文化体育館8,000人3,000席南区浦安南町(岡山駅からバス約30分)
岡山ドーム6,000人以上1,000席北区北長瀬表町(北長瀬駅から徒歩約10分)
  • シゲトーアリーナ岡山は、岡山県総合グラウンド体育館の愛称です(2025年9月までの愛称はジップアリーナ岡山)。1階の可動席約2,500と2階の固定席約2,500で約5,000席
  • 市は「公共交通の利便性がよく大規模大会の開催に適した会場」はシゲトーアリーナ岡山しかなく、利用が集中して会場が慢性的に足りないと説明しています
  • 新アリーナの8,000席以上は、シゲトーアリーナ岡山の約1.6倍、最大1万人なら約2倍です
  • 要求水準書(案)は、11トン車がアリーナの床まで直接入れる構造や、ライブの楽屋、センタービジョン・リボンビジョンなども求めています

計画はどう変わった?2年で客席2倍・事業費1.92倍に

アリーナ整備検討会議の資料を並べると、2024年4月の基本計画から規模が大きく見直されたことがわかります(第1回資料(基本計画概要)・第4回・第6回(整備計画概要2025年11月時点))。

時点客席・収容延べ面積概算事業費経済波及効果
2024年4月 基本計画5,000席以上約13,300㎡145.79億円20年で約911億円
2024年12月 第4回会議最大約1万人(コンサート7,500席)約25,952㎡(※)275〜280億円—
2025年11月 整備計画概要最大1万人(コンサート7,000〜8,000席)約26,000㎡275〜280億円20年で2,800億円超
2026年9月 要求水準書(案)最大1万人程度(興行時8,000席以上)定めなし(事業者が提案)上限は12月議会で設定—
  • ※第4回の延べ面積は、資料の「本体工事218億円」を「整備単価84万円/㎡」で割って出した数字です(約25,952㎡)。2025年11月の約26,000㎡とほぼ一致します
  • 客席は5,000席以上から1万人規模に。市は「5,000席規模ではコンサートの採算性が厳しく、誘致は難しい」として、岡山ではコンサート時7,000〜8,000席が望ましいと判断しました
  • 延べ面積は1.95倍、概算事業費は1.92倍、20年間の経済波及効果の試算は約3.1倍になっています
  • 2025年11月の275〜280億円は、2024年7月時点の建設単価で計算したもの。市は「建設費高騰の動向を見極めつつ、適宜見直す」としています

何に使う?トライフープ・シーガルズ・リベッツのホームとコンサート

市は整備のねらいを、①トップチームが岡山でプレーを続けられる、②これまでできなかった大規模なライブ・コンサートやMICEを開ける、③アマチュアの大規模大会も誘致できる、の3つと説明しています(市長記者会見資料)。

プロスポーツ:3つのリーグの基準を満たす

  • 岡山シーガルズ(バレーボールSVリーグ):SVライセンスのホームアリーナ検査要項(2024-30シーズン用)
  • トライフープ岡山(Bリーグ):最上位「B.PREMIER」用のホームアリーナ検査要項(2026-27シーズン)
  • 岡山リベッツ(卓球Tリーグ):Tリーグの規約・規定
  • この3つの必須基準を満たすことが、事業者に求める条件です。サッカーのファジアーノ岡山も検討会議のメンバーですが、試合会場はアリーナではありません
  • シーガルズ・トライフープ・リベッツの3チームと、その株を持つ企業は、最優秀提案者が決まるまでは応募グループに入れないルールです(公平性のため)

市の試算:年40公演・36試合・46.6万人

2025年11月の整備計画概要では、年間の使われ方をこう想定しています(第6回会議資料)。

使い方年間稼働率貸館収入(年)想定
プロスポーツ15%0.41億円Bリーグ18試合+SVリーグ18試合=36試合
コンサート22%2.80億円20週末・40公演
展示会・イベント21%0.94億円平日は毎月4日、空いている土日はすべて
合計58%4.14億円貸館収入のみ
  • 貸館収入の68%をコンサートが占める計画です。プロスポーツは36試合で15%
  • 年間来場者はコンサート28.0万人・プロスポーツ7.2万人・展示11.4万人の計46.6万人(コンサートは1回7,000人×40公演)
  • 一方、維持管理・運営・光熱水費などの年間支出は4.316億円。貸館収入だけでは年17,500千円(1,750万円)足りません。市は飲食・物販、広告・スポンサー、ネーミングライツ、駐車場などの収入が加わることで採算がとれると見ています
  • 参考として市が挙げる沖縄サントリーアリーナの年間稼働率(2023年)は61%です

災害時は一時避難場所・物資の拠点に

北長瀬未来ふれあい総合公園は広域避難場所です。新アリーナは災害時の一時避難場所や帰宅困難者の受け入れ、物資を出し入れする広域拠点として地域防災計画に位置づける予定で、非常用電源は72時間対応が標準とされています。2025年11月時点の計画では、一時避難の収容人数は2,500人程度です。

事業費はいくら?概算275〜280億円と財源の内訳

いま公表されている事業費は、2025年11月時点の概算275〜280億円です。アリーナ本体の整備費260億円に、周辺の道路・インフラの改修15〜20億円を足した金額です(整備計画概要)。

内訳概算(税込)
本体工事218億円
調査・設計等10億円
外構工事・太陽光発電等10億円
備品調達22億円
アリーナ整備費(小計)260億円
道路・インフラ改修など15〜20億円
合計275〜280億円

お金の出どころについて、市は2025年4月の会議でこんなイメージを示しています(第5回会議資料)。

財源金額割合
国の補助金(国費)90億円32%
岡山市の借金(市債=公共事業等債)90億円32%
岡山市の一般財源・寄附金など100億円36%
合計280億円100%
  • 一般財源・寄附などの100億円について、市は「市外にも経済効果が及ぶので岡山市だけの負担では理解が得られにくい」として、市の負担は半分の50億円程度と考えるとしています
  • 寄附の内諾は2026年7月末時点で29億2,815万円(130件)。実際に入金済みは3億1,041万円(企業71件・個人など58件)です(第9回会議資料)
  • 1月9日時点の内諾は28億5,810万円だったので、半年あまりで増えたのは7,005万円。残り50億円を寄附などでまかなうとすると、内諾額はその約59%にあたります(当ブログの計算)
  • 国の補助金は「1/3程度を想定」とされ、確定した金額ではありません

BT+コンセッション方式で市の負担を減らすしくみ

岡山市で初めて使うPFI(BT+コンセッション方式)で進めます。事業者が設計・建設して完成後に市へ所有権を移し(BT)、市は運営権を事業者に与えます(コンセッション)。

  • 市が払う額=設計・建設費-運営権対価。事業者は30年間の利用料金やネーミングライツなどの利益を見込んで「運営権対価」を提案し、その分だけ市の負担が減ります
  • 維持管理・運営は事業者の独立採算。市から運営費は出しません
  • 利益が計画を一定以上上回ったときは、一部を市に戻す「プロフィットシェア」を導入する予定です
  • 愛知県のIGアリーナ(愛知国際アリーナ)も同じ方式で整備されました

他県の1万人級アリーナとくらべると

近年できた1万人前後のアリーナと、規模・費用・開業年を並べました。1人(1席)あたりの費用は当ブログの計算です。

アリーナ整備した自治体規模費用1人あたり開業
岡山市アリーナ(計画)岡山市最大約1万人概算275〜280億円(道路等含む)約280万円2032年12月(予定)
あなぶきアリーナ香川香川県最大1万人(固定5,024席)約225億円(建設+備品・KSB報道)約225万円2025年2月
SAGAアリーナ佐賀県約8,400席建設費257億円約306万円2023年5月
沖縄アリーナ沖縄市約10,000人整備費約162億円約162万円2021年(工期2018年8月〜2021年2月)
  • 岡山の280億円は道路などの改修を含む金額です。アリーナ本体の260億円で計算すると1人あたり約260万円
  • SAGAアリーナは席数(約8,400席)で割っています。最大収容人数で割ると1人あたりはもっと下がります
  • 沖縄アリーナ(2021年完成)と比べると岡山は約1.7倍。工事の時期が違い、建設費の上昇が大きく影響しています
  • 香川の費用はKSB瀬戸内海放送の報道(2024年1月、建設工事費と備品整備費の合計)、佐賀は県の知事記者会見録に記載の建設費、沖縄はスポーツ庁の事例集の整備費です

出典:香川県(あなぶきアリーナ香川の概要)・KSB 2024年1月31日・佐賀県(SAGAアリーナの概要)・佐賀県 知事記者会見録・国土交通省資料・スポーツ庁(沖縄アリーナ)

渋滞は大丈夫?7つの交差点の解析結果を読む

岡山市は2026年9月8日、アリーナでイベントがある日の周辺交通について交差点解析の結果を公表しました(岡山市 交通解析)。8月19日の第9回検討会議に出された資料と同じものです。

解析の条件(いちばん厳しい日を想定)
  • 北長瀬未来ふれあい総合公園に車で来る人が1年で最も多かった日(2024年10月13日の第3回全肉祭in岡山、約1,600台)に、アリーナでトップチームの試合(約1,000台)が重なる
  • コンサートより試合の日のほうが県内客が多く、車の来場が多いと想定
  • アリーナ用の駐車場は公園の第2駐車場101台+第3駐車場(立体)816台=917台。12時台に満車になる設定
  • 車が入る13時台と、全車が1時間で出る16時台を解析

県道岡山倉敷線の7つの交差点の交差点需要率(信号が1周する間に、流れ込む車をさばくのに必要な青信号の割合。0.9前後を超えるとさばききれない)です。資料のグラフから数値を書き出しました。

交差点(西から)入庫時(13時台)出庫時(16時台)0.9までの余裕
A 西長瀬交差点0.598→0.6280.552→0.7960.104
B 交差点0.284→0.4040.261→0.4250.475
C 大野辻交差点0.307→0.3730.284→0.5140.386
D 交差点0.370→0.5360.345→0.5810.319
E 交差点0.247→0.3290.234→0.3920.508
F 交差点0.308→0.8950.271→0.5910.005
G 野田西交差点0.559→0.7460.524→0.6660.154
  • 市の結論は「7箇所すべてで交通処理は可能」。すべて限界の目安0.9を下回りました
  • ただしF交差点(アリーナ予定地の南東)の入庫時は0.895で、余裕は0.005。現況の0.308から約2.9倍に跳ね上がります。予定地のすぐ南東にある交差点です
  • A(西長瀬)・F・G(野田西)の3交差点は整備後に0.7を超えます。A西長瀬は出庫時に0.552→0.796
  • 解析の前提は「年間を通じてもほとんど見られない混雑」とされています。一方で、駐車場が12時台に満車になる設定なので、それ以降に来る車は入れません

車を減らす対策は「これから検討」

市は解析結果を受けて、駐車場の満空情報の提供による車の来場抑制、鉄道駅からのシャトルバスで公共交通への転換などを「検討してまいります」としています。2025年11月の計画では、次のような施策が挙がっています(整備計画概要)。

  • 駐車場の満空(予測)情報の提供、混雑に応じて料金を変えるダイナミックプライシング
  • 岡山駅・大元駅などからのシャトルバス(北長瀬駅に人が集中してさばききれない場合の緩和も)
  • 公共交通の割引、タクシー乗降場の明示と乗車禁止エリアの設定、民間駐車場の活用、イベント開始時間の調整
  • 要求水準書(案)では、観客は公共交通機関の利用を主とするとし、シェアサイクル「ももちゃり」でのアクセスも考えた計画を求めています

周辺の道路はどう変わる?市道の付け替えと拡幅

予定地のまわりでは、市道を廃止して公園に組み込み、南側の道路を広げる計画です。実施方針(案)に書かれた予定を時系列にしました。

時期(予定)内容
2027年1月予定地西側の市道北長瀬表町・野田線(都市計画道路)を廃止、予定地を公園の都市計画に編入
2027年3月予定地内の児童遊園地を廃止。南側の市道野田6号線・75号線、東側の野田4号線の拡幅設計が完了
2027年度中拡幅する道路の用地を分筆(工事は事業者が行う)
2029年9月北側の市道野田3号線を付け替えて供用開始、野田3号線・5号線の一部を廃止
2031年3月市道北長瀬表町2号線の交差点改良が完了
時期未定予定地南側の横断歩道橋の階段部分を改良
  • 交通解析の資料では、アリーナ整備時に右折車線を整備する平面アプローチ案が示されています
  • 緊急時に大型車が通り抜けられる幅7m程度の通路を、予定地の中に確保することも求めています
  • 周辺道路の改修費として、2025年11月補正予算で2,450万円が計上されています(第7回会議資料)

賛否の声と、意見を出す方法

2025年11月の市議会では、アリーナ関連の補正予算(2億680万円、債務負担行為を含む)が可決された一方、建設計画の是非を問う住民投票の実施を求める陳情や、事業費を精査する「100条委員会」の設置を求める陳情は不採択になりました(岡山市議会 令和7年11月定例会の概要)。

市はアリーナを「じぶんごと」として考えるワークショップ(全5回)も開いていて、8月の第3回では中等教育学校の生徒による賛成・反対のディベートも行われました。

実施方針(案)への質問・意見の出し方
  • 締め切り:2026年10月27日(火)午後5時15分
  • 様式:市のページの「質問・意見書」(エクセル・PDF)に記入
  • 提出先:電子メール okayamaarena@city.okayama.jp / ファクス 086-803-1768 / 郵送・持参は岡山市スポーツ振興課(10月13日以降は新庁舎14階)
  • 個別の回答はなく、結果の概要が後日公表されます(岡山市の公表ページ)

岡山市の新アリーナの報道(X)

8月19日の第9回アリーナ整備検討会議で市が示した混雑予測(来場者が多い日でも目立った渋滞は起きない見通し)は、山陽新聞が報じています。10月15日には、岡山県知事が新アリーナとフットボールスタジアムについて岡山市長と会談し、県の意向を伝える予定だとKSBが伝えました。

岡山市の新アリーナでよくある質問

岡山市の新アリーナはいつ完成しますか?

実施方針(案)では、2028年3月に事業者と契約し、設計・建設を経て2032年12月に施設の引き渡しと運営開始をめざしています。運営開始日は事業者の提案をもとに市と協議して決まります。

新アリーナはどこにできますか?

岡山市北区野田四丁目付近で、JR北長瀬駅から徒歩12分程度(約1.0km)、北長瀬未来ふれあい総合公園の岡山ドームの東隣です。

何人入りますか?

メインアリーナの最大収容人数は1万人程度で、スポーツやライブの興行時は固定席・可動席あわせて8,000席以上です。ほかに固定席400席以上のサブアリーナを設けます。

トライフープ岡山や岡山シーガルズのホームになりますか?

市は岡山シーガルズ(SVリーグ)、トライフープ岡山(Bリーグ)、岡山リベッツ(Tリーグ)がプレーを続けられるよう、3リーグのホームアリーナ基準を満たすことを条件にしています。各チームの使用日数などは未発表です。

コンサートはできますか?

できます。要求水準書(案)は11トン車の直接乗り入れや楽屋機能を求めており、市の試算では年40公演・20週末のコンサート開催を想定しています。

事業費はいくらですか?

2025年11月時点の概算で275〜280億円(アリーナ整備費260億円+道路・インフラ改修15〜20億円)です。市が払う金額の上限は2026年12月の市議会で設定される予定です。

試合の日に渋滞しませんか?

市の交差点解析では、公園利用が最も多い日に試合が重なる厳しい条件でも、周辺7交差点すべてで交通処理は可能という結果でした。ただしF交差点は入庫時の需要率が0.895で、限界の目安0.9に近い数字です。

まとめ

  • 岡山市の新アリーナは北長瀬駅から徒歩12分・岡山ドームの東隣。運営開始は2032年12月の予定
  • 最大1万人程度・興行時8,000席以上。シゲトーアリーナ岡山の約2倍
  • 概算事業費は275〜280億円で、基本計画から1.92倍。市が払う上限額は12月議会で決まる
  • 交通解析は7交差点すべて「処理可能」。ただしF交差点は0.895と限界ぎりぎり
  • 実施方針(案)への意見は10月27日まで

あわせて読みたい

※交差点需要率は市の資料のグラフから読み取った数値です。1人あたりの費用・寄附の割合・延べ面積の換算は当ブログの計算です。

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