2026年9月27日 全面更新岡山県内の日帰り温泉31施設の大人料金を、各施設の公式サイトや市町村のページで確かめて一覧にしました。料金の真ん中は800円で、無料の湯原温泉 砂湯から、貸切で2,200円の般若寺温泉まで幅があります。
調べてわかったのは、2025〜2026年に値上げが相次いでいることです。改定前後の料金を確認できた5施設では、平均で約26%(176円)上がっていました。一方で、真庭市や津山市の施設には、地元の人が半額ほどで入れる「市民料金」もあります。観光サイトには古い料金が残っていることが多いので、出かける前の確認にも使ってください。
岡山の日帰り温泉 大人料金一覧2026(安い順)
岡山観光WEBの「日帰り温泉」に載っている県内61施設のうち、日帰り入浴の料金を確認できた31施設です(足湯・宿泊客向けの旅館などは除く)。料金は大人(中学生以上)の平日1回分で、2026年9月27日に確認しました。
| 施設 | 大人料金(平日) | 定休日 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 湯原温泉 砂湯 真庭市湯原 |
無料 | 水曜午前(清掃) | 真庭観光WEB |
| 真賀温泉館 真庭市 |
250円(幕湯400円・貸切湯1,300円) | 火曜 | 真庭観光WEB |
| 能登香の湯 美作市 |
300円 | 年末年始 | 美作市 |
| 永安温泉 永安の湯※ 岡山市東区 |
440円(温浴のみ。プール込み1,650円) | 火曜 | 岡山観光WEB |
| 遙照山温泉 浅口市 |
500円 | 月・火曜 | 浅口市観光協会 |
| 下湯原温泉 ひまわり館※ 真庭市 |
500円(真庭市民250円) | 火曜 | 岡山観光WEB |
| めぐみ荘(百々温泉) 津山市加茂町 |
520円(津山市民310円) | 月曜・第2第4火曜 | 公式 |
| あば温泉 津山市阿波 |
520円(高齢者310円) | 水曜 | 美作の国観光ナビ |
| 休暇村蒜山高原 高原の湯 真庭市蒜山 |
600円 | 火曜 | 公式 |
| かみさいばら温泉 クアガーデンこのか 鏡野町上齋原 |
600円 | 火・水曜 | 鏡野町観光 |
| 湯の里 瀬戸川温泉 鏡野町 |
700円(サウナ付き) | なし | 公式 |
| たけべ八幡温泉 岡山市北区建部町 |
760円 | 不定休 | 公式 |
| 湯本温泉館 真庭市湯原 |
800円(真庭市民400円) | 水曜 | 真庭市 |
| 足温泉館 真庭市 |
800円 | 木曜 | 真庭観光WEB |
| 湯~とぴあ黄金泉 西粟倉村 |
800円 | 火曜 | 美作の国観光ナビ |
| 大芦高原温泉 雲海※ 美作市 |
800円 | 水曜 | 岡山観光WEB |
| のとろ温泉 天空の湯 鏡野町 |
800円 | 月曜 | 公式 |
| グリーンミュージアム神郷温泉 新見市 |
800円 | 水・木曜 | 公式 |
| 桃太郎温泉 一湯館※ 岡山市北区 |
800円 | 第2水曜 | 岡山観光WEB |
| 国民宿舎サンロード吉備路 総社市 |
800円 | なし(水曜は15時から) | 公式 |
| 和気鵜飼谷温泉 和気町 |
800円 | なし(点検日あり) | 公式 |
| ホテル作州武蔵※ 美作市 |
880円 | 月・木曜 | 岡山観光WEB |
| 奥津温泉 花美人の里 鏡野町奥津 |
940円 | 木曜 | 公式 |
| 岡山みやび温泉 大家族の湯 岡山市北区 |
920円(土日祝970円) | なし | 公式 |
| 湯郷鷺温泉館 美作市湯郷 |
960円 | 第2水曜 | 公式 |
| 名泉鍵湯 奥津荘 鏡野町奥津 |
1,000円(10:45〜14:30) | 不定休 | 公式 |
| 米屋倶楽部 奥津※ 鏡野町奥津 |
1,000円 | ― | 岡山観光WEB |
| 蒜山やつか温泉 快湯館 真庭市蒜山 |
1,000円(真庭市民500円) | 水曜 | 公式 |
| 岡山桃太郎温泉 岡山市北区牟佐 |
1,100円 | 不定休 | 公式 |
| 瀬戸内温泉 たまの湯 玉野市 |
1,700円(土日祝2,000円) | 第3火曜 | 公式 |
| 般若寺温泉 鏡野町奥津川 |
2,200円(貸切料1,100円+入浴料1,100円・1時間) | 不定休 | 鏡野町観光 |
※は公式サイトで料金を確認できず、岡山観光WEBの掲載をそのまま載せた施設(6施設)です。大家族の湯は10月7日に公式サイトで確認した料金に更新しました(岡山観光WEBでは820円)。岡山観光WEBには改定前の料金が残っている施設があったので(快湯館740円・湯本温泉館600円・足温泉館600円・高原の湯500円など)、※の施設は出かける前に公式情報を確認してください。新見千屋温泉 いぶきの里は料金表が画像のみで確認できなかったため、一覧から外しています(公式の料金ページ)。
一覧からわかること
31施設のうち、700円未満は10施設、1,000円以上は6施設で、800円前後に集まっています。安さで選ぶなら真庭市の公営の湯(真賀温泉館250円)や美作市の能登香の湯(300円)、設備で選ぶなら岩盤浴やサウナのある瀬戸内温泉 たまの湯(平日1,700円)という、はっきりした二極化も見えます。
2025〜2026年の値上げ|5施設で平均+26%
公式サイトの料金改定のお知らせや、Web魚拓に残る過去のページで、改定前と今の料金を両方確かめられた施設をまとめました。
| 施設 | 改定前→今 | 上がり幅 | 時期・メモ |
|---|---|---|---|
| 湯本温泉館(真庭市) | 600円 → 800円 | +33%(+200円) | 2026年4月1日 真庭市民は300円→400円(真庭市「料金改定のお知らせ」) |
| 蒜山やつか温泉 快湯館(真庭市) | 740円 → 1,000円 | +35%(+260円) | 2025年12月以降 真庭市民は370円→500円。2025年12月のWeb魚拓では740円(快湯館「料金のご案内」) |
| 国民宿舎サンロード吉備路(総社市) | 620円 → 800円 | +29%(+180円) | 改修後の再開時(2026年) 2025年12月〜の改修休館の前は620円(サンロード吉備路「温泉」) |
| 奥津温泉 花美人の里(鏡野町) | 800円 → 940円 | +18%(+140円) | 2024年8月→2025年2月→2026年 800円→880円→940円と2段階(花美人の里「料金・時間」) |
| 和気鵜飼谷温泉(和気町) | 700円 → 800円 | +14%(+100円) | 2025年4月1日 理由は燃料費の高騰(和気鵜飼谷温泉) |
このほか、湯郷鷺温泉館も2026年8月1日に料金を改定し、大人960円(75歳以上860円)になりました。お知らせでは、光熱水費や設備の維持費、人件費が上がり続けていることを理由に挙げています(湯郷鷺温泉館)。真賀温泉館も2023年5月3日に料金を改定しています。
観光サイトの料金は古いことがある
今回の調査では、岡山観光WEBの掲載料金が改定前のままになっている施設が少なくとも5施設ありました。快湯館は掲載740円に対して今は1,000円、湯本温泉館と足温泉館は600円に対して800円です。回数券や割引の条件も変わっていることがあるので、料金は各施設の公式サイトで確かめるのが確実です。
地元の人は半額ほど|「市民料金」がある温泉
自治体が持つ温泉施設の中には、住んでいる人の料金を安くしているところがあります。
| 施設 | 市民料金 | 市外の人 | 市外料金に対する割合 |
|---|---|---|---|
| 蒜山やつか温泉 快湯館 | 真庭市民:500円 | 1,000円 | 50% |
| 湯本温泉館 | 真庭市民:400円 | 800円 | 50% |
| 下湯原温泉 ひまわり館※ | 真庭市民:250円 | 500円 | 50% |
| めぐみ荘(百々温泉) | 津山市民:310円 | 520円 | 60% |
※ひまわり館は岡山観光WEBの掲載。湯本温泉館は湯原温泉の宿泊者も400円です。受付で住所がわかるものを見せるよう求められることがあります。
エリア別|美作三湯(湯原・湯郷・奥津)と県南の日帰り湯
岡山の温泉は、県北の美作三湯(みまさかさんとう)と呼ばれる湯原温泉・湯郷温泉・奥津温泉が代表格です。県南には、岡山市や玉野市など街の近くで入れる大型の日帰り施設が集まっています。
湯原温泉(真庭市)|無料の「砂湯」と公営の湯

湯原温泉 砂湯
川底から湧き出す湯でできた天然の大露天風呂で、全国露天風呂番付で「西の横綱」とされています。温度の違う「美人の湯・子宝の湯・長寿の湯」があり、地元の協力で24時間無料で開放されています。

真賀温泉館・足温泉館|湯原周辺の共同湯
湯原温泉の近くには、昔ながらの共同湯が残っています。真賀温泉館は足元から湧く湯に浸かれる小さな湯で、津山藩・勝山藩の殿様も訪れたという混浴の「幕湯」があります。足温泉館は、戦で傷ついた武士に樽詰めした湯を送った伝えから「樽(足)温泉」と呼ばれ、泉質はpH9.2のアルカリ性単純温泉です。
湯郷温泉(美作市)|「鷺の湯」の元湯

湯郷鷺温泉館
湯郷温泉は、円仁法師が鷺が足の傷を癒すのを見て見つけたと伝わり、「鷺の湯」とも呼ばれます。湯郷鷺温泉館はその元湯で、明治時代から湯治の湯として親しまれてきました。中国自動車道の美作ICから近く、兵庫・大阪方面からも来やすい温泉地です。
奥津温泉(鏡野町)|花美人の里と「鍵湯」

奥津温泉 花美人の里・名泉鍵湯 奥津荘・般若寺温泉
吉井川沿いの静かな温泉地で、秋は奥津渓の紅葉が見どころです。日帰り施設の花美人の里のほか、かつて吉井川の川底だった花崗岩をそのまま浴槽にした「鍵湯」で知られる奥津荘が、昼の時間帯に立ち寄り入浴を受け付けています。般若寺温泉は1時間単位の貸切で入る山あいの湯です。
県南|街の近くで入れる大型の日帰り温泉

瀬戸内温泉 たまの湯・大家族の湯・サンロード吉備路ほか
県南には、仕事帰りや買い物のついでに寄れる施設がそろいます。玉野市の瀬戸内温泉 たまの湯はJR宇野駅の近くにあり、岩盤浴などの設備が充実。岡山市北区の岡山みやび温泉 大家族の湯は朝7時から夜23時まで開いています。総社市の国民宿舎サンロード吉備路は、2025年12月からの改修を終えて日帰り入浴を再開しました。サウナ目当てなら、岡山市・倉敷市のスーパー銭湯や個室サウナの料金を岡山のサウナ2026にまとめています。
目的別|朝早く・夜遅く・安く入れる温泉
| 目的 | 施設 |
|---|---|
| とにかく安く | 湯原温泉 砂湯(無料)、真賀温泉館(250円)、能登香の湯(300円)、永安の湯(温浴のみ440円) |
| 夜遅くまで | 湯の里 瀬戸川温泉(24時まで・施設により異なる)、大家族の湯(23時まで)、たまの湯・和気鵜飼谷温泉・快湯館・岡山桃太郎温泉(22時まで) |
| 朝早くから | 大家族の湯(7時から)、真賀温泉館・湯郷鷺温泉館(8時から)、和気鵜飼谷温泉・遙照山温泉(9時から) |
| 家族風呂・貸切 | 真賀温泉館(貸切湯1,300円)、足温泉館(3,300円)、湯本温泉館(4,000円)、湯郷鷺温泉館(4,800円)、般若寺温泉(完全貸切) |
| 景色・雰囲気 | 湯原温泉 砂湯(ダムの下の河原)、のとろ温泉 天空の湯(「岡山でいちばん空に近い温泉」)、奥津温泉(奥津渓の紅葉) |
定休日は火曜・水曜が多い
31施設の毎週の定休日を曜日ごとに数えると、火曜日が7施設、水曜日が6施設で多く、金・土・日曜日を定休日にしている施設はありませんでした。平日に行くなら、火曜と水曜は事前に営業日を確認しておきましょう。
第2水曜・第3火曜など月1回の休みや不定休は数えていません。
温泉の帰りに泊まるなら
美作三湯は、どこも旅館が集まる温泉地です。日帰りで湯を確かめてから、次は泊まりでゆっくり、という楽しみ方もできます。
湯原は砂湯のすぐそば、湯郷は美作ICから近く、奥津は奥津渓の紅葉の季節がおすすめです。
よくある質問
Q. 岡山の日帰り温泉の料金はいくらくらいですか?
A. この記事で料金を確認できた県内31施設の大人料金(平日)は、真ん中が800円でした。700円未満は10施設、1,000円以上は6施設です。いちばん安いのは無料の湯原温泉 砂湯で、有料では真賀温泉館の普通湯250円、能登香の湯300円が安く、高いのは瀬戸内温泉 たまの湯(平日1,700円・土日祝2,000円)や貸切の般若寺温泉です。
Q. 岡山の日帰り温泉は値上げしていますか?
A. しています。改定前後の料金を確認できた5施設では、平均で約26%(176円)上がりました。湯本温泉館は2026年4月に600円から800円へ、奥津温泉 花美人の里は2024年から2年で800円から940円へ、和気鵜飼谷温泉は2025年4月に700円から800円へ上がっています。湯郷鷺温泉館も2026年8月1日に料金を改定し、大人960円になりました。
Q. 湯原温泉の砂湯は本当に無料ですか?
A. 無料です。地元の協力で24時間開放されていて、毎週水曜日の午前だけ清掃のため入浴できません。男女混浴のため、女性は湯浴み着の利用がすすめられていて、日帰りの人は湯原観光情報センターや湯本温泉館で2,000円(返却時に1,000円返金)で借りられます。タオルを巻いての入浴や水着も可能です。
Q. 地元の人だけ安くなる温泉はありますか?
A. あります。蒜山やつか温泉 快湯館と湯本温泉館は真庭市民が市外の人の半額(快湯館500円・湯本温泉館400円)、めぐみ荘(百々温泉)は津山市民が310円です。受付で住所がわかるものの提示を求められることがあります。
Q. 夜遅くまで入れる日帰り温泉はどこですか?
A. 湯の里 瀬戸川温泉(鏡野町)は24時まで(施設により異なる)、岡山みやび温泉 大家族の湯(岡山市北区)は23時まで営業しています。22時まで開いているのは、瀬戸内温泉 たまの湯、和気鵜飼谷温泉、蒜山やつか温泉 快湯館(冬は21時)、岡山桃太郎温泉などです。大家族の湯は朝7時から開いています。
Q. 定休日が多いのは何曜日ですか?
A. この記事の31施設で毎週の定休日を数えると、火曜日が7施設、水曜日が6施設で多く、金・土・日曜日を定休日にしている施設はありませんでした。平日に行くなら、火曜と水曜は事前に営業日を確認しておくと安心です。
Q. 美作三湯とは何ですか?
A. 岡山県北部の湯原温泉(真庭市)・湯郷温泉(美作市)・奥津温泉(鏡野町)の3つの温泉地のことです。日帰りなら、湯原は無料の砂湯と湯本温泉館、湯郷は湯郷鷺温泉館、奥津は奥津温泉 花美人の里や奥津荘の立ち寄り湯が入りやすい施設です。
まとめ|料金の真ん中は800円、値上げ後の料金は公式で確認を
- 県内31施設の大人料金の真ん中は800円。無料の湯原温泉 砂湯から、貸切2,200円の般若寺温泉まで
- 2025〜2026年は値上げが相次ぎ、改定前後を確認できた5施設で平均+26%。湯郷鷺温泉館も2026年8月に960円へ
- 真庭市の快湯館・湯本温泉館は市民が半額。津山市のめぐみ荘にも市民料金がある
- 夜遅くなら瀬戸川温泉(24時まで)と大家族の湯(23時まで)、朝早くなら大家族の湯(7時から)
- 定休日は火曜・水曜が多く、金・土・日曜が定休日の施設はなし。観光サイトの料金は古いことがあるので公式で確認を
参考・出典:岡山観光WEB「日帰り温泉」(県内61施設の一覧)と各施設の掲載ページ/各施設の公式サイト、真庭市・美作市・浅口市・鏡野町の観光ページ(一覧表の出典欄に記載)/真庭市「料金改定のお知らせ」(湯本温泉館)/過去の料金はWeb魚拓(Internet Archive)に残る各施設のページで確認しました。2026年9月27日に閲覧した情報です。料金・営業時間・定休日は変わることがあるので、出かける前に各施設の公式情報を確認してください。写真はWikimedia Commonsのフリーライセンス画像で、一部リサイズしています。アイキャッチの背景は湯原温泉の砂湯(Phronimoi、CC BY-SA 3.0)です。

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