将棋には、聞いただけで胸が高鳴るかっこいい名前の戦法・囲いがたくさんあります。「棒銀」「ゴキゲン中飛車」「鬼殺し」「藤井システム」――これらの名前は、戦法の特徴や歴史、生み出した棋士のエピソードまでも雄弁に物語ります。本記事では、思わず誰かに語りたくなる将棋のかっこいい戦法・囲いを、野球の打線になぞらえて9つ厳選。名前の由来から特徴、実戦での使い方、おすすめ書籍までを徹底解説します。読み終わるころには、お気に入りの一手と出会えているはずです。
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将棋の戦法・囲いに「かっこいい名前」が多い3つの理由
将棋の戦法名や囲いの名称は、ただの記号ではありません。盤上の戦いの哲学が凝縮された、ひとつの物語でもあります。なぜここまで魅力的な名前が次々と生まれてきたのか、まずはその背景を整理しておきましょう。
① 形状を視覚的に表すネーミング文化
「穴熊」「銀冠」「カニ囲い」「天野矢倉」など、玉や駒の配置を動物・道具に見立てる伝統が江戸時代から続いています。視覚的に覚えやすく、口頭で伝わりやすいというメリットがあるため、棋士同士の研究会でも自然と定着していきました。
② 棋士のエピソードが命名に直結する文化
「藤井システム」「ゴキゲン中飛車」「レグスペ」のように、戦法を編み出した棋士の名前や愛称、人柄がそのまま名前になるケースも豊富です。これは将棋界が、伝統工芸の流派のように「人」と「技」を一体で記憶する文化を持っているからこそ。
③ 縁台将棋・観戦文化が生んだ親しみやすさ
「鬼殺し」「ハメ手」「米長玉」など、縁台将棋(街角の対局)で盛り上げるための呼び名がそのまま定着した例もあります。観戦している人にも瞬時に伝わる、キャッチーでドラマ性のある言葉が選ばれてきたのです。
戦法名は「指し手の設計図」であると同時に、「棋士たちが歩んだ歴史の記憶装置」でもあります。名前の由来を知るほど、実戦で使うときの愛着は何倍にも膨らみます。
かっこいい戦法・囲いの選定基準(打線の組み方)
本記事では、数ある戦法・囲いの中から「名前のかっこよさ」「実戦での威力」「歴史的インパクト」の3軸で選び抜き、野球の打線に見立てて9名(9手)を起用しました。打順には、それぞれの役割に合った戦法を配置しています。
選定の3軸
| 評価軸 | 具体的なポイント |
|---|---|
| 名前のインパクト | 語感・意味・由来のドラマ性 |
| 戦法としての強さ | プロ採用率・歴史的勝率・現代への影響 |
| 話題性・象徴性 | 将棋大賞受賞、メディア露出、文化への影響 |
打線の構想
1番にはチャンスメイク役の棒銀、4番には豪打を放つ鬼殺し、捕手には鉄壁の穴熊、エースには革命児藤井システムを据えました。打順を眺めるだけでも、将棋の奥深さが伝わるラインアップです。
【1番・右翼手】棒銀(ぼうぎん)— 最古参の直球勝負戦法
引用元 https://www.youtube.com/watch?v=59rfFFtRbXI
棒銀の特徴と歴史
棒銀は、その名のとおり銀将を棒のようにまっすぐ前進させる戦法です。1から4筋に強力な攻撃力を集中させ、相手玉を一気に圧迫していくのが基本コンセプト。攻め筋が直線的でわかりやすく、将棋を始めた人が最初に覚える攻撃戦法の代表格として、長く愛されてきました。
その起源は古く、初代名人・大橋宗桂の時代(江戸初期)にすでに似た発想の指し方が用いられていたといわれます。400年以上にわたり指され続けているにもかかわらず、いまだに現役で通用するのが棒銀の凄み。プロ棋士のなかでは、故・加藤一二三九段(2026年1月逝去、名誉十段追贈)、木村一基九段、渡辺明九段、飯塚祐紀八段らがこの戦法を得意とすることで知られています。
Climbing Silverと呼ばれる理由
英語圏では棒銀のことを「Climbing Silver」と呼びます。直訳すると「登っていく銀」。盤上で銀がせっせと階段を登るように一マスずつ進む様子を、まさに言い得て妙の表現で写し取ったネーミングです。
棒銀のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 速攻性が高く一気に決着できる | 攻め筋が単純で対策されやすい |
| 手順が覚えやすく初心者向き | 銀が前線で取り残されることがある |
| 入門書で必ず取り上げられる定番 | 中級以上は応用形で工夫が必要 |
【2番・中堅手】ゴキゲン中飛車 — 棋士の人柄が詰まった愛称
戦法の特徴と狙い
ゴキゲン中飛車は、振り飛車のなかでもとくに積極性が際立つ戦法です。早い段階で5筋に飛車を振り、5五の位を取って中央の主導権を握りに行くのがその真骨頂。受け身になりがちな振り飛車のイメージを覆し、自分から攻めていく姿勢が初心者にも玄人にも痛快に映ります。
居飛車側の対策としては超速・丸山ワクチン・一直線穴熊などが知られ、これらとの研究合戦を経て戦型は洗練されてきました。アマチュアの大会から名人戦まで、幅広い舞台で採用される現代振り飛車の代表選手です。
「ゴキゲン」命名の秘話
名前の由来になったのは、若き日の近藤正和棋士(六段)が中飛車戦法で連勝を重ねていた時期。本のタイトル会議の席で、「いつもご機嫌そうな近藤さんにちなんで名付けよう」と『将棋世界』編集長・大崎善生氏が即興で提案したのが始まりとされます。一同が驚くなか、本人もその場で笑顔で承諾。棋士の人柄と戦法の躍動感を一語で表現した、名ネーミングといえるでしょう。
戦法名は時に、戦型の本質よりも「人物のキャラクター」を映し出します。ゴキゲン中飛車はその最たる例で、戦法解説書を読む前に、近藤六段の笑顔を思い浮かべてしまうほど。
【3番・二塁手】レグスペ — 学生将棋から生まれた異名戦法
角交換振り飛車穴熊の進化形
レグスペは正式名称を「角交換振り飛車穴熊スペシャル」といい、角交換型振り飛車に穴熊の堅さを組み合わせた戦法です。玉が低く堅く構え、相手の角の打ち込みを警戒しつつ、飛車先からの反撃で主導権を奪っていくのが基本コンセプト。持ち時間の短いアマチュア大会では、実利の堅さと勝率の高さで一時期大流行しました。
「白色レグホーン」由来のユーモア
名付け親は早稲田大学将棋部出身の大窪俊毅氏。1988年の関東大学将棋名人戦で優勝した際の愛称「白色レグホーン(鶏の品種名)」をもじって、自然発生的に「レグスペ」と呼ばれるようになりました。ニワトリと将棋という意外性のある組み合わせが、ファンの間で語り草になっています。
レグスペの主な戦術と組み方
飛車を8八に移動させたうえで、角交換のあと穴熊を完成させ、相手の動きを待って反撃に転じます。飛車先突破が主眼となるため、攻めるほどに穴熊の堅さが活きるという、攻防一体の構造を持っています。
【4番・遊撃手】鬼殺し — 鬼すら逃げ出す奇襲戦法
引用元 https://www.youtube.com/watch?v=mzLQvpqjcks
桂馬高跳びの破壊力
「鬼殺し」と聞くだけで何かを倒してしまいそうなネーミングですが、これは先手番の奇襲戦法の名称です。最大の特徴は、序盤からいきなり桂馬を3七から4五に高跳びさせること。常識破りの一手に相手は意表を突かれ、対応を誤れば数手で形勢を傾けられてしまいます。早石田の変化を取り込み、両取りや7三地点の突破を狙う、まさに豪打型の戦法です。
大正期に広まった経緯と命名秘話
戦法そのものは大正時代の終わり頃に普及し始めました。命名の由来は、詰将棋作家・野田圭甫氏が販売した「可章馬戦法(かしょうま せんぽう)」という本のキャッチコピー「この戦法を使えば鬼も逃げ出す、鬼も倒せる」に遡ります。誇張ぎみの宣伝文句が、いつの間にか戦法名そのものとして定着したのです。
縁台将棋でのブームと現代の評価
手順が覚えやすく派手で、観戦している人も盛り上がるため、街角の縁台将棋で爆発的に流行しました。現代では本格的な対局で使われることは稀ですが、初心者を一気に有利にするサプライズ戦法として、今も入門書で取り上げられ続けています。
【5番・三塁手】耀龍四間飛車(ようりゅうしけんびしゃ)— 升田幸三賞を獲った革新形
3八玉型という発想転換
耀龍四間飛車は、プロ棋士・大橋貴洸七段が考案した新時代の四間飛車戦法。ポイントは、玉の位置を従来の美濃囲いから一路ずらして3八玉型に置くこと。たった一マスのずれが、端攻めへの強さや地下鉄飛車への組み替え可能性、駒の連携など、あらゆる場面で予想を超える効果を発揮することがわかってきました。
大橋貴洸七段が考案した経緯
大橋八段が2020年に自著で公開し、翌2021年4月の第48回将棋大賞で升田幸三賞を受賞。早くも2018年のNHK杯テレビ将棋トーナメントでは、当時新人だった大橋がA級棋士・三浦弘行九段を倒し、戦法のポテンシャルを世に示していました。藤井猛九段が「藤井システムに匹敵する衝撃」と評したほどの新風として、振り飛車党の救世主となっています。
耀龍が示す現代将棋の進化
居飛車穴熊という長年の難敵に対し、端攻めで風穴を開けるアプローチは、まさにAI研究時代の感性を体現したもの。新進気鋭の戦法ながら、すでに多くのプロ棋士が採用する人気戦法へ成長しています。
【6番・一塁手】ボナンザ囲い — AI時代を象徴する堅陣
左銀配置と金駒の連結
ボナンザ囲いは、その名のとおり将棋ソフト「Bonanza」がよく採用したことから命名された囲いです。最大の特徴は左銀の独特な配置。これにより相手の角を中心とする攻めに対して鉄壁の守りを発揮し、金銀がしっかり連結することで、多方向からの攻撃にも崩れにくい形になります。玉の逃げ道が左右に確保されている点も大きな利点です。
角換わりで生きる理由と8筋の弱点
ボナンザ囲いは角がいると組みにくい構造を持つため、現代では角換わり戦での採用がメインとなっています。一方、8七の地点に玉のみが利く形になっているため、8筋方面に弱点を残します。これを意識して、相手の8筋の桂・香・歩の動きを早めにケアすることが、実戦で勝率を上げる鍵となります。
AIが教えてくれた囲いの新しい設計思想
ボナンザ囲いは「強い将棋ソフトが選んだ手筋を人間が学ぶ」という、現代の研究スタイルを象徴する存在でもあります。なお、Bonanza自身が機械学習を進めた結果、現在ではこの囲いをあまり選ばなくなり、プロの実戦例も減少傾向。それでも「片矢倉の変形」として独特な味わいを持ち、同じくAI由来のelmo囲いなどとともに、かっこいい名前の最先端カテゴリーとして語り継がれる囲いです。
【7番・左翼手】風車 — 受けて勝つ伊藤果九段の哲学
飛車が回るように動く柔軟戦法
風車戦法は、棋士・伊藤果八段(2011年引退)が居飛車穴熊へのカウンターとして提案した独創戦法。名前の由来は、飛車が盤上をクルクルと自在に動き回る様子が風車を連想させるから。飛車は5筋に置くことが多いものの、状況に応じて2筋や8筋にも展開し、玉や金、角も型にはまらず柔軟に動かす「形にこだわらない流派」として知られます。2025年度(第32回)の升田幸三賞を受賞し、考案から30年以上を経て改めて評価される、息の長い戦法でもあります。
「攻めない、戦わない」のコンセプト
風車の最大のテーマは、伊藤九段自身が語る「攻めない、戦わない」姿勢。相手の攻めを正面から受け止めず、いなして粘り、隙が生じたところで一気に反撃するスタイルは、武術でいう合気道に通じます。
登場当初は「消極的では?」と批判もありましたが、伊藤八段は実戦で結果を残すことで、その価値を証明していきました。森内俊之九段が「伊藤果以外がこの戦法を完璧に指すのは難しい」と語ったほど、棋士の個性と強く結びついた戦法でもあります。
新風車への進化
近年は、攻撃的な要素を取り入れた「新風車」と呼ばれるバージョンも提唱されています。受けの哲学を残しつつ、現代将棋のスピードに対応する進化形として、研究熱心なファンから支持を集めています。
【8番・捕手】穴熊 — 江戸時代から続く最強の囲い
引用元 https://www.youtube.com/watch?v=7UIrHSoBtZQ
穴熊囲いとは?歴史と別名
穴熊囲いは、端の香車を一つ前進させ、空いたマスに玉を移動させて金銀をぐるりと連結する囲いの代表格。熊が穴蔵に潜るような形に似ていることから、この名前が付いたといわれています。江戸時代にはすでに存在し、当時は「岩屋」や「獅子のホラ入り」とも呼ばれていました。1970年代に大内延介九段が振り飛車穴熊で「怒濤流」「穴熊党総裁」と称される実績を積み上げ、その優秀性を世に示します。続いて田中寅彦九段が居飛車穴熊を体系化し、1976〜77年頃にプロ・アマを問わず大流行。現代では振り飛車穴熊・居飛車穴熊の双方で主流の囲いとなっています。
居飛車穴熊と振り飛車穴熊
| 種類 | 特徴 | 代表的な使い手 |
|---|---|---|
| 居飛車穴熊 | 堅さを活かして長期戦に持ち込む | 深浦康市九段、渡辺明九段 |
| 振り飛車穴熊 | 捌きと堅さを両立する万能型 | 広瀬章人九段、菅井竜也八段 |
穴熊の強みと弱み
強みは何といってもその堅さ。横からの攻めには絶対的な強さを誇り、終盤戦の打ち合いで一手の余裕が大きな差を生みます。一方、組み上がるまでに手数が必要なため、その間に急戦を仕掛けられると不利になりかねません。
穴熊を攻略する戦法
穴熊への代表的な攻略法には、四間飛車側からの「藤井システム」、三間飛車から放つ「中田功XP」、銀桂を活かして端を破る「トマホーク」などがあります。いずれも、組み上がる前の急襲で穴熊の良さを消すのが共通テーマです。
【9番・投手】藤井システム — 現代将棋を変えた衝撃の新手
引用元 https://www.youtube.com/watch?v=KaSh6x5bgB4
居飛車穴熊への決定打
藤井システムは、棋士・藤井猛九段が考案した四間飛車の革命的戦法。最大のテーマは「相手が居飛車穴熊を完成させる前に攻め込み、堅さの差を作らせない」こと。それまでの振り飛車は、堅い穴熊に組まれてしまうと持久戦で押し切られる宿命を背負っていましたが、藤井システムの登場でその常識が一変しました。
「現役棋士が選ぶ衝撃の新戦法」第1位
『将棋世界』2007年9月号の特集「現役棋士が選ぶ衝撃の新手新戦法ベスト10!」では、藤井システムが堂々の第1位に選出。支持率は全体の45%にのぼり、その革新性は現役棋士のなかでも別格と評価されました。
誕生秘話と「▲2五桂」の衝撃
藤井九段は三段時代、当時三段だった杉本昌隆現八段の将棋から着想を得て、この戦法の原型を生み出したと語っています。1992年9月の銀河戦・対神崎健二戦で試した▲2五桂の一手は、当時の常識を覆す象徴的な手筋として語り継がれています。同戦法から派生したコンセプトは、現代の四間飛車・三間飛車にも色濃く受け継がれています。
番外編|まだまだあるかっこいい名前の戦法・囲い
本記事の打線9名以外にも、将棋界にはかっこいい名前の戦法・囲いがまだまだ存在します。ここでは、ぜひセットで覚えておきたい名作たちを一気に紹介します。
古典の名脇役たち
- 矢倉囲い ── 居飛車の代表的囲い。「将棋の純文学」と称される伝統美。
- 美濃囲い ── 振り飛車の基本にして奥義。バリエーションは数十種類。
- 銀冠(ぎんかんむり) ── 銀が冠のように頭上を守る、上品な名前と造形。
- 左美濃 ── 居飛車側で美濃を組む変化形。バランス型の堅陣。
- 菊水砲(きくすいほう) ── 飛車先突破に特化した急戦。咲き誇る菊のような攻め。
- カニ囲い ── 序盤の素早い守備に向く形。横移動が得意なのでカニ。
現代将棋の革新派
- トマホーク ── 三間飛車から繰り出す端攻めの一閃。
- 地下鉄飛車 ── 飛車を1段目に潜らせて端から逆襲する妖術的戦法。
- 右玉(みぎぎょく) ── 玉を右側に動かす独特のバランス感覚。
- elmo囲い ── AIソフト名から命名された現代型の堅陣。
- 中原囲い ── 中原誠十六世名人の名を冠したバランス重視の囲い。
名前を知ると、棋譜並べが俄然楽しくなります。「あ、いま地下鉄飛車に組み替えた!」と気づける瞬間は、将棋ファンならではの醍醐味です。
かっこいい戦法を覚えるコツ・上達ロードマップ
戦法名を覚えるのは入り口にすぎません。実戦で活かしてこそ、戦法は真の意味で「自分のもの」になります。ここでは、級位者から有段者までを見据えた段階別の上達ステップを紹介します。
STEP1:基本三大戦法から1つを選ぶ
まずは棒銀・四間飛車・矢倉のなかから一つを選び、入門書を1冊読み切りましょう。あれもこれもと手を出すより、得意戦法を一つ決めて20局指すほうが、ずっと早く強くなれます。
STEP2:棋譜並べと「同型反復」
プロ棋戦の棋譜を並べ、同じ序盤を10回反復することで、自分の指し手の選択肢が一気に増えます。最近はYouTubeでもプロ棋士の棋譜解説が無料公開されているので、本記事で紹介した動画と合わせて活用するのがおすすめ。
STEP3:奇襲戦法とサプライズの引き出しを増やす
勝率を上げるには、本格戦法だけでなく鬼殺しのような奇襲戦法も1つは持っておくと心強いです。相手が予想しない一手は、棋力差をひっくり返す力を持っています。
STEP4:自分の「相棒戦法」を持つ
最終的には、性格や指し回しに合った「相棒戦法」を1つ決めましょう。受けが好きなら風車、攻めが好きなら藤井システムや棒銀、堅さが好きなら穴熊。自分の棋風と戦法名を重ねて語れるようになると、将棋がさらに楽しくなります。
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将棋のかっこいい戦法に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 初心者にもおすすめのかっこいい戦法はどれですか?
A. 一番のおすすめは棒銀です。攻め筋がわかりやすく、入門書も豊富で、序盤・中盤・終盤の流れを学ぶ教材としても最適。慣れてきたら、四間飛車+美濃囲いのセットに進むと、防御の感覚も身につきます。
Q2. プロが現代でも採用している戦法はどれですか?
A. 角換わり、相掛かり、矢倉といった居飛車戦と、振り飛車穴熊、ゴキゲン中飛車、耀龍四間飛車などが現役で採用されています。藤井システムは現代でも応用形が指され続けており、研究テーマとして根強い人気があります。
Q3. 戦法名の由来を一覧で知る方法はありますか?
A. 『将棋世界』のバックナンバーや、マイナビ将棋BOOKSシリーズ、各戦法の専門書には命名の経緯が解説されています。本記事の「番外編」も合わせて参考にしてください。
Q4. 振り飛車と居飛車、どちらがかっこいいですか?
A. 好みによります。居飛車は理論派・正面突破型で、矢倉や角換わりの美しさが魅力。振り飛車は機動派・カウンター型で、藤井システムや耀龍四間飛車のような尖った発想が次々生まれます。両方かじってみて、自分の指したいスタイルを見つけるのが一番です。
Q5. 藤井聡太名人が指す戦法はかっこいいですか?
A. 圧倒的にかっこいいです。藤井名人は角換わり、相掛かり、雁木、横歩取りなどを駆使し、AI研究を取り入れた精密な指し回しが特徴。新手の連発で「名前のないかっこいい戦法」を毎月のように生み出している印象です。
Q6. 子どもに教えるならどの戦法から始めるべきですか?
A. 棒銀か四間飛車+美濃囲いがおすすめ。手筋が単純で、攻めと守りの両方を体感できます。慣れてきたら、本記事で紹介した穴熊や鬼殺しなど、印象的な名前の戦法を順番に紹介していくと、興味を保ちやすくなります。
Q7. 将棋ウォーズや将棋クエストでおすすめの戦法は?
A. 短時間勝負が多いオンライン対局では、棒銀・鬼殺し・ゴキゲン中飛車・レグスペのように速攻型・奇襲型が結果を出しやすい傾向にあります。深い読み合いを楽しみたいなら、藤井システムや穴熊などの本格戦法に挑戦してみてください。
Q8. かっこいい囲いだけを集めたい場合のおすすめは?
A. 名前のかっこよさで選ぶなら銀冠・菊水砲・穴熊・ボナンザ囲い・elmo囲いのラインアップが鉄板。形と語感の両方で楽しめる、まさに「かっこいい囲いオールスターズ」です。
まとめ|かっこいい戦法を味方につけて将棋をもっと楽しもう
本記事では、将棋のかっこいい戦法・囲いを野球の打線になぞらえて9つ厳選し、それぞれの由来・特徴・実戦での活かし方を解説しました。最後に、要点を一覧で振り返っておきましょう。
- 戦法名は「指し手の設計図」と「棋士の物語」が一体化した文化遺産。
- 1番・棒銀から9番・藤井システムまで、それぞれ役割の違うかっこよさがある。
- 歴史を知ると棋譜並べも実戦も楽しさが倍増する。
- 初心者は棒銀・四間飛車から、慣れたら奇襲・現代戦法へ挑戦するのがおすすめ。
- 名前のかっこよさで選ぶ「マイ相棒戦法」が、上達の最強モチベーションになる。
まずは、本記事で紹介した動画やおすすめ書籍をきっかけに、あなたの「お気に入りの一手」を見つけてみてください。盤上の世界がぐっと広がり、対局が今までの何倍も楽しくなるはずです。
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※本記事は2026年5月時点の情報を基に作成しています。戦法・囲いの評価や採用率は時代や研究の進展により変化することがあるため、最新の動向は『将棋世界』『将棋連盟LIVE』などの公式情報も併せてご参照ください。
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