GTAシリーズの歴代ナンバリングを、1997年の初代『グランド・セフト・オート』から2026年11月発売予定の『GTA6』まで発売順に徹底解説します。各作品の革新点・累計売上・主人公・舞台に加え、初心者が最初に遊ぶべき順番、ハード別対応表、よくある質問までまとめた保存版です。「GTAシリーズの歴代を一気に把握したい」「次にどれをプレイするか決めたい」という方は、この記事だけで判断材料がそろいます。
GTAシリーズとは?歴代作品が築いた「オープンワールド」の系譜
『グランド・セフト・オート』(Grand Theft Auto、略称:GTA)は、ロックスター・ゲームスが開発・販売しているオープンワールド型クライムアクションゲームのシリーズ名です。プレイヤーは広大な架空都市を自由に移動し、車を奪い、ミッションをこなしながら、複雑に絡み合うストーリーを進めていく――この「自由度の高さ」と「重厚な物語」を両立させた構造こそが、GTAシリーズ歴代の作品が一貫して提示してきた価値です。
ロックスター・ゲームスとDMAデザインの歩み
シリーズの起源は1997年、英スコットランドのDMAデザイン社が開発した初代『グランド・セフト・オート』にさかのぼります。同社は2002年に親会社テイクツー・インタラクティブの傘下でロックスター・ノースとして再編され、ニューヨーク本部のロックスター・ゲームスとともに、シリーズ全体の世界観・キャラクター造形・サウンドデザインを統一的にプロデュースしてきました。歴代ナンバリングを通じて、見下ろし型2Dから三人称視点の3D、そしてフォトリアルな現代グラフィックへと表現を進化させてきた背景には、この一貫した制作体制があります。
シリーズ累計販売本数とゲーム史的位置づけ
GTAシリーズは、家庭用ゲーム史上もっとも商業的に成功した作品群のひとつです。とくに『GTA5』は世界累計売上で『マインクラフト』に次ぐ歴代2位とされ、シリーズ全体の累計販売本数は4億6,500万本を超える規模に達しています(2026年初頭時点)。これはオープンワールドというジャンル自体を切り開いた歴史的役割と、現代社会への鋭い風刺を娯楽の中に織り込み続けてきた表現姿勢が、世代を超えて評価されている証左と言えるでしょう。
GTAシリーズ歴代の魅力は「犯罪行為そのもの」ではなく、「自由を与えられたとき、人はどう振る舞うか」を映す鏡としての設計思想にあります。
GTAシリーズ歴代ナンバリング一覧表(発売年・舞台・主人公)
まずは歴代のメインナンバリングを、発売年・舞台・主人公・初出ハードとあわせて一覧表で整理します。リリースから時間が経った作品ほど移植先が多いため、ここでは初出プラットフォームを基準としています。
| 作品名 | 発売年 | 舞台 | 主人公 | 初出ハード |
|---|---|---|---|---|
| GTA1 | 1997年 | リバティーシティ/サンアンドレアス/バイスシティ(架空3都市) | 複数(プレイヤー選択) | PC(後にPS) |
| GTA2 | 1999年 | アンビバレンスシティ(近未来) | クロード・スピード | PC/PS/DC |
| GTA3 | 2001年 | リバティーシティ | クロード(無口の主人公) | PS2 |
| バイスシティ(外伝) | 2002年 | バイスシティ(80年代マイアミ) | トミー・ベルセッティ | PS2 |
| サンアンドレアス(外伝) | 2004年 | サンアンドレアス州(西海岸) | カール・ジョンソン(CJ) | PS2 |
| GTA4 | 2008年 | リバティーシティ(NYモデル) | ニコ・ベリック | PS3/Xbox360 |
| GTA5 | 2013年 | ロスサントス/サンアンドレアス州 | マイケル/トレバー/フランクリン | PS3/Xbox360 |
| GTA6 | 2026年11月19日 | バイスシティ/レオニダ州(フロリダがモデル) | ルシア・カミノス/ジェイソン・デュバル | PS5/Xbox Series X|S |
以下、各ナンバリングを発売順に詳しく見ていきます。歴代作品それぞれが、当時のハード性能と社会情勢に向き合いながら、何を「新しさ」として提示してきたのかに注目してください。
1997GTA1(初代グランド・セフト・オート)
1997年、ビデオゲーム業界は『グランド・セフト・オート』(英名:Grand Theft Auto)の登場によって大きく変貌しました。スコットランドのDMAデザイン社(後のロックスター・ノース)によって開発され、当初はPC向けにリリースされた後、プレイステーション版も登場しています。GTAシリーズ歴代の出発点として、後続のすべての作品に通底する「自由を擬似体験させる」というデザイン哲学が、ここですでに芽生えていました。
見下ろし型から始まったクライムアクション革命
『GTA1』は、見下ろし型のドライビングゲームとしてスタートしながら、プレイヤーがギャングのチンピラとしてボスから犯罪の指示を受けるという独特の設定を採用しています。この形式は、ただのドライビングゲームに留まらず、犯罪ミッションを遂行することで物語が進展するという点で革新的でした。リバティーシティ、サンアンドレアス、バイスシティという三つの異なる架空都市が舞台として用意され、後年のシリーズ作品で再利用される地名の原型がここに揃っています。当時としては非常に過激な内容であったため、その暴力的な要素が社会的な議論を呼び、ゲームの影響力について様々な意見が交わされました。一方で、ゲームが表現の自由の範疇でどこまで挑戦できるかという枠を広げたことも事実です。
拡張版『GTAロンドン1969』とフリー配信
1999年には拡張パック『グランド・セフト・オート・ロンドン1969』が発売され、プレイヤーは1969年のロンドンを舞台に犯罪に手を染めることができました。実在の都市を題材にし、左側通行や時代背景のスラングを盛り込んだ点で、地理的・歴史的な掘り下げを図ったシリーズ初の試みです。2014年には、『GTA1』の日本語版がCERO Z指定でダウンロード販売され、そのアクセシビリティが向上しました。原版はロックスター・ゲームス公式サイトでフリーソフトとして提供された時期もあり、デジタル時代における新しい配信方法をいち早く取り入れた点でも、シリーズ史を語るうえで欠かせない一作と言えます。
『GTA1』は単なるエンターテイメントの枠を超え、文化的なアイコンとしても位置づけられています。後年のオープンワールドというジャンル自体が、この作品から始まったと言っても過言ではありません。
1999GTA2 ─ 信頼度システムと近未来都市
1999年、『グランド・セフト・オート2』(英名:Grand Theft Auto 2)がPC向けにリリースされ、ビデオゲーム界に新たな風を吹き込みました。GTAシリーズ歴代のなかでもっとも近未来色が強い世界観を採用し、舞台は時代設定を曖昧にしたディストピア都市「アンビバレンスシティ」。前作の革新性をさらに進化させ、ゲーマーたちを犯罪の世界へとより深く誘った作品です。
7組織との関係性が生む戦略性
『GTA2』最大の特徴は、各犯罪組織間の「信頼度(Respect)」システムの導入にあります。プレイヤーは7つの犯罪組織のいずれかに信頼されると報酬が増えますが、同時に他の組織からの敵対行動を受けるというリスクも背負うことになります。一つのミッションを受けるたびに、別の組織との関係が悪化していく――この相互排他的な関係性は、プレイヤーに戦略的な選択を迫り、ゲームのリプレイ価値を高めました。組織名には「ザイバツ(財閥)」「ヤクザ」など、日本文化に着想を得たネーミングも採用され、国際的なフレーバーが加えられています。
グラフィック・サウンド・ネットワーク対戦
本作は、車の種類や武器、ミッションの豊富さにおいても前作を大きく上回ります。プレイヤーはさまざまな車を運転し、多彩な武器を駆使して任務を遂行します。画質は2Dとはいえ大幅に向上し、ラジオ局を通じて流れる音楽やトーク番組は、以降のシリーズすべてに引き継がれる「GTAらしさ」の核を確立しました。さらに『GTA2』はインターネットやLANを利用したネットワーク対戦もサポートしており、当時としては先進的なグローバル対戦が可能でしたが、技術的な限界から同期問題が発生しやすい状況もありました。リアルな暴力表現は社会的な議論を呼び、ビデオゲームの影響に関するさまざまな意見が交わされる契機となっています。なお、ロックスター・ゲームスは現在この『GTA2』を実質的なフリーソフトとして提供しており、新世代のゲーマーにもこのクラシックな体験を楽しむ機会が開かれています。
2001GTA3 ─ 3D化が変えたゲームの常識
2001年にリリースされた『グランド・セフト・オートIII』(通称:GTAIII)は、ビデオゲームの歴史において画期的な一作です。GTAシリーズ歴代のターニングポイントであり、現代まで続く「3Dオープンワールドの標準」がここで確立されました。DMAデザインによって開発され、PS2の性能を最大限に引き出した本作は、その後のオープンワールドゲームの設計思想そのものを書き換えています。
リバティーシティと主人公クロード
『GTAIII』はシリーズで初めて3Dビジュアルを採用し、リバティーシティという架空の都市を舞台に繰り広げられるストーリーでプレイヤーを魅了しました。没入型の世界観と、プレイヤーが自由に探索できる広大な環境は当時としては圧倒的で、街の各所で様々な車を運転し、さまざまな犯罪活動に手を染めることが可能になっています。主人公クロードが恋人に裏切られたことから始まる復讐劇は、本作の物語の中心です。台詞を一切持たない無口な主人公という設計はプレイヤーの感情移入を促す装置として機能し、後の多くのオープンワールドゲームに継承されました。
1,450万本の衝撃と業界へのインパクト
『GTAIII』のリリースは、その暴力的な内容と成人指定のレーティングにより、社会的な議論を引き起こしました。一部では青少年への悪影響が懸念されましたが、これによりビデオゲームの表現に関する規制やレーティングシステムについての議論が活発化しています。商業面でも本作は大成功を収め、PS2、PC、Xbox、さらにはモバイルプラットフォームにも移植され、世界中で1,450万本以上の売り上げを記録しました。3Dグラフィックとストリーミング方式のデータ処理技術を駆使した『GTAIII』は、リアルタイムで広大なゲーム環境をシームレスに描写することを可能にし、プレイヤーに前例のない自由度を提供しました。この技術的成功が、後の『バイスシティ』『サンアンドレアス』、そして『GTAIV』へと連なる流れを生んだのです。
2002-04バイスシティ/サンアンドレアス(外伝3部作)
『GTA3』のヒット後、ロックスターは同じゲームエンジンを基盤としつつ、舞台と時代を変えた2作の派生作品を投入しました。GTAシリーズ歴代の文脈では、『GTA3』『GTAバイスシティ』『GTAサンアンドレアス』の3作が「3Dユニバース三部作」として括られることが多く、ナンバリングではないものの本編に準ずる重要作として扱われます。
『GTAバイスシティ』(2002年)─ 80年代マイアミの熱狂
舞台は1986年のフロリダ州マイアミをモデルにした架空都市「バイスシティ」。主人公トミー・ベルセッティが裏社会の階段を駆け上がる物語で、映画『スカーフェイス』『マイアミ・バイス』へのオマージュにあふれています。ネオンサインとパステルカラー、シンセサウンドに彩られたラジオ局、ヘリやバイクの追加など、後のシリーズ作で「定番」となる要素の多くがここで初登場しました。
『GTAサンアンドレアス』(2004年)─ 西海岸とギャングの叙事詩
1992年のサンアンドレアス州を舞台に、3つの架空都市(ロスサントス・サンフィエロ・ラスベンチュラス)と田園地帯を含む、当時としては桁違いに広大なマップを実現。主人公カール・ジョンソン(CJ)の家族と仲間をめぐる群像劇は、ヒップホップ文化やストリートギャング抗争を真正面から描き、累計販売本数2,750万本を超える記録的ヒットとなりました。RPG的なステータス成長要素や、車のカスタマイズ、家の購入など、現代のオープンワールドに通じる要素がここで一気に整っています。後の『GTA5』のロスサントスは、このサンアンドレアスの系譜を受け継ぐかたちで再構築されたものです。
2008GTA4 ─ ニコ・ベリックとアメリカンドリームの陰影
2008年、『グランド・セフト・オートIV』(略称:GTA IV)がプレイステーション3とXbox 360で発売され、オープンワールドゲームの枠組みを再び塗り替えました。GTAシリーズ歴代でもっとも「人間ドラマ」に振り切った一作と評されることが多く、東欧からの移民であるニコ・ベリックの目を通して、アメリカンドリームの追求とその裏にある現実が描かれています。リバティーシティというニューヨークをモデルにした都市を舞台に、彼の復讐と生き残りをかけた物語が展開します。
物理エンジン刷新と携帯電話システム
『GTA IV』は、前作までのオープンワールドの自由度をさらに進化させ、よりリアルな都市環境を提供します。新しい物理エンジン「Euphoria(ユーフォリア)」の導入により、車の運転感覚やキャラクターの動きが格段にリアルになり、衝突時の挙動や被弾時のリアクションは、それまでのゲームでは見たことのない説得力を持つに至りました。また、ゲーム内の通信手段として携帯電話が導入され、リアルタイムでの情報交換やミッションの受注、デート、配車、データセーブなどが手元で完結する設計が確立されています。
全世界約2,800万本の経済的成功
本作はアメリカ社会の矛盾や移民問題、経済の格差など、多くの社会的なテーマを取り入れています。ニコが遭遇する人々はアメリカ社会の様々な側面を象徴し、プレイヤーに深い印象を残します。『GTA IV』は商業的にも大成功を収め、全世界で約2,500万〜2,800万本の売り上げを記録しています(情報源により幅あり)。発売初週で売上5億ドルを突破した記録は、当時のエンタメ全体(映画・音楽含む)でも最速級であり、ビデオゲーム産業がハリウッドを上回る規模に成長していく転換点としてしばしば言及されます。後継作『GTA V』の開発思想にも、この『GTA IV』が築いた「重厚な物語」と「都市のリアリティ」が大きく影響しています。
2013GTA5 ─ 3人主人公制が拓いた新次元
2013年にロックスター・ゲームスから発売された『グランド・セフト・オートV』(GTAV)は、GTAシリーズ歴代でもっとも商業的に成功した作品です。略称『グラセフV』とも呼ばれるこの作品は、アメリカのサンアンドレアス州ロスサントスを舞台に、壮大なクライムアクションと深い人間ドラマを描き出し、世界中のゲーマーを魅了し続けています。
マイケル・トレバー・フランクリンの群像劇
GTAVは、シリーズ初となる3人の主人公を操作するシステムを導入しました。元銀行強盗で隠居生活に倦むマイケル・デサンタ、暴力衝動を抱えるトレバー・フィリップス、ストリート出身でのし上がりを目指すフランクリン・クリントン。3人の男たちの生きざまを通じて、プレイヤーは各キャラクターの視点から物語を追体験することができます。ミッション中に視点を切り替えると、別の主人公が同じ事件を別アングルから経験している――この多視点方式は、戦略的深さを増すと同時に、物語の複雑さを一層際立たせています。
『マインクラフト』に次ぐ世界2位の売上
GTAVは、アメリカ社会の様々な側面をリアルかつ風刺的に描いています。経済危機後の社会不安、富の不平等、身元詐称、個人の自由と監視社会の間の緊張など、現代の重要なテーマがゲームの随所に散りばめられ、ただのエンターテイメントを超えた社会派の作品へと昇華されています。グラフィックは前作『GTAIV』から大幅に向上し、広大なオープンワールドは前例のないリアリズムを実現。PC版では、4K解像度対応やロックスター・エディタの導入など、ユーザーが自ら映像作品を制作できる機能も追加され、クリエイティブな表現の場を広げました。発売以来、GTAVは商業的に大成功を収め、2026年Q3決算時点で世界累計2億2,500万本を突破。『Minecraft(マインクラフト)』に次ぐ世界第二位の売上を維持しており、その影響力は計り知れません。オンライン版『GTAオンライン』は12年以上にわたって運営され、シリーズ全体の長寿化を牽引しています。
GTAシリーズ歴代を一作だけ遊ぶなら、現状もっとも入手性とプレイ環境がそろっているのが『GTA5』。発売から13年目に突入してなお四半期ごとに数百万本売れ続けている事実そのものが、その完成度を雄弁に物語っています。
2026/11GTA6 ─ レオニダ州とシリーズ初の女性主人公
『グランド・セフト・オートVI』(GTA VI)は、ロックスター・ゲームスが手掛ける待望の新作で、GTAシリーズ歴代の最新章として全世界のファンから熱狂的な注目を集めています。長年の憶測の末、2022年に公式に開発が発表され、その後2回の延期を経て2026年11月19日の発売が確定しました。対応ハードはPlayStation 5とXbox Series X|Sで、PC版は本記事執筆時点(2026年4月)では未発表です。
バイスシティ復活とレオニダ州マップ
舞台は、フロリダ州をモデルにした架空州「レオニダ州」。シリーズの代名詞でもある「バイスシティ」が現代のグラフィックで蘇るほか、湿地帯・郊外・離島などレオニダ全域がシームレスに繋がった、シリーズ史上最大級のオープンワールドが展開されます。シリーズ初の女性プレイアブルキャラクター「ルシア・カミノス」と、もう一人の主人公「ジェイソン・デュバル」の男女コンビによる「現代版ボニーとクライド」とも形容される構図は、過去のGTAシリーズ歴代では描かれてこなかった視点であり、シリーズに新たな深みを加えるでしょう。
2人の主人公:ルシアとジェイソン
ルシア・カミノスはリバティーシティ出身の女性で、ある事件をきっかけにレオニダ刑務所に収監され、ロックスターいわく「単なる幸運」によって出所を果たした人物として描かれています。一方のジェイソン・デュバルは元軍人という設定で、戦場で培った戦闘能力を犯罪世界で活かしていく役どころです。プレイヤーは2人の絆と裏切り、共闘と離反を行き来しながら、レオニダの広大な州を舞台に逃避行を繰り広げることになります。
2本のトレーラーが塗り替えた動画記録
2023年12月に公開された第1弾トレーラーは、発表からわずか24時間で1億回以上の視聴回数を記録し、その圧倒的な注目度を物語りました。さらに2025年5月6日に公開された第2弾トレーラーは、24時間で4億7,500万再生を達成し、映画『デッドプール&ウルヴァリン』を抜いて史上最大の動画公開記録を樹立。主人公2人の関係性とレオニダ州の風景がより詳細に披露され、シリーズのトレードマークである鋭い社会風刺と、フォトリアルに迫る洗練されたビジュアルでファンを引きつけ続けています。沿岸都市の質感、群衆AIの密度、自然光のレンダリングは現行ハードの限界を押し広げた水準であり、フィクションとリアリティの境界をさらに曖昧にする方向性が示されました。
2回の延期と持続可能な開発体制
『GTA VI』の発売日は当初2025年秋に予定されていましたが、開発期間の確保とクオリティ担保のため2026年5月26日へ、さらに2026年11月19日へと2度延期されています。これは過去の過密スケジュール(いわゆるクランチ)が引き起こした問題からの学びであり、より人道的な労働条件を確保する「持続可能な開発モデル」への移行を示すものです。新たな舞台設定、キャラクター、物語性の拡張により、プレイヤーはこれまで以上にリッチでダイナミックな体験を手にすることになるでしょう。
GTAシリーズの遊ぶ順番|初心者・ストーリー派・最新派別おすすめ
GTAシリーズ歴代は8作以上にわたるため、これから始める方が「どこから手を付けるか」で迷うのは自然なことです。目的別に3パターンの推奨順を提示します。
初心者におすすめ:『GTA5』→『GTA6』(2026年11月発売)
もっとも操作系がモダンで、PS4/PS5/PCで現役販売されている『GTA5』が最初の一本としてベストです。視覚的にも快適で、3人主人公の切り替えシステムにより1本で3つの物語を楽しめます。ここで気に入ったら、2026年11月19日発売の『GTA6』へとそのまま進めば、最新グラフィックの没入感を満喫できるでしょう。
ストーリー派におすすめ:『GTA4』→『GTA5』→『GTA6』
重厚な人間ドラマを軸に体験したい方は、『GTA4』のニコ・ベリックの物語からスタートするのが最良です。移民・復讐・贖罪というモチーフが、続く『GTA5』のマイケルにも姉妹的に引き継がれており、2作続けて遊ぶことでロックスターの作劇手法の進化が手に取るように分かります。
最新派・ファン向け:歴代を発売順で
シリーズの進化そのものを体感したい方は、思い切って『GTA1』から発売順に追いかけるのもおすすめです。『GTA1』『GTA2』はロックスター・ゲームス公式から無料で配布されていた時期もあり、入手のハードルが低い時期が長くありました。3Dユニバース三部作(GTA3/バイスシティ/サンアンドレアス)はリマスター版「The Trilogy – The Definitive Edition」がPS4/PS5/Switch/PCで遊べます。
ハード別プレイ可能タイトル早見表
「自分の手元のハードでGTAシリーズ歴代のどれが遊べるか」を整理します。リマスター版・移植版を含む現行プレイ可否のおおまかな目安です。
| 作品 | PS5/PS4 | Xbox Series/One | Switch | PC |
|---|---|---|---|---|
| GTA1/2 | × | × | × | ○(旧版) |
| GTA3/VC/SA(Trilogy) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| GTA4 | △(PS3版互換不可) | ○(後方互換) | × | ○ |
| GTA5 | ◎(次世代版あり) | ◎ | × | ◎ |
| GTA6 | ○(PS5) | ○(Series X|S) | 未発表 | 未発表 |
※対応状況は2026年4月時点の公開情報をもとにしています。配信終了・新規ローンチで変動する可能性があるため、購入前にロックスター公式サイトおよび各ストアで最新の対応状況をご確認ください。
GTAシリーズ歴代の革新ポイント比較
各ナンバリングが何を「新しい体験」として提示してきたかを一覧で整理すると、シリーズ全体の進化軸が見えてきます。GTAシリーズ歴代は単なるリメイクの繰り返しではなく、各時代のハード性能と社会的関心に応じた挑戦の連続でした。
| 作品 | 最大の革新 | 主要テーマ | 累計売上の目安 |
|---|---|---|---|
| GTA1 | 見下ろし型クライム+自由都市 | 表現の自由 | 数百万本 |
| GTA2 | 7組織の信頼度システム | 忠誠と裏切り | 数百万本 |
| GTA3 | 3Dオープンワールドの確立 | 復讐 | 1,450万本以上 |
| バイスシティ | 時代設定(80年代)の演出 | 栄光と転落 | 1,750万本 |
| サンアンドレアス | 広大マップ+RPG成長要素 | 家族とコミュニティ | 2,750万本以上 |
| GTA4 | 物理エンジンと携帯電話 | 移民とアメリカンドリーム | 約2,500〜2,800万本 |
| GTA5 | 3人主人公制とオンライン | 格差と監視社会 | 約2億2,500万本(世界2位) |
| GTA6 | 女性主人公/レオニダ州 | 現代の格差と逃避行 | 未発売(2026年11月発売) |
こうして並べると、GTAシリーズ歴代は「より広く、より深く、より自由に」という方向性を一貫して追求してきたことが分かります。同時に、各作が描いてきた社会的テーマは、その時代のアメリカ社会が抱えていた不安や矛盾を映す鏡として機能してきました。
GTAシリーズ歴代に関するよくある質問(FAQ)
「GTAシリーズ 歴代」と検索する方からよく寄せられる疑問を、Q&A形式でまとめました。これから始める方も、シリーズを見直したい方も、まずはここで疑問を解消してみてください。
Q1. GTAシリーズはどの順番で遊ぶのがおすすめですか?
A. もっとも入手性が高くモダンな『GTA5』から始めるのが王道です。物語の連続性を楽しみたい方は『GTA4』→『GTA5』、シリーズの進化を体感したい方は『GTA3』→『バイスシティ』→『サンアンドレアス』→『GTA4』→『GTA5』という発売順がおすすめです。各作品はストーリーが独立しているため、好きな順番で遊んでも問題ありません。
Q2. GTA6の発売日はいつですか?
A. ロックスター・ゲームスは公式サイトにおいて、2026年11月19日(木)の発売を発表しています。当初は2025年秋に予定されていましたが、2026年5月26日へ、さらに2026年11月19日へと2度延期されてきた経緯があります。対応ハードはPlayStation 5およびXbox Series X|Sで、PC版・Switch版の発表は本記事執筆時点(2026年4月)ではされていません。最新の状況は、必ずロックスター・ゲームス公式サイトでご確認ください。
Q3. GTA5とGTAオンラインの違いは何ですか?
A. 『GTA5』はマイケル・トレバー・フランクリンの3人を操作するシングルプレイ用のストーリーモード、『GTAオンライン』は同じ世界(ロスサントスとサンアンドレアス州)で他のプレイヤーと一緒に遊ぶマルチプレイモードです。両者は同一パッケージに含まれており、購入後はどちらも遊べます。オンライン側は12年以上にわたり大型アップデートが続けられ、現在もシリーズの収益基盤となっています(『GTAオンライン』累計収益は50億ドル超)。
Q4. 日本語版が発売されていないナンバリングはありますか?
A. 『GTA1』『GTA2』は当初日本語版が存在しませんでしたが、2014年以降に『GTA1』の日本語版がCERO Z指定でダウンロード販売されました。『GTA3』以降のナンバリングは原則としてローカライズ版が販売されています。ただし、日本ではCERO Z(18歳以上のみ対象)の指定を受けるため、購入には年齢確認が必要です。
Q5. GTAシリーズで一番売れたのはどの作品ですか?
A. 圧倒的に『GTA5』です。世界累計で2億2,500万本以上を出荷し(2026年Q3決算時点)、『マインクラフト』に次ぐビデオゲーム史上2位の販売本数を記録しています。これに次ぐのが『サンアンドレアス』(約2,750万本以上)と『GTA4』(約2,500〜2,800万本)で、『GTA5』のヒット規模が同シリーズ内でもいかに突出しているかが分かります。シリーズ全体の累計販売本数は4億6,500万本を超えています。
Q6. GTAは何歳から遊べますか?
A. 日本国内で販売されているGTAシリーズ歴代の主要作品は、原則としてCERO Z(18歳以上のみ対象)に区分されています。これは暴力表現・性的表現・反社会的行為の描写が含まれるためで、購入時には店頭で身分証の提示が求められます。お子さまへの購入をお考えの場合は、対象年齢と表現内容をご確認のうえ、保護者の判断でご対応ください。
Q7. GTA1とGTA2は今でも無料で遊べますか?
A. ロックスター・ゲームスは過去に『GTA1』『GTA2』を公式サイトでフリーソフトとして配布していた時期がありました。現在の配信状況は変動するため、最新情報はロックスター公式サイトおよび「Rockstar Games Launcher」での提供状況をご確認ください。中古のCD-ROM版や、Steam・GOGなど一部デジタル配信プラットフォームでの取り扱いも確認できます。
Q8. GTA6に女性主人公が登場するのは本当ですか?
A. はい、本当です。ロックスター・ゲームスが公開したトレーラーで、女性キャラクター「ルシア・カミノス」がプレイアブルな主人公の1人として登場することが正式に確認されています。もう一人の主人公は元軍人の男性「ジェイソン・デュバル」で、2人による「現代版ボニーとクライド」と形容されるロマンティックな犯罪ドラマがメインストーリーの軸となります。GTAシリーズのナンバリング作で女性が主要主人公を務めるのは『GTA6』が初めてです。
まとめ|GTAシリーズ歴代を通史で楽しむために
GTAシリーズ歴代は、1997年の見下ろし型『GTA1』から2026年11月発売の『GTA6』まで、約30年にわたって「自由なオープンワールドで人間を描く」という挑戦を続けてきました。本記事の要点を最後にまとめます。
- GTAシリーズ歴代の出発点は1997年の『GTA1』。見下ろし型2Dからスタートした
- 『GTA3』(2001年)の3D化が現代オープンワールドの礎を築いた
- 『GTA4』(2008年)は移民と復讐をテーマに人間ドラマを深化(累計約2,500〜2,800万本)
- 『GTA5』(2013年)は累計2億2,500万本超を記録した最大ヒット作(世界2位)
- 『GTA6』は2026年11月19日発売。ルシア・カミノスとジェイソン・デュバルの男女2人主人公制が話題
- 初心者は『GTA5』から、シリーズ進化を追いたい方は発売順がおすすめ
これからシリーズに触れる方は、まずは現行ハードで遊べる『GTA5』から手をつけ、気に入った段階で『GTAオンライン』や過去作のリマスター(The Trilogy)に進むのが、もっとも挫折の少ないルートです。シリーズの真髄は単なる犯罪シミュレーションではなく、自由を与えられた人間がどんな選択をするかを問う「思考実験」にあります。GTAシリーズ歴代を通史で楽しむなかで、ぜひその設計思想に触れてみてください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたゲーム作品の通史解説であり、各作品の販売状況・価格・対応ハードは2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の対応プラットフォームや発売日、ローカライズ状況については、必ずロックスター・ゲームス公式サイトおよび各販売ストアの情報をご確認ください。
※GTAシリーズはCERO Z(18歳以上のみ対象)指定を含む作品が多く、暴力・性的表現を含みます。ご購入・プレイは対象年齢を必ずご確認のうえ、各自の判断でお願いいたします。
※本記事中の社名・商品名・キャラクター名は各社の登録商標または商標です。
最終更新日:2026年4月29日
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