岡山城の見どころ・所要時間・料金|地元民が教える回り方ガイド2026

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2026年9月更新岡山城(烏城)は、岡山駅から路面電車で約5分、後楽園と川をはさんで向かい合う岡山観光の定番スポットです。2022年11月の「令和の大改修」で展示が一新され、2026年4月1日には入場料が大人500円・中学生以下無料に改定、そして2026年は天守再建60周年という節目の年でもあります。

この記事では、岡山在住の筆者が料金・開館時間・アクセス・所要時間・見どころ・回り方・2026年のイベントを公式情報をもとに1本にまとめました。初めて行く方は上から順に、リピーターの方は「見どころ」と「2026年のイベント」から読んでいただければ十分です。

500円天守閣入場料(大人)。中学生以下は無料
1966年天守再建。2026年は再建60周年
20.45m天守の高さ。石垣は最高14.9m
約1.5時間平均見学時間の目安(攻城団4,723人の報告平均1時間29分)

目次

岡山城の基本情報|料金・開館時間・休館日

開館時間 9:00〜17:30(最終入場17:00)。イベント時は延長あり
休館日 12月29日〜31日のみ。点検・荒天で臨時休館あり
入場料 大人(15歳以上)500円、中学生以下は無料。20名以上の団体は400円
共通入場券 岡山後楽園+岡山城天守閣 800円/+林原美術館 1,280円/+夢二郷土美術館 1,440円
免除 岡山市内在住の65歳以上、障がい者手帳をお持ちの方と介護者1名など(証明書の提示が必要)
支払い 現金のほかクレジットカード、交通系IC、PayPay・d払い・楽天ペイなどのQR決済に対応
予約 不要(自由観覧)。団体は事前連絡するとスムーズ
住所・電話 岡山市北区丸の内2-3-1/岡山城管理事務所 086-225-2096

出典:岡山城公式サイト「利用案内」(2026年9月時点)。料金は2026年4月1日改定後のものです。

ポイント:後楽園に行くなら共通券一択

後楽園の入園料(大人500円)と岡山城(500円)を別々に買うと1,000円ですが、共通券なら800円で200円お得です。どちらの窓口でも買えます。

公式サイト・公式Xはこちら

開館時間の延長や臨時休館、ライトアップの色替えは公式サイトの新着情報と公式Xで告知されます。出発前に一度確認しておくと安心です。

岡山城へのアクセス|岡山駅から路面電車で「城下」へ

路面電車 JR岡山駅前から東山行きで約5分、「城下(しろした)」下車、徒歩約10分。運賃は全線均一で大人160円・小児80円(2025年10月改定)
バス 宇野バス・岡電バス・両備バスの「県庁前」下車、徒歩約5分
徒歩 岡山駅東口から桃太郎大通りをまっすぐ東へ約25分。平坦なので歩けます
山陽道 岡山ICから東へ約20分。天守閣に専用駐車場はなく、隣接の烏城公園駐車場(普通車 最初の1時間300円、以後30分100円、8〜22時は上限 平日800円・土日祝1,000円)を利用
後楽園から 後楽園南門から旭川にかかる月見橋を渡って徒歩約5分。セットで回るならこのルート

路面電車の運賃は岡山電気軌道(公式)の2025年10月1日改定後の均一運賃です(以前あった岡山駅前〜県庁通りの120円区間は廃止されました)。烏城公園駐車場は岡山城に入場して天守受付で証明印をもらうと、最初の1時間の料金が半額(150円)になります。

所要時間と回り方|30分・60分・90分のモデルコース

天守閣は地下1階から6階までの7フロア構成で、エレベーターは4階まで、5〜6階は階段です。展示をじっくり読むか、最上階の眺めだけ見るかで所要時間は大きく変わります。攻城団に寄せられた4,723人の見学報告の平均は1時間29分でした。

30分コース(天守だけ)受付(地下1階)→エレベーターで4階→階段で6階の展望→降りながら気になる階だけ見る→地下1階のショップで御城印・100名城スタンプ。
60分コース(天守+本丸の石垣)上のコースに加えて、天守前広場から月見櫓(重要文化財)、不明門、鏡石、関ヶ原以前の高石垣を見どころマップの番号順に一周。
90分コース(後楽園とセットの半日プラン)後楽園を60〜90分で回ったあと月見橋を渡って岡山城へ。天守1階の烏城カフェで休憩をはさむと、合計2.5〜3時間が目安です。

順路のコツは「先に上まで上がって、降りながら見る」ことです。天守は再入場ができないので、地下1階のショップとカフェは最後に回すと動線に無駄が出ません。

岡山城の見どころ10選

1
黒い天守「烏城」と不等辺五角形の天守台外壁が黒塗りの下見板で覆われていることから「烏城(うじょう)」と呼ばれます。天守台と1階の平面が不等辺五角形なのは、土台となった岡山の丘の地盤に合わせたためです。2026年7月からは1階の映像コーナーで江戸時代の姿を再現したVR動画も上映しています。
2
金箔瓦と「金烏城」発掘調査で宇喜多秀家時代の金箔瓦が出土しており、築城時は主要な建物に金箔瓦が使われていたと考えられています。黒い壁に金の瓦という対比から「金烏城」の別名もあります。
3
月見櫓(国指定重要文化財)本丸に現存する唯一の建物で、1620年代に池田忠雄が築いた実物です。城外側から見ると2階建て、城内側からは3階建てに見え、最上階には月見の名にふさわしい高欄と廻縁が付いています。
4
関ヶ原以前で全国屈指の高さの石垣宇喜多秀家が1597年までに築いた自然石の石垣で、本来の高さは15.6m。関ヶ原合戦より前の石垣としては全国でも屈指の高さです。隣には小早川秀秋が継ぎ足した石垣があり、積み方の違いが見比べられます。
5
鏡石本丸入口の石垣に据えられた最大で高さ4.1m・幅3.4mの巨石。城主の権威を示すためのもので、付近の巨石には昭和9年の室戸台風による洪水の水位も刻まれています。
6
不明門(あかずのもん)藩主の御殿がある本段への入口で、普段は閉ざされていたことが名の由来。明治に取り壊され、天守と同じ1966年に外観が再現されました。天守を見上げる定番の撮影スポットです。
7
磯田道史さん監修の展示令和の大改修で、岡山市出身の歴史学者・磯田道史さんが展示を監修。宇喜多直家・秀家、小早川秀秋、池田光政・綱政と続く城主たちの物語を、映像や体験型展示で追えます。1階には甲冑や着物の記念撮影コーナーもあります。
8
最上階からの360度の眺め6階からは眼下に旭川、対岸に後楽園、その先に岡山市街地が見渡せます。古写真をもとに華頭窓や壁の唐紙を再現しているので、内装にも注目してください。
9
烏城カフェと金烏城商店1階のカフェは天守内で唯一飲食できる場所。地下1階のショップでは岡山城限定グッズと御城印を販売しており、日本100名城のスタンプも受付そばに置かれています。
10
ライトアップは毎日「日没〜24時」天守は毎晩ライトアップされ、啓発デーには色が変わります(2026年秋は9/17オレンジ、9/23青、10/9ピンクなど)。烏城公園は24時間開放なので、夜の散歩コースとしてもおすすめです。

ライトアップの色替えは公式Xで前日までに告知されます。9月9日の「救急の日」には青色に染まりました。

地下1階の受付付近では、岡山シティミュージアムの収蔵品「古備前木村コレクション」から水指と茶碗が出張展示中です(2026年8月時点)。入場前後に見逃さないようにしてください。

岡山城の歴史をざっくり年表で

  • 1570年宇喜多直家が石山の城を手に入れ、岡山の地に進出
  • 1597年子の宇喜多秀家が岡山の丘に天守を完成。岡山城はこの年を築城年としている
  • 1600年関ヶ原の戦いで秀家は西軍主力として敗れ、小早川秀秋が城主に。2年足らずで急死
  • 1603年池田家が城主となり、以後幕末まで岡山藩池田家が治める。1687年には後楽園(御後園)を着工
  • 1945年戦災で天守が焼失。昭和初期に残された詳細な図面が再建の手がかりに
  • 1966年天守を再建。2026年で再建60周年
  • 2022年「令和の大改修」完了。展示を一新し、1階を多目的フロア化、本丸のバリアフリー化とライトアップ拡充

城主は宇喜多氏2代、小早川氏1代、池田氏11代の計14代。城下町の骨格は秀家の時代につくられ、岡山の市名・県名の由来にもなりました。

2026年秋のイベント|再建60周年×儒烏風亭らでんコラボ

再建60周年の目玉企画として、ホロライブ所属のVTuber・儒烏風亭らでんさんとのコラボが2026年9月19日(土)〜11月29日(日)に開催されます。公式発表の内容は次のとおりです。

音声ガイド アプリ「ポケット学芸員」で聴く無料の音声ガイド(天守入場料は別途)。期間中は何度でも再生でき、帰宅後にも聴ける
等身大パネル 烏城・池田家の家紋・岡山市花の菊をイメージした衣装の描き下ろしイラスト
コラボチケット 当日販売の入場券が2種の絵柄に(500円・通常料金と同じ)。2枚同時購入なら絵柄がかぶらないよう渡してもらえる
ノベルティ アンケート回答で先着2,000名にA4クリアファイル(1人1枚)
夜間開館 11月20日〜29日は20:30まで開館(最終受付20:00)
秋の烏城灯源郷 11月21日〜29日 17:00〜20:30。石垣に儒烏風亭一門の紋を投影。17時以降の天守入場者に各日先着200名で大手まんぢゅうをプレゼント

出典:岡山城公式サイト「岡山城再建60周年×儒烏風亭らでん コラボ企画開催決定!!」(2026年9月10日)。天守は再入場不可なので、音声ガイドは入場前にアプリを入れておきましょう。

公式Xの発表ポストと、描き下ろしパネルのビジュアルはこちらです。

そのほか秋は、10月10日(土)13時〜に「秋のおかやま桃太郎まつり」に合わせた宇喜多隊武者行列(ハレノワ〜表町商店街〜岡山城)が予定されています。備前焼工房(公式)では毎年恒例の干支(2027年はひつじ)の置物作り体験(1,400円・完全予約制)も受付中です。

後楽園・周辺とセットで楽しむ

岡山城と後楽園は月見橋で結ばれているので、半日で両方回るのが王道です。庭園から見る黒い天守は後楽園の借景として設計されたもので、城から後楽園を見下ろす景色とセットで楽しんでください。周辺には林原美術館、夢二郷土美術館、表町商店街があり、共通券もそれぞれ用意されています。

宿泊するなら、岡山城まで徒歩圏のホテルや岡山駅直結のホテルを目的別にまとめた記事がありますので、あわせてご覧ください。

よくある質問

Q. 岡山城の見学にかかる時間はどれくらいですか?

A. 天守閣だけなら30〜60分、本丸の石垣や月見櫓まで歩くと1時間半が目安です。攻城団の見学報告4,723人の平均は1時間29分でした。後楽園とセットなら2.5〜3時間を見ておくと安心です。

Q. 入場料はいくらですか?子どもは無料ですか?

A. 2026年4月1日から大人(15歳以上)500円、中学生以下は無料です。後楽園との共通券は800円で、別々に買うより200円お得です。

Q. 駐車場はありますか?

A. 天守閣専用の駐車場はありませんが、隣接する烏城公園駐車場が使えます。普通車は最初の1時間300円、以後30分ごとに100円で、8〜22時は平日800円・土日祝1,000円が上限です。岡山城に入場すると最初の1時間が半額になります。

Q. 御城印や100名城スタンプはどこにありますか?

A. どちらも天守の地下1階です。御城印はお土産ショップ「金烏城商店」で販売、日本100名城スタンプは受付カウンターのそばに置かれています。

Q. 雨の日でも楽しめますか?

A. 天守内の展示が中心なので雨でも問題ありません。城下電停から天守までは屋根のない道を10分ほど歩くので、傘は必要です。

参考:岡山城公式サイト 利用案内同 岡山城の歴史同 本丸の見どころマップ同 再建60周年×儒烏風亭らでんコラボ企画攻城団 岡山城

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