うさぎ島(大久野島)へ岡山から日帰り|フェリー料金・行き方・回り方

単純!うさぎ年だから、うさぎ島に日帰りでいってきた

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2026年9月更新広島県竹原市のうさぎ島(大久野島)は、周囲4.3kmの島に約1,000羽の野生うさぎが暮らす、瀬戸内海でいちばん有名な離島観光地です。岡山からは新幹線と呉線で忠海港まで約1時間半、そこからフェリーで15分。朝に出れば夕方には帰ってこられる、岡山発の日帰り旅としてちょうどいい距離です。

この記事では、岡山から実際に日帰りで行った筆者が、岡山駅からの行き方と所要時間、フェリーの時刻と料金、島の回り方、エサやりのルール、毒ガス資料館・温泉・レンタサイクルの料金を、大三島フェリーと休暇村大久野島の公式情報でまとめました。2026年8月に毒ガス資料館が再開したことも反映しています。

うさぎ島(大久野島)で立ち上がってエサをねだる野生のうさぎ
エサの袋を開ける音で寄ってきて、立ち上がっておねだりします
約1,000羽島に生息するうさぎの数(忠海港・休暇村の案内)
360円忠海港〜大久野島のフェリー片道(大人)。往復720円
15分フェリーの乗船時間。1時間に1〜2便
約2時間岡山駅から忠海港まで(新幹線+呉線+徒歩)

岡山からうさぎ島への行き方|電車は三原乗り換え、車は本郷IC

うさぎ島の玄関口は、JR呉線の忠海(ただのうみ)駅から徒歩約3分の忠海港です。岡山からは電車でも車でも2時間前後で港に着きます。

電車で行く場合(新幹線こだま+呉線)

岡山駅から山陽新幹線こだまで三原駅まで約50分、三原駅からJR呉線の普通列車で忠海駅まで約25分です。呉線は本数が少ないので、三原駅での接続と帰りの列車時刻を先に調べてから出発してください。忠海駅から港までは徒歩3分で、駅前の道をまっすぐ海へ向かえば着きます。新幹線を使わずに山陽本線の普通列車で三原まで行くこともできますが、所要時間が1時間以上延びます。

車で行く場合(山陽道・本郷IC)

山陽自動車道の本郷ICを降りて県道33号・59号経由で忠海港まで約16km、約25分です(休暇村大久野島の案内)。岡山ICから本郷ICまでは高速で1時間15分前後が目安です。忠海港には無料の公共駐車場(約200台)があり、島には車を持ち込まずに駐車場に置いて渡ります。週末や連休は駐車場が混むため、港の公式サイトも公共交通の利用を勧めています。

手段ルート所要時間の目安
電車岡山駅→(新幹線こだま約50分)→三原駅→(呉線約25分)→忠海駅→徒歩3分→忠海港約1時間30分〜2時間(接続待ち含む)
車岡山IC→(山陽道)→本郷IC→県道33号・59号→忠海港約1時間40分
船忠海港→大久野島 第二桟橋約15分

出典:忠海港公式サイト、休暇村大久野島「アクセス」。所要時間は列車の接続や道路状況で変わります。

フェリーの時刻表と料金|大三島フェリーと休暇村客船

忠海港から大久野島へは、大三島フェリー(忠海〜大久野島〜盛)と休暇村の客船の2種類が運航しています。運賃はどちらも忠海〜大久野島が大人片道360円、小学生180円(大三島フェリー、令和3年6月改定)。往復で大人720円です。切符は港の券売機で買えます。

大三島フェリーの忠海発は、7:30、8:30、9:40、10:50、12:00、14:05、15:15、16:25、17:35、19:10の1日10便で、7:30発と17:35発以降は大久野島に寄港しません(盛港直行)。日帰りで使えるのは8:30〜16:25の便で、朝いちばんの8:30発に乗ると8:45には島に着きます。大久野島発の忠海行きは、9:20、10:30、11:40、13:48、14:56、16:06、17:16(2〜10月のみ)などです。休暇村客船はこれとは別のダイヤで運航しているので、両方を合わせると1時間に1〜2便になります。

忠海発→大久野島着大久野島発→忠海着
8:30→8:459:20→9:35
9:40→9:5510:30→10:45
10:50→11:0511:40→11:55
12:00→12:1513:48→14:00
14:05→14:1914:56→15:10
15:15→15:2916:06→16:20
16:25→16:3917:16→17:30(2〜10月のみ)

大三島フェリーの時刻表(2026年9月確認)から大久野島に寄港する便だけを抜き出したものです。多客時は遅れることがあります。休暇村客船の時刻は休暇村大久野島のサイトで確認してください。

島に着いたら、第二桟橋から休暇村本館まで約1kmを無料の送迎バスが船の時刻に合わせて走っています(予約不要、日帰りでも利用可)。途中のキャンプ場、ビジターセンター、毒ガス資料館でも降りられます。歩いても15分ほどです。

岡山からの日帰りなら「忠海港10:50発→島着11:05、島発16:06→忠海着16:20」が無理のない組み合わせです。島に5時間いられて、17時台の呉線で三原へ戻れます。

忠海港のフェリーチケット売場。うさぎの時計が目印
忠海港の売場。フェリー切符とうさぎのエサをここで買います

うさぎ島の料金まとめ|日帰りで大人2,000円前後

項目大人小人備考
フェリー往復720円360円大三島フェリー。小人は小学生まで
うさぎのエサ1袋数百円同左忠海港・休暇村で購入
毒ガス資料館150円19歳未満無料9:00〜16:00(入館15:40まで)
休暇村 日帰り温泉550円500円3歳以下無料。平日11:30〜16:30受付、土日祝11:30〜14:30受付
レンタサイクル(日帰り)普通600円/電動800円同左2時間制、預かり金1,000円
手荷物預かり(忠海港)1個500円同左船の運航時間内

出典:大三島フェリー「運賃表」、竹原市「大久野島毒ガス資料館」、休暇村大久野島「せと温泉」「レンタサイクル」、忠海港公式サイト(2026年9月確認)。

フェリーとエサと温泉で大人1,500円前後、資料館と昼食を足しても3,000円あれば1日楽しめます。

島の回り方|徒歩1周1時間、自転車なら30分

大久野島は周囲4.3kmで、外周のサイクリングコースは舗装されています。歩いて1周するとエサやりや写真を含めて2〜3時間、休暇村のレンタサイクルなら20〜30分で回れます。灯台や砲台跡のある高台は段差が多いので、スニーカーが必須です。

日帰りモデルコース(滞在5時間)11:05 第二桟橋着、桟橋周辺でエサやり → 11:30 送迎バスで休暇村へ、レンタサイクルを借りて外周1周(砲台跡・発電所跡・展望広場) → 12:30 休暇村レストラン「うさんちゅ」で昼食(11:30〜13:30、ラストオーダー13:00) → 13:30 毒ガス資料館 → 14:30 休暇村の温泉(土日祝は14:30受付終了なので先に入る) → 15:30 桟橋へ戻りながらエサやり → 16:06発のフェリーで帰路

休暇村のレストランでは「タコよくばり定食」1,750円、シーフードカレー1,150円、お子様ランチ850円などが食べられます。喫茶「うさんちゅカフェ」(10:00〜16:30)ではタコ天うどんや、ココアピーナッツを6個のせた「ウサギのはなくソフトクリーム」500円という名物もあります。

大久野島の外周コースから見る瀬戸内海の多島美
外周コースからの眺め。晴れた日は対岸の大三島まで見えます

エサやりのルール|だっこしない、道路であげない、残さない

島のうさぎは野生動物で、ケガをしても動物病院に連れて行ってもらえません。忠海港と休暇村が共通して案内しているルールは次のとおりです。

1
だっこしない、追いかけない抱えられることに慣れておらず、暴れて落ちると骨折します。しゃがんで目線を低くし、手のひらに少量を乗せて待つのが基本です。
2
道路や建物の玄関前であげない島内は送迎バスと自転車が走ります。夢中で食べているうさぎは周りが見えず、車輪にぶつかる事故が起きます。
3
人間の食べ物を与えないパン、お菓子、芋類はうさぎの体調を崩します。エサは港か休暇村で売っている専用のものだけにします。
4
余ったエサを置いていかない湿ったペレットや傷んだ野菜はうさぎが食べず、カラスを呼び寄せて子うさぎが狙われます。反応しないうさぎは満腹なので、人の少ないエリアのうさぎに回します。
5
口もとに手を出さない歯が鋭く目があまりよくないため、口もとでエサを与えるとかまれます。小さな子どもには特に注意が必要です。

うさぎがなぜこんなに増えたのかは諸説ありますが、休暇村は「1971年に地元の小学校で飼われていた8匹が放たれた」という説が有力としています。

大久野島の黒いうさぎと白いうさぎ
黒、白、ぶちと模様はさまざま。縄張りがあるので島のどこでも会えます

毒ガス資料館と戦争遺構|2026年8月8日に再開

大久野島は1929年から1945年まで旧陸軍の毒ガス製造拠点で、機密のため地図から消されていた島です。島内には発電所跡や毒ガス貯蔵庫跡が残り、無料で見学できます。大久野島毒ガス資料館(竹原市)は1988年開館で、入館料は19歳以上150円、19歳未満は無料。開館時間は9:00〜16:00(入館15:40まで)、年末年始休館です。

2026年6月22日から停電の影響で臨時休館していましたが、復旧が完了し8月8日から通常どおり開館しています(竹原市)。館内は撮影禁止で、当時の防護服や被害者の記録が展示されています。うさぎだけで帰ると見えない島の一面なので、時間があれば立ち寄ることをおすすめします。

大久野島に残る毒ガス工場時代の遺構
島内に点在する戦争遺構。外周コースの途中にあります

休暇村大久野島の使い方|昼食・温泉・レンタサイクル・お土産

島の中央にある休暇村大久野島は、宿泊客だけでなく日帰り客も食事・温泉・レンタサイクル・売店を使える観光拠点です。日帰りの手荷物は休暇村では預かっていないので、第二桟橋の待合所のコインロッカーか、忠海港の手荷物預かり(1個500円)を使います。

レンタサイクルは日帰り600円から

フロント前のレンタルコーナーで申込用紙を書いて借ります。日帰りは1回2時間制で普通自転車600円、電動アシスト800円、預かり金1,000円が必要です(宿泊客は400円・600円)。24・20・16インチの子ども用もあり、外周コースはほぼ平坦なので1周20〜30分で回れます。歩き疲れた帰りだけ自転車にする使い方もできます。

温泉は「せと温泉」、土日祝は受付が早く終わる

本館の大浴場「大沓の湯」「小沓の湯」は天然のラジウム温泉(単純弱放射能冷鉱泉)で、瀬戸内海を見下ろす展望浴場です。日帰り入浴は大人550円、小人・幼児500円、3歳以下無料。受付は平日11:30〜16:30(17:00終了)、土日祝は11:30〜14:30(15:00終了)なので、週末に行くなら島を回る前に入るか、13時台には休暇村へ戻る段取りが必要です。フェイスタオル110円(販売)、バスタオル110円(レンタル)があるので手ぶらでも入れます。

お土産は「うさんちゅ」グッズともみじ饅頭

売店「ショップUSANCHU」(8:00〜21:00)には、休暇村オリジナルの兎人(うさんちゅ)Tシャツ(1枚1,830円)や竹原の地酒、もみじ饅頭などが並びます。カフェの「兎人コーヒー」は豆(100g 680円)を買って帰れます。忠海港側の売場でもうさぎグッズを扱っているので、帰りの船を待つ間に買い足せます。

休暇村大久野島の日帰り温泉「せと温泉」
休暇村の温泉。歩いた後の足にラジウム温泉がよく効きます

持ち物チェックリストと季節|春と秋がベスト、雨の日はうさぎが減る

島は日陰が少なく、自販機や売店は休暇村周辺に限られます。筆者は初回に革靴で行き、砲台跡の階段で苦労しました。

区分持ち物用途
必須スニーカーなど歩きやすい靴灯台・砲台跡の段差対策
必須飲み物島に売店が少ない。夏は多めに
必須帽子・日焼け止め外周コースは日陰がない
あると便利ウェットティッシュエサやり後の手拭き
あると便利スマホの予備バッテリーうさぎ写真で電池が減る
あると便利タオル温泉と汗拭き。休暇村でも買える
季節防寒着・カイロ(冬)、虫よけ(夏)島は風が強く、草むらも多い

ベストシーズンは気候が穏やかな春(3〜5月)と秋(10〜11月)。夏は暑さでうさぎも日陰に隠れがちで、冬は風が強く体感温度が下がる代わりに冬毛のうさぎが見られます。雨の日はうさぎが巣穴から出てこないので、日帰りなら晴れか曇りの日を選んでください。朝いちばんの便で渡ると、うさぎがまだ空腹で反応がよく、桟橋周辺も空いています。午後は休暇村周辺のうさぎは満腹で寝ていることが多いので、エサが余ったら人の少ない外周のうさぎに回します。

帰りの便は「これから島に来る人」と「帰る人」が桟橋で重なる14時前後が混みます。ゆっくり帰るなら16時台の便、呉線の接続を優先するなら15時台の便が使いやすい時間です。

よくある質問

Q. 岡山からうさぎ島まで何時間かかりますか?

A. 岡山駅から新幹線こだまで三原駅まで約50分、呉線で忠海駅まで約25分、徒歩3分で忠海港、フェリー15分で島です。接続待ちを含めて約2時間が目安です。車は山陽道本郷ICから約25分で、岡山ICからは1時間40分前後です。

Q. フェリーの料金はいくらですか?

A. 忠海港〜大久野島は大人片道360円、小学生180円で、往復720円です。切符は港の券売機で買えます。

Q. 日帰りで何時間あれば楽しめますか?

A. 島を1周してエサやりをするだけなら2〜3時間、毒ガス資料館と昼食、温泉まで含めるなら5時間が目安です。忠海港10:50発で行き、島発16:06で帰る組み合わせが日帰りにちょうどいい長さです。

Q. うさぎのエサは持ち込めますか?

A. 人間の食べ物や野菜くずはうさぎの体調を崩すため与えないよう案内されています。忠海港の売場か休暇村で専用のエサを買ってください。日帰りなら1袋で十分です。

Q. 車で島に渡れますか?

A. 島内は原則として車両通行禁止です。忠海港の無料駐車場(約200台)に停めて渡ります。キャンプなどで車を持ち込む場合は、事前に休暇村大久野島(0846-26-0321)への連絡が必要です。

Q. 毒ガス資料館は今も見学できますか?

A. できます。2026年6月22日から停電で臨時休館していましたが、8月8日から通常どおり開館しています。入館料は19歳以上150円、19歳未満は無料です。

Q. 温泉に日帰りで入れますか?

A. 休暇村大久野島の「せと温泉」に日帰りで入れます。大人550円、小人500円で、受付は平日11:30〜16:30、土日祝は11:30〜14:30です。土日祝は受付終了が早いので、先に温泉に入ってから島を回る順番でも構いません。

出典・参考:大三島フェリー「時刻表」/同「運賃表」/忠海港公式「うさぎの島への玄関口」/休暇村大久野島「アクセス」/同「せと温泉」/竹原市「大久野島毒ガス資料館」

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単純!うさぎ年だから、うさぎ島に日帰りでいってきた

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